2018-19 全日本選手権・女子SP

2018/12/21 16:25開始

宮原が5連覇に向けて首位発進 2位は坂本

順位表

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※各得点項目をタップで降順表示になります。

総括

【写真:坂本清】

フィギュアスケートの全日本選手権が21日、大阪府立門真スポーツセンターで開幕した。女子ショートプログラムでは大会4連覇中の宮原知子(関西大学)が76.76点で首位に立った。坂本花織(シスメックス)は75.65点で2位につけ、三原舞依(シスメックス)が72.88点の3位に入った。紀平梨花(関西大学KFSC)は68.75点で5位発進となった。

29:宮原知子

【写真:坂本清】

宮原知子の演技がスタート。
今大会4連覇中。今季はスケートアメリカを連覇し、NHK杯では2位。4大会連続でファイナルに進んだ。曲は「小雀に捧げる曲」。
得点は76.76点(技術点40.54点、演技構成点36.22点)。

3ルッツ+3トウループをきっちりと着氷し、続く2アクセルも流れのあるきれいな着氷。単独の3ループも危なげなく決めた。終盤のステップでは曲の盛り上がりとともに伸びのあるスケーティングを見せる。今季改善に取り組んでいるジャンプをまとめ、美しい演技で会場は総立ちとなった。

28:白岩優奈

【写真:坂本清】

白岩優奈の演技がスタート。
今季はGPヘルシンキ大会、ロシア杯に出場しそれぞれ4位と5位。曲は「Nightmare」「All Aboard」。
得点は59.99点(技術点29.61点、演技構成点31.38点)。

スピードのある助走から入った3ルッツだったが、こらえた着氷になり単独に。片足でのスイングから入る2アクセルはきれいに着氷。リカバリーとして最後の3フリップから3トウループにチャレンジしたが転倒。ジャンプをまとめることができなかったが、会場の手拍子に乗って勢いのある演技を見せた。場内はたくさんのバナータオルが掲げられている。

27:紀平梨花

【写真:坂本清】

紀平梨花の演技がスタート。
昨年はジュニアからの参戦で3位に入り、シニアデビューの今季は出場した全ての国際大会で優勝。今大会初優勝を目指す。曲は「月の光」。
得点は68.75点(技術点36.54点、演技構成点33.21点)。

3アクセルは着氷で耐え切れず転倒。続くコンビネーションは3フリップでこらえ気味になり、セカンドを2回転にしてまとめた。両手を上げた3ルッツはきれいに着氷。緊張もあったか、練習でもほとんど転倒がなかったアクセルが本番では決まらず。コンビネーションも予定通りにいかず、悔しいスタートとなった。

26:本田真凜

【写真:坂本清】

本田真凜の演技がスタート。
今季兄の太一と共に渡米し、ラファエル・アルトゥニアンコーチに師事。スケートアメリカ8位、フランス杯では6位に入った。曲は「セブン・ネーション・アーミー」。
得点は52.75点(技術点22.01点、演技構成点31.74点)。

冒頭の3フリップは転倒、続く2アクセルはステップアウト。最後の3ループに2トウループをつけてコンビネーションをリカバリーした。終盤のステップでは力強いボーカルに合わせた大きな動き。GPシリーズからジャンプの構成を変えてチャレンジしてきたが、決め切ることができなかった。

25:樋口新葉

【写真:坂本清】

樋口新葉の演技がスタート。
スケートカナダで6位となった後、足のけがによりロシア杯を欠場。今大会が復帰戦となる。曲は「エナージア」。
得点は72.63点(技術点38.79点、演技構成点33.84点)。

一際大きな声援に迎えられて登場。冒頭から会場の手拍子に乗って2アクセルをきれいに着氷。3ルッツ+3トウループも着氷し、最後の3フリップも降りて大歓声。終盤のステップもダンサブルなナンバーに乗って、キレのある動きを見せた。久々の公式戦だったが大きなミスなく演じきり、ほっとしたような表情。

24:竹野比奈

【写真:坂本清】

竹野比奈の演技がスタート。
西日本選手権2位。曲は映画「ロシュフォールの恋人たち」より。
得点は58.14点(技術点31.77点、演技構成点26.37点)。

3トウループ+3トウループを落ち着いて着氷し、続く3サルコウも着氷。最後の2アクセルもきれいに降りた。ジャンプをすべて決め、回転の安定したスピンと力のこもったステップでクリーンに演じた。

