2018-19 全日本選手権・女子FS

2018/12/23 17:00開始

坂本が逆転で初優勝、2位は紀平

順位表

${item.title}
${item.list_title_name} ${item.list_title_name} ${title.number} ${title.sub}

※各得点項目をタップで降順表示になります。

総括

【写真:坂本清】

 フィギュアスケートの全日本選手権は23日、大阪府立門真スポーツセンターで行われた。女子フリースケーティング(FS)では、ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(シスメックス)がフリー152.36点、合計228.01点をマークし大会初優勝を果たした。

 SPでは5位と出遅れた紀平梨花(関西大学KFSC)はフリーで155.01点をたたき出し、合計223.76点で2位に。5連覇を目指した宮原知子(関西大学)は、合計223.34点で3位となった。

詳細

24:坂本花織

【写真:坂本清】

坂本花織の演技がスタート。
SPは75.65点で2位。曲は映画「ピアノ・レッスン」よりThe Piano。

3フリップ+3トウループ、2アクセルをきれいに着氷し、3ルッツもこらえる。演技後半の3サルコウもきれいに降りた。2アクセル+3トウループ+2トウループも軸が曲がりそうになったがうまく修正。3フリップ+2トウループ、終盤、コレオシークエンスからターンを入れた3ループもきれいに降りた。し烈な優勝争いの中、緊張感のある最終滑走だったが、クリーンに滑りきって力強いガッツポーズ。場内は総立ちになった。リンクから上がった坂本を迎えた中野コーチも涙。

23:宮原知子

【写真:坂本清】

宮原知子の演技がスタート。
SPは76.76点でトップ。曲は「ブエノスアイレスの冬/インビエルノ・ポルテノ」。
得点は146.58点(技術点71.49点、演技構成点75.09点)。

3サルコウ、3ルッツ+3トウループと落ち着いて着氷。3ループも余裕を持って降り、片足を上げる。中盤のステップは体を大きく使い情感のこもった演技。単独の3ルッツ、2アクセル+3トウループも着氷したが、終盤、フリップがダブルに。最後の2アクセルを3連続にしてコンビネーションはリカバリーした。三原の高得点の後の演技だったが、やや緊張感があったか。ミスが許されない展開の中で厳しい演技となったが、ショートの貯金で暫定2位につけ、表彰台は守った。

22:三原舞依

【写真:坂本清】

三原舞依の演技がスタート。
SPは72.88点で3位。曲は「ガブリエルのオーボエ」。
得点は147.92点(技術点78.15点、演技構成点69.77点)。

スピードに乗った助走から3ルッツ+3トウループを着氷。ターンからの2アクセルも余裕を持って降り、3ループも着氷。演技後半、3フリップも流れのあるきれいな着氷。2アクセル+3トウループも落ち着いて着氷する。3ルッツ+2トウループ+2ループの3連続、最後の3サルコウも確実に降りて右手をぐっと握り締める。手拍子の中ステップを丁寧に踏み、コンビネーションスピンでフィニッシュ。練習から調子の良さがうかがえたが、本番でもそれをしっかりと出し切った。場内はスタンディングオベーションに包まれ、力強く両手でガッツポーズ。

21: 樋口新葉

【写真:坂本清】

樋口新葉の演技がスタート。
SPは72.63点で4位につけた。曲はビバルディの「四季」。
得点は125.00点(技術点59.78点、演技構成点66.22点)。

3サルコウをきれいに着氷したが、続く3ルッツのコンビネーションではセカンドの3トウループで転倒。2アクセルは余裕を持って決めた。演技後半、2回目の3ルッツはステップアウトしてコンビネーションにならず。3ループはきれいに着氷。3フリップからの3連続は3つ目がつかずオーバーターンになったが、最後の2アクセルを3連続にしてリカバリーした。後半は少し元気のない演技となってしまったが、観客からは暖かい拍手が贈られた。

20:紀平梨花

【写真:坂本清】

紀平梨花の演技がスタート。
SPはアクセルのミスがあり、68.75点で5位。曲は「Beautiful Storm」。
得点は155.01点(技術点82.95点、演技構成点72.06点)。

3アクセル+3トウループを降りると、続く単独の3アクセルもきっちりと着氷し大歓声。両手を上げた3ループも降りる。中盤のステップも大きな動きで観客の拍手を誘う。後半、3ルッツ+2トウループ、3フリップもきれいな着氷。終盤の3ルッツは着氷で乱れたが、とっさに2サルコウをつけてうまく3連続に持っていった。最後の3サルコウもしっかりと着氷。ほんのわずかに乱れがあったが、冒頭の大技を2本しっかりと決めて、ほっとした表情を浮かべた。

