西田のスパイクで日本が先制。小野寺の速攻やサービスエースで8-7と日本が先行する。両チームサイドアウトの応酬を繰り返す中、まず抜け出したのは日本。西田、石川のスパイクや山内の速攻で16-13とし、3点をリードする。
今大会初スタメンのリベロ・古賀がレシーブで奮起を促し、石川もチームを鼓舞するプレーで盛り立てるも、なかなかサイドアウトが切れず20-20の同点に。終盤まで点差がつかず、一進一退の攻防が展開されたが、福澤のスパイクでセットポイントとした日本が25-23とし、第1セットを先取した。
日本代表男子
ハイライト動画
第1セット戦評
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アウトサイドも石川選手だけでなく、柳田選手、福澤選手、高野選手にはそれぞれ持ち味があります。それは…
山本隆弘(撮影:熊谷仁男) 詳細を読む (アプリ限定)
第2セット戦評
山内に代わって入った李が開始早々にサービスエースを決め、日本が先制。さらに西田のブロック、スパイクや福澤のスパイクで8-4とし、日本がリードする。ミスが続くチュニジアに対し、日本は石川のブロック、福澤のスパイクで得点。16-12と4点をリードして中盤を迎える。
2度目のテクニカルタイムアウト明けには、西田の連続サービスエースで18-12と点差を広げた日本。2枚替えで投入された清水のスパイクや、福澤に代わって入った柳田のバックアタックで得点する日本に対し、チュニジアはサーブで応戦。23-21と2点差まで追い上げられたが、西田のスパイクでセットポイントとすると、最後も西田のサービスエースで25-21とし、日本が2セット連取した。
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上位国を常に倒して、苦しめて、という展開にすることで世界のトップへつながる情景が見えてくると思う
柳田将洋(撮影:坂本清) 詳細を読む
第3セット戦評
日本は福澤に代えて柳田、関田に代えて藤井を投入。小野寺、柳田の攻撃で8-4と先行する。両チームともにミスが目立つ展開の中、試合を引き締めたのは柳田。14-9からストレート、クロスと異なるコースへ4本連続サービスエースを決め18-9とし、チームを盛り立てる。
集中力が切れた感のあるチュニジアに対し、日本は李の速攻、小野寺のブロックで得点。さらに李も連続サービスエースで得点を重ね、今大会初出場の久原もスパイクで続く。清水のサービスエースでマッチポイントとすると、最後は西田のスパイクで25-11。大差をつけて第3セットを制した日本がストレート勝ちを収めた。
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サーブを打つ場所、しかもどんなサーブを打ったか。そこに注目してもらうだけでも、いろいろ見えてくるはずです。
山本隆弘(撮影:熊谷仁男) 詳細を読む (アプリ限定)
日本代表メンバー
■セッター
関田誠大
■アウトサイドヒッター
福澤達哉、石川祐希
■オポジット
西田有志
■ミドルブロッカー
山内晶大、小野寺太志
■リベロ
古賀太一郎
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(初出場のW杯について)楽しみしかない。憧れの人たちと今、一緒に日の丸をつけて戦えるわけですから
西田有志(撮影:坂本清) 詳細を読む
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