スタメン起用の鍋谷のサーブが開始早々効果を発し、3-0と日本が先行。その後も芥川のサービスエース、石井のスパイクで日本がリードする。しかし、徐々に立て直すオランダに対し日本の攻撃が決まらず、8-9とオランダが逆転。日本も再び鍋谷のサーブで崩して連続得点、一進一退の攻防が続く。
中盤、2枚替えで投入された宮下のサービスエースで18-14と4点差をつけた日本。その後もオランダの強打をレシーブで拾い21-15と6点差をつけ、最後は芥川のスパイクが決まり25-18。第1セットは日本が先取した。
日本代表女子
ハイライト動画
第1セット戦評
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石井選手、古賀選手は攻撃力が高いので、黒後選手も含めた3枚が一緒に入ると攻撃力も上がる
大山加奈(撮影:熊谷仁男) 詳細を読む (アプリ限定)
第2セット戦評
第2セットはオランダが先行。0-3と追う展開を強いられた日本だが、芥川のサービスエース、石井のスパイクやブロックで得点を返し、7-8と1点差まで追い上げる。さらに新鍋のブロック、石井のスパイクで15-14と逆転するも、オランダも応戦。15-16とオランダが1点リードして中盤を迎える。
21-22とオランダにリードを許すも、芥川の速攻、新鍋、石井のスパイクで23-23と追い上げる。芥川のブロックで日本がセットポイントを握るも、オランダも追い上げジュースに突入。2枚替えで投入された黒後のスパイクで3度目のセットポイントとすると、最後は石井のサービスエースで27-25、接戦の末、第2セットも日本が連取した。
第3セット戦評
第1セット同様に、鍋谷のサーブが効果を発し4-0と日本が序盤をリード。しかし、オランダもサーブ、ブロックから流れをつくり7-8と逆転。攻撃で勝ったオランダが13-16と3点をリードして中盤へ。
流れを変えたい日本は鍋谷に代えて石川を投入。直後に石川がスパイクを決め、新鍋のスパイク、佐藤のサーブで20-19と逆転。新鍋のスパイクで先にマッチポイントとした日本。オランダのスパイクがアウトとジャッジされ勝利したかと思われたが、チャレンジの結果、ワンタッチで判定が覆る。その後、オランダは一気に逆転。第3セットは24-26でオランダが制した。
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日本はミドルとバックアタックが少ないと思われているかもしれないので、W杯はある程度リスクを負ってでもいろいろな攻撃を使ってほしい
大山加奈(撮影:熊谷仁男) 詳細を読む (アプリ限定)
第4セット戦評
崖っぷちからセットを奪取したオランダが息を吹き返す。第4セットはオランダの強打が決まり5-8とリードを許す展開。日本も石井のバックアタックや佐藤のサービスエースで追い上げる。逆転に成功すると、途中出場の石川のバックアタックや石井のサービスエースで14-12と抜け出す。
さらに奥村のサービスエース、石川のスパイクで連続得点した日本は、18-13とリードを広げるも、オランダもメンバーチェンジで流れを変え18-16と猛追。だが、日本も終盤に芥川のサービスエースで得点。2枚替えで投入された宮下の好レシーブでつなぎ、石井のスパイクでマッチポイントとすると、最後は石川が決め25-21。セットカウント3-1で最終戦を勝利で飾った。
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W杯の上位チームがオリンピックの上位に入る。それだけの意味を持つ大会がW杯
大山加奈(撮影:熊谷仁男) 詳細を読む (アプリ限定)
日本代表メンバー
■セッター
佐藤美弥
■アウトサイドヒッター
新鍋理沙、石井優希、鍋谷友理枝、
■ミドルブロッカー
奥村麻依、芥川愛加
■リベロ
小幡真子
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(“めぐかな”フィーバーに沸いた03年W杯は)世界のすごさを知った大会でした
大山加奈(撮影:熊谷仁男) 詳細を読む (アプリ限定)
第1セット戦評
互いに負けられない2次ラウンド最終戦。まず抜け出したのはブラジル。サーブで崩して攻撃を絞らせブロックで得点し、10-13とリードを許す。日本も新鍋、古賀のスパイクで得点を返すもブラジルは終盤にも連続得点し、16-20とリードを広げられてしまう。
しかし荒木のスパイクや途中出場の石井が緩急を織り交ぜた攻撃で日本が猛追。荒木の連続サービスエースで22-22の同点に。ブラジルの強打をレシーブでつなぐ日本は石井のスパイクでセットポイントとし、最後は新鍋のブロックで25-23、鮮やかな逆転劇で日本が第1セットを先取した。
第2セット戦評
第2セットは日本が先行。新鍋、古賀のスパイクや石井のサービスエースで8-4とリードする。中盤にも古賀のスパイクや奥村のブロックで得点を重ねた日本は18-10と点差を広げる。
ミスが目立つブラジルに対し、日本は石井、古賀のスパイクで得点。選手交代も積極的に行い、長岡のスパイクでセットポイントとすると、最後はブラジルのミスで25-16、第2セットも日本が連取した。
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