第38回大阪国際女子マラソン大会

2019/01/27 12:10スタート

小原が日本人1位 中野がMGC出場権獲得

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総括

小原(写真)が日本人1位、全体2位でフィニッシュ。終盤までトップ争いを演じた【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

 第38回大阪国際女子マラソン大会が27日、大阪・ヤンマースタジアム長居を発着点とする42.195キロのコースで開催され、ファツマ・サド(エチオピア)が2時間25分39秒で優勝を飾った。日本人トップは小原怜(天満屋)で全体2位、2時間25分46秒をマーク。中野円花(ノーリツ)が2時間27分39秒でマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナリストの小原を除く日本人1位に入り、MGCレースの出場権を勝ち取った。

 気温8.4度、湿度47%、東の風2.2メートルと好コンディション下で行われた今レース。複数の選手によるMGC出場権獲得が期待されたが、条件を突破したのはわずか1名となった。リオデジャネイロ五輪代表の福士加代子(ワコール)は、13キロ手前で転倒し流血しながらもレースを続行。25キロまで先頭集団につけるが、徐々に遅れ始めると、35キロすぎで途中棄権となった。阿部有香里(しまむら)は、2時間28分02秒とMGC出場権にわずか2秒及ばなかった。

詳細

  • フィニッシュ

    サドが2時間25分39秒でトップフィニッシュ。7秒遅れて小原が日本人1位でゴール。中野が2時間27分39秒でゴールテープを切り、MGC出場権獲得を果たす。阿部はMGC出場権までわずか2秒及ばず。

  • 41キロ

    先頭のサドが通過。追いかける小原との差は10秒ほど。

  • 40キロ

    先頭のサドが2時間17分45秒で通過。小原も8秒遅れで食らいつく。

  • 38.3キロ

    トップ争いをしている小原がサドに離され始める。

  • 36キロ

    先頭集団からジェプキルイが遅れ始める。

  • 35.5キロ

    懸命に前へ進もうとしていた福士だが監督に声をかけられ途中棄権。

  • 35.4キロ

    小原がペースを上げ先頭に出るも、ジェプキルイ、サドも小原についていく。

  • 35キロ

    先頭集団が1時間59分55秒で通過。依然として小原、ジェプキルイ、サドが横並びで走る。フィニッシュ予想タイムは2時間24分34秒。福士はトップから2キロほど離され通過。MGC出場権争いは、MGCファイナリストの小原を除く日本人1位の中野、2位の阿部、3位の大森、4位の田中に絞られる。

  • 33キロ

    先頭集団が通過。小原、ジェプキルイ、サドが並走する。

  • 31.6キロ

    福士が再び立ち止まり屈伸。その間に大森、中野らが福士を追い抜く。福士はMGCファイナリストの小原を除いた日本人6位となる。

  • 31キロすぎ

    福士が一度立ち止まり屈伸ののち、すぐに走り出す。汗がにじみ、苦しそうな表情を見せる。

  • 30キロ

    先頭が1時間42分21秒で通過。ペースメーカーが離脱する。直後の給水を機に小原がジェプキルイ、サドをかわしトップに躍り出る。福士は先頭から59秒遅れ、大森は1分41秒遅れ、中野、阿部、田中智、田中華は2分07秒ほど遅れて通過。

  • 28キロ

    先頭集団はジェプキルイ、サド、小原の3人。30秒ほど遅れて福士が追いかける。

  • 25キロ

    先頭集団が1時間25分04秒で通過。福士がやや遅れ始める。先頭から49秒遅れで大森、1分45秒ほどの遅れで田中智、阿部、田中華、中野も通過。

  • 23キロ

    先頭集団が通過。福士はやや苦しい表情を見せる。

  • 中間点

    先頭が1時間11分41秒で通過。先頭集団はジェプキルイ、サド、福士、小原の4人に絞られる。

  • 20キロ

    先頭が1時間08分03秒で通過。この5キロは17分ちょうどのペース。MGCファイナリストの小原を除く日本人1位の福士、2位の大森、3位の田中智、4位の阿部有香里(しまむら)、5位の中野円花(ノーリツ)、6位の田中華はMGCレース出場権獲得ペース。

  • 19.4キロ

    先頭集団後方につける福士、小原、大森が給水に成功。集団はやや縦長となる。間もなくして大森とアフェワークが遅れ始める。

  • 17.5キロ

    ジェプトゥーが遅れ始め、先頭集団は7人となる。

  • 15キロ

    先頭集団が51分02秒で通過。福士、小原、大森が給水を手にする。9位の石井は先頭から33秒差、10位グループを形成する田中智、吉田香織(TEAM R×L)、猪原千佳(肥後銀行)らは50秒差で通過。

  • 14キロ

    先頭集団はジェプキルイ、ジェプトゥーのケニア勢、スツメ・アセファ、アベベチ・アフェワーク、ファツマ・サドのエチオピア勢、福士、大森、小原の日本勢で構成。先の転倒の影響か、福士の顔からは出血が確認される。

  • 12.7キロ

    福士が転倒するも、すぐに立ち上がりレースを再開。先頭集団にすぐに追いつく。

  • 12キロ

    石井が先頭集団から20メートルほど離され、先頭集団は8人に。

  • 10キロ

    先頭が33分59秒で通過。石井が先頭集団からやや遅れ始める。10キロすぎで福士、大森、小原が給水を手にする。

  • 9キロ

    先頭集団からやや離れた10位グループに田中智美(第一生命グループ)、田中華絵(資生堂)らがつける。

  • 7キロ

    ジェプキルイ、ユーニス・ジェプトゥー(ケニア)ら海外招待選手が先頭集団を引っ張る。福士、大森、石井、小原は先頭集団の後方でレースを展開。

  • 5キロ

    17分ちょうどで先頭集団が通過。先頭はボルネス・ジェプキルイ(ケニア)。福士、大森らが給水を手にする。

  • 4キロ

    先頭集団は小原、石井、福士ら9人に絞られる。初マラソンの大森菜月(ダイハツ)の顔も見える。

  • 2キロ

    ペースメーカーを先頭にやや縦長の形となる。集団前方に小原怜(天満屋)、石井寿美(ヤマダ電機)、福士らがつける。

  • 1キロ

    先頭集団が3分33秒とやや遅めのペースで通過。

  • スタート

    全選手が一斉にスタート!現地の気温は8.4度、湿度47%、東の風2.2メートル。

  • スタート前

    福士加代子(ワコール)、田中智美(第一生命グループ)らがスタートラインに並び号砲を待つ。

見どころ

 第38回大阪国際女子マラソン大会が27日、大阪・ヤンマースタジアム長居を発着点とする42.195キロのコースで開催される。今大会はマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズの対象レース。2時間28分以内で日本人1~3位、もしくは2時間27分以内で同4~6位に入ると、東京五輪選考レース(2019年9月15日)への出場権を得る。

 条件突破を狙うランナーの中で最も注目したいのは、16年8月のリオデジャネイロ五輪以来のフルマラソンに挑む福士加代子(ワコール)だ。11月の全日本実業団対抗女子駅伝ではエースが集う3区で3人抜きと健在ぶりをアピール。13年と16年に頂点に輝いた大阪でどのような走りを見せるだろうか。

 また、自己ベスト2時間23分19秒のタイムを持つリオ五輪代表の田中智美(第一生命グループ)も有力候補だ。田中もリオ五輪以来2年半ぶりのレースとなる。再び五輪の舞台で走るための挑戦権を手にすることはできるだろうか。

 レースは27日、12時10分にスタートする。

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