19:横井ゆは菜

【写真:坂本清】

横井ゆは菜の演技がスタート。
SPは66.27点で6位。ジュニア女王が会心の演技で最終グループ入りを果たした。曲は「オペラ座の怪人」。
得点は130.10点(技術点69.59点、演技構成点60.51点)。

導入の強い音楽に合わせた2アクセルをきれいに着氷、続く3ルッツ+2トウループはセカンドで片手を上げ余裕を持って降りる。中盤の3ループはオーバーターン。スローパートを使ったコレオシークエンスをじっくりと見せ、直後の3フリップをきれいに着氷。3サルコウ+3トウループも降りたが、単独のルッツはステップアウト。最後の2アクセル+3トウループ+2トウループは力で跳びきった。コントロールし切れなかったジャンプもあったが、最後までスピードを保って、心のこもった演技を見せた。

18:川畑和愛

【写真:坂本清】

川畑和愛の演技がスタート。
SPは64.66点で7位。曲は「ピアノ協奏曲へ調」。
得点は118.45点(技術点63.11点、演技構成点57.34点)。

3ルッツ+3トウループ、2アクセル+3トウループともに高さのあるジャンプできれいに着氷。片手を上げた3サルコウもきれいに降りる。演技後半、3ループもきれいに決めたが、続く3フリップ、3ルッツともに転倒。最後の2アクセル+2トウループ+2ループはしっかりと着氷した。後半に乱れてしまったが、長い手足を生かしたスケールの大きな演技を見せた。

17:山下真瑚

【写真:坂本清】

山下真瑚の演技がスタート。
SPは62.94点で9位。曲は「蝶々夫人」。
得点は134.20点(技術点69.29点、演技構成点64.91点)。

3ルッツ+3トウループ+2トウループを落ち着いて着氷し、3フリップも高さのあるジャンプでしっかりと着氷。2アクセルも余裕を持って決めた。コレオシークエンス後、2アクセル+3トウループも着氷し、演技後半へ。単独の3ルッツをきれいに降り、3ループも着氷。最後の3サルコウは前のめりになり両足着氷に。最後のミスが悔やまれるが、持ち味の伸びのあるスケーティングとスピードを生かした高いジャンプで存分に魅せた。

16:青木祐奈

【写真:坂本清】

青木祐奈 の演技がスタート。
SPは63.72点で8位。曲は「ピアノ協奏曲イ短調」。
得点は105.56点(技術点51.15点、演技構成点54.41点)。

冒頭の3ルッツ+3ループはセカンドが回りきれずバランスを崩す。続くターンからの3トウループはきれいに着氷。足換えスピンの後、中盤から5連続ジャンプへ。2アクセルから3フリップの3連続をこらえ、3サルコウ、単独の3ルッツ、3ループ、2アクセル+2トウループとすべて降りた。練習でも確率高く決めていた冒頭の大技は惜しくも入らなかったが、その後は大きなミスなく力強い滑りで演技をまとめた。

15:白岩優奈

【写真:坂本清】

白岩優奈の演技がスタート。
SPは59.99点で12位。曲は「展覧会の絵」。
得点は123.17点(技術点58.52点、演技構成点65.65点)。

3ルッツ+3トウループはこらえきれずほぼ転倒のような形に。続く2アクセル+3トウループはしっかり着氷。スピン、ステップをはさんで演技後半へ。3フリップ、難しい入りからの2アクセルをきれいに着氷。終盤の3ルッツ+2トウループ+2ループ、3サルコウも決め、終盤にイーグルからの3ループを降りてフィニッシュ。冒頭のミスから立て直して最後まで疾走感のある滑りを見せたが、本人は悔しそうな表情を浮かべた。

14:細田采花

【写真:坂本清】

細田采花の演技がスタート。
SPはトリプルアクセルを決め、61.41点で10位。曲は映画「サンセット大通り」より。
得点は124.33点(技術点71.29点、演技構成点53.04点)。

3アクセル+2トウループを降りて大歓声。さらに単独の3アクセルもきれいに着氷しさらに歓声が上がる。続く3ルッツもこらえた。中盤のステップも丁寧に演じ、演技後半へ。3サルコウ+3トウループ、2アクセル+3トウループと続けて降り、終盤の2アクセル、3フリップもしっかりと着氷した。西日本選手権に続いて3アクセル2本を入れたプログラムに挑戦し、ほぼクリーンに滑りきった。フィニッシュと同時に観客は総立ちに。本人もうれしそうに顔を覆った。