23:竹内すい

【写真:坂本清】

竹内すいの演技がスタート。
西日本選手権3位。曲は「エリザベート」。
得点は47.79点(技術点22.13点、演技構成点25.66点)。

ルッツからのコンビネーションはファーストが抜けて2回転+2回転に。スパイラル、ターンからの2アクセルはきれいに着氷し、単独の3ループも流れのある着氷。冒頭にミスは出たが、終盤は情感たっぷりに演じきった。

22:山下真瑚

【写真:坂本清】

山下真瑚の演技がスタート。
昨季世界ジュニアで銅メダルを獲得し、今季シニアデビュー。スケートカナダでは優勝まであと一歩に迫る得点で2位に入った。曲はオペラ「セビリアの理髪師」より「una voce poco fa(今の歌声は)」。
得点は62.94点(技術点31.94点、演技構成点31.00点)。

3ルッツは高さのあるきれいなジャンプだったが、セカンドの3トウループの着氷が乱れる。2アクセルは流れのある着氷、単独の3フリップは直前に回転が解けてしまい両足着氷に。ジャンプに入るスピードと回転は良く見えたが、ややタイミングが狂ったか。曇った表情でのフィニッシュとなった。

21:松原星

【写真:坂本清】

松原星の演技がスタート。
東日本選手権優勝。今季シニアデビューし初出場の高校3年生。曲は映画「アナスタシア」より「Once Upon A December」。
得点は59.27点(技術点33.68点、演技構成点25.59点)。

単独の3ルッツはこらえきれずステップアウト。片足を上げてからの2アクセルは着氷し、スパイラルポジションにつなげた。3サルコウ+3トウループもしっかりと着氷。冒頭でミスが出たが、その後は立て直して演技をまとめた。

20:坂本花織

【写真:坂本清】

坂本花織の演技がスタート。
今季はスケートアメリカ2位、GPヘルシンキ大会3位で初のGPファイナルに出場した。曲は「From My First Moment」。
得点は75.65点(技術点41.08点、演技構成点34.57点)。

同門の三原の声援も受けながらスタートポジションへ。3フリップ+3トウループ、2アクセルと続けてきれいに着氷。スパイラル、ターンの連続から3ループも軽々と着氷し場内が沸く。ステップでは一歩一歩確実に、全身を使って曲を表現した。三原に続いてパーフェクトに滑りきり、右手を小さく握り締めた。

19:三原舞依

【写真:坂本清】

三原舞依の演技がスタート。
GPシリーズはNHK杯で4位、フランス杯では2シーズンぶりの表彰台となる2位に入った。曲は「It’s Magic」。
得点は72.88点(技術点39.48点、演技構成点33.40点)。

3ルッツ+3トウループをふわりと着氷し、2アクセルも危なげない着氷。スピードに乗って単独の3フリップを降り、思わず右手に力が入る。ステップでもやわらかく伸びやかに演じ、クリーンに滑りきった。フィニッシュ後は両手でガッツポーズ。場内はスタンディングオベーションに包まれた。

18:本郷理華

【写真:坂本清】

本郷理華の演技がスタート。
今季からカナダに拠点を置く。1戦のみの参加となったGPシリーズはヘルシンキ大会で10位。曲は映画「キル・ビル」より「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」。
得点は55.93点(技術点27.38点、演技構成点29.55点)。

トウループの3回転+3回転は1本目で勢いが止まってしまい、セカンドジャンプで回転が足りず転倒。続く3フリップはこらきれずステップアウト。2アクセルはきれいに着氷。要素の最後に持ってきているハイライトのステップでは力強さを見せたが、ジャンプにミスが続いて険しい表情。

17:磯邉ひな乃

【写真:坂本清】

磯邉ひな乃の演技がスタート。
西日本選手権8位。曲は「愛の讃歌」。
得点は47.69点(技術点24.20点、演技構成点24.49点)。

冒頭の3トウループはスピードに乗って入ったが転倒。ステップではさんだ2アクセルはリズム良く着氷し、最後の3フリップに2トウループをつけてリカバリー。痛そうな転倒からスタートしたが、その後は立て直してしっとりと演じきり、プログラムをまとめた。

16:三宅咲綺

【写真:坂本清】

三宅咲綺の演技がスタート。
西日本選手権5位、大会初出場の高校1年生。曲はキャシー・リードさん振り付けの「Bazz Me Blues」。
得点は51.41点(技術点26.27点、演技構成点25.14点)。

3トウループ+3トウループのコンビネーションは勢いに乗って着氷したが、続くループは抜けてシングルに。ターンからの2アクセルは流れのあるきれいな着氷。1つ痛いミスがあったが、アップテンポなジャズのリズムに合わせて、はつらつとした