プロローグ

 人気と注目度の高さもあり、数多くのチームが強化に取り組んでいる高校野球の世界。その中には、都道府県内では何度も上位進出の実績があるのに、なぜか甲子園と縁がない高校が存在する。そんな高校を、私は「甲子園が悲願となっている高校」という意味から、「悲願校」と名付け、長年ウオッチングを続けた結果、一冊の本にまとめることができた。「悲願校」は、甲子園出場校だけが好チームではない事実、さらには「悲願」に込められた熱くて濃いエピソードを教えてくれる。知られざる高校野球の奥深き世界をたっぷり味わってほしい。(田澤健一郎)

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あと一歩!逃し続けた甲子園 47都道府県の悲願校・涙の物語

写真提供:KADOKAWA

「悲願校」とは著者の造語である。高校野球の世界で「甲子園出場の一歩手前で何度も敗退」、「秋春は強いのに甲子園がかかる夏になると弱い」、「都道府県内では実績のある高校なのに、なぜか甲子園と縁がない」といった甲子園未出場校のこと。つまり「甲子園出場が悲願」となっている高校を「悲願校」と名付けた。

勝者は讃えるべき存在であり、たくさんの物語があるのはたしかだ。だが、同じように敗者にもたくさんの物語があるのがスポーツの世界。その意味で、「悲願校」にもたくさんのエピソードがある。本書によってそれを、甲子園出場校や有名なスター選手だけではない、高校野球の世界を、少しでも知ってもらえたら。

スポーツナビ未掲載を含む「学校別・悔しい歴史 さまざまな18校」をはじめ、「全国悲願校MAP・ランキング2019版」、「47都道府県別・悲願校の歴史と現状」などを収録。

出版社:KADOKAWA

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