13:長縄和奏

【写真:坂本清】

長縄和奏の演技がスタート。
SPは60.14点で11位。曲は「オペラ座の怪人」。
得点は115.26点(技術点67.44点、演技構成点47.82点)。

冒頭に3ルッツ+3トウループを着氷。3フリップはこらえ、3ループも着氷。ステップの終わりから直ちに2アクセルを跳び、続けて単独の3ルッツも着氷。終盤の3フリップ+2トウループ、2アクセルから3サルコウの3連続もきれいに降りた。初の大舞台に臨んだ中学3年生。後半グループで大きなミスなくクリーンに演じきり、大きな拍手を浴びた。

12:大庭雅

【写真:坂本清】

大庭雅の演技がスタート。
SPは57.08点で15位。曲は安藤美姫さん振り付けの「エデンの東」。
得点は100.71点(技術点45.70点、演技構成点56.01点)。

ショートに続き安藤美姫さんが帯同。冒頭の3フリップは流れのあるきれいな着氷で、続く3サルコウのコンビネーションは2トウループとの2連続に抑える。後半に入り、2アクセル+3トウループを着氷したが、3ループはバランスを崩し、続く3サルコウは回転が足りず転倒。2回目のループもこらえて単独になった。最後の2アクセルは流れのあるきれいな着氷。社会人となって戻ってきた2年ぶりの全日本。クリーンな演技にはならなかったが、雄大に滑りきってフィニッシュでは笑顔。

11:本郷理華

【写真:坂本清】

本郷理華の演技がスタート。
SPは55.93点で17位。曲は「ナザレの子」。
得点は107.25点(技術点47.05点、演技構成点61.20点)。

出て行く前にコーチと大きくハイタッチをしてからスタートポジションへ。3ループ、3トウループ+3トウループ、3ルッツと続けて着氷。中盤のステップでは場内から大きな手拍子も。後半、2アクセル+2トウループ+2ループをテンポ良く降り、3フリップをこらえる。2本目の3フリップは転倒したが、最後の3サルコウは2トウループとのコンビネーションに。ミスはあったが最後まで力強く滑りきり、ほっとしたような表情を見せた。

10:松原星

【写真:坂本清】

松原星の演技がスタート。
SPは59.27点で13位。曲は鈴木明子さん振り付けの「カプリース」。
得点は116.42点(技術点65.84点、演技構成点50.58点)。

3ルッツをきれいに降りた後、次の助走で少し引っかかったように見えたが、3フリップ、2アクセル+2トウループ+2トウループと落ち着いて着氷。中盤からテンポが上がり、手拍子に乗って3ループを着氷。さらに3サルコウ+3トウループを2回続けて降り、最後の2アクセルもきれいに決めた。基礎点1.1倍となる最後3つのジャンプの中に3回転+3回転を2つ組み込む難度の高い構成を大きなミスなく滑りきり、大きな歓声を浴びた。

9:竹野比奈

【写真:坂本清】

竹野比奈の演技がスタート。
SPは58.14点で14位。曲は映画「もののけ姫」より。
得点は105.25点(技術点51.55点、演技構成点53.70点)。

3ルッツを着氷し、続く3サルコウはオーバーターン。2アクセルから2サルコウの3連続は着氷。演技後半、3トウループ+2トウループもきれいに降り、3サルコウ+2トウループ、単独の3トウループ、2アクセルと4つ続けてきっちりと降りた。わずかなミスにとどめ、映画の壮大な曲にのってプログラムを演じきった。フィニッシュ後は小さくガッツポーズ。

8:荒木菜那

【写真:坂本清】

荒木菜那の演技がスタート。
SPは56.32点で16位。曲は映画「マレフィセント」より「Once Upon a Dream」。
得点は113.75点(技術点62.46点、演技構成点52.29点)。

3ルッツ+3トウループはこらえきれず転倒。2アクセルは流れのあるきれいな着氷、続く3ループはダブルに。演技後半、3サルコウをきれいに降りると、2アクセル+3トウループ+2トウループをテンポ良く着氷。終盤の3フリップ+2トウループ、単独の3ルッツも高さのあるジャンプできれいに降りた。ショートでも転倒したルッツ+トウループのコンビネーションはこの日も決まらなかったが、以降は大きなミスなく演技をまとめた。リンクサイドには安藤美姫さんの姿も。

7:本田真凜

【写真:坂本清】

本田真凜の演技がスタート。
SPは52.75点で18位。曲は映画「LOVERS」より。
得点は111.48点(技術点48.70点、演技構成点62.78点)。

3ルッツを着氷し、続く3フリップは確実に2トウループとのコンビネーションに。コレオシークエンス、ターンからの3サルコウはダブルになるが、続けて2アクセルをきれいに着氷。演技後半、2アクセルがシングルになり、2トウループをつけたが途中で開いて両足着氷。3ループ+2トウループはきれいに降りたが、最後の3フリップはバランスを崩してステップアウト。ジャンプははまりきらなかったが、ステップやコレオシークエンスでは伸びのあるスケーティングでしっとりと表現した。

