第99回全国高校ラグビー出場校ランキング

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 2019年12月27日から2020年1月7日にかけて行われる、第99回全国高校ラグビーフットボール大会に出場する有力校を分析。各項目の充実度を10点満点でランキング化しました。花園の頂点に近い高校は!?
(採点:スポーツナビ、寸評:斉藤健仁)

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寸評

写真は前回大会の決勝、奮闘する大阪桐蔭と桐蔭学園。両校は今回も優勝候補筆頭に挙げられる【写真は共同】

 優勝争いは、やはりシード校を中心に繰り広げられることは間違いない。すでに今年度の戦いぶりからAシード3校、東西5校ずつのBシード10校の13校が発表されている。

Aシード:桐蔭学園(神奈川)、京都成章(京都)、御所実(奈良)

Bシード(東):國學院栃木(栃木)、流通経大柏(千葉)、東京(東京第1)、航空石川(石川)、中部大春日丘(愛知)

Bシード(西):大阪桐蔭(大阪第1)、常翔学園(大阪第2)、東海大仰星(大阪第3)、東福岡(福岡)、佐賀工(佐賀)

 優勝候補筆頭は春の選抜大会で3連覇を達成し、夏のセブンズ(7人制ラグビー)の大会も制して史上3校目の「高校3冠」を狙う桐蔭学園(神奈川)だ。高校1年から活躍し早稲田大への進学も決まったSO伊藤大祐(3年)、2年生ながら驚異の突破力を見せるNo.8佐藤健次がチームの中心だ。初の単独優勝なるか、耳目が集まる。

 県予選で選抜ベスト4の天理を破った御所実と、超高校級FWを擁する京都成章も初優勝を狙うだけの力は十分。御所実は主将FB石岡玲英、PR島田彪雅(ともに3年)を中心に伝統のモールと守備が武器だ。もともと激しく前に出るタックルが持ち味の京都成章は、今年はLO山本嶺二郎(3年)、本橋拓馬(2年)ら身長190センチ級の選手が3人おり、FWでプレッシャーをかけて頂点を目指す。

 連覇を目指す大阪桐蔭(大阪第1)もほぼAシードと同じ実力を持つ。春の選抜大会には主将FL奥井章仁、PR/HO江良颯(ともに3年)が昨年度の高校日本代表に参加していたため出場できなかったが、大阪府では圧倒的な力で王者に輝いている。また国体で優勝した福岡の東福岡もボールを広く展開するラグビーだけでなく、PR小西優治(3年)らを中心にモールも強く、得点力を武器に7度目の優勝を狙っている。

 当然、スクラムの強い常翔学園、スマートなラグビーが信条の東海大仰星といった優勝経験のある大阪の2校も上位に進出する可能性は高い。また選抜ベスト8の関西学院を下して出場した報徳学園(兵庫)、国体で大阪を破った島根の石見智翠館、長崎北陽台(長崎)、茗渓学園(茨城)もシードされなかったが実力校だ。

 今年度の花園は各校のレベルが接近していることもあり、桐蔭学園が初の単独優勝なるか、御所実、京都成章が初の戴冠なるか、大阪桐蔭の連覇なるかなど注目すべきポイントは多い。また優勝争いとともに、今後のワールドカップや五輪で活躍が期待される若き才能を探しながら観戦することも、よりいっそう楽しみが増すはずだ。

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