6:籠谷歩未

【写真:坂本清】

籠谷歩未の演技がスタート。
SPは51.09点で21位。曲は映画「紅の豚」より。
得点は90.02点(技術点45.99点、演技構成点45.03点)。

3ルッツ+3トウループを何とか着氷し、3フリップ+2ループ+2トウループもこらえる。2アクセルは流れのある着氷。中盤の3サルコウはバランス崩し手をついたが、2アクセル+2ループはしっかりと着氷。終盤、単独の3ルッツはきれい降りたが、最後の3フリップはこらえきれず転倒。少しジャンプは乱れたが、初めての大舞台でしっかりと滑りきった。

5:渡辺倫果

【写真:坂本清】

渡辺倫果の演技がスタート。
SPは50.47点で23位。曲は「 眠れる森の美女」。
得点は111.52点(技術点62.21点、演技構成点49.31点)。

3ルッツは途中で開いて前向きに着氷。続く2アクセル+3トウループ+2トウループはしっかりと着氷し、再び2アクセル+3トウループのコンビネーションを降りる。2回目の3ルッツは着氷し、2トウループとのコンビネーションに。3フリップ、3ループ、3サルコウと後半の単独ジャンプはきれいに着氷。2番目のジャンプは3アクセルを申告していたが、2アクセル+3トウループのコンビネーションを着実に降り、ミスを最初だけに留めて演技をまとめた。

4:三宅咲綺

【写真:坂本清】

三宅咲綺の演技がスタート。
SPは51.41点で20位。曲は映画「ムーラン・ルージュ」より。
得点は103.25点(技術点51.88点、演技構成点51.37点)。

3トウループをきれいに着氷したが、続くアクセルはシングルに。3ループはオーバーターンになったが2トウループにつなげた。後半、2つ目の3ループをこらえ、3トウループ+2トウループを着氷、終盤の3サルコウ、2アクセルもしっかりと降りた。中盤のスローパートでは情感をこめたステップ、コレオシークエンスでは曲の盛り上がりに合った伸びのあるスケーティングで魅せた。

3:十倉日和

【写真:坂本清】

十倉日和の演技がスタート。
SPは51.98点で19位。曲は織田信成さん振り付けの「Sarabande」。
得点は97.30点(技術点49.09点、演技構成点48.21点)。

今日は織田信成コーチも帯同。3ループ、2アクセル、3サルコウ+2トウループと立て続けに勢い良く着氷。演技後半、3トウループも着氷したが、サルコウはダブルに。続けて3トウループ+2トウループをきれいに降り、最後の2アクセルはやや乱れたがこらえた。パワフルなジャンプとスピード感のある演技で、やりきった表情。晴れ晴れとした笑顔を見せた。

2:永井優香

【写真:坂本清】

永井優香の演技がスタート。
SPは49.59点で24位。曲はバレエ「シンデレラ」より。
得点は78.88点(技術点32.15点、演技構成点46.73点)。

冒頭2つのルッツはいずれもタイミングが合わずシングルに。2アクセルは後ろに1トウループをつけた。レイバックスピン、ステップのあとのループもシングルになり、続くループのコンビネーションはバランスを崩して両手をついた。終盤の2アクセル+2トウループ、3サルコウは着氷。ジャンプがうまくはまらず、演技後は涙も。

1:中塩美悠

【写真:坂本清】

中塩美悠の演技がスタート。
SPは50.86点で22位。曲は映画「タイタニック」より。鈴木明子さんの振り付け。
得点は96.60点(技術点47.92点、演技構成点48.68点)。

3トウループ+3トウループのコンビネーションはきれいに着氷。続くフリップはシングルになり、ループはダブルになったが、3サルコウは着氷。演技後半は2アクセル+1オイラー+2サルコウ、3サルコウ+2トウループ、2アクセルとすべて着氷した。序盤にミスは出たが後半は演技をまとめ、丁寧に演じきった。大学4年生で迎える最後の全日本。場内からも惜しみない拍手が送られた。フィニッシュ後は感極まった表情。

見どころ

21日のショートプログラム(SP)では5連覇を目指す宮原知子(関西大学)が76.76点で首位発進を果たした。75.65点で坂本花織(シスメックス)が2位につけ、同門の三原舞依(シスメックス)が72.88点で3位に入った。紀平梨花(関西大学KFSC)は68.75点で5位からの巻き返しを狙う。

女子FSは23日の17時から行われる。

関連リンク

全日本選手権女子SP
全日本選手権 日程
2018-19シーズン 大会日程
【Instagram】スポナビフィギュア(@sportsnavi_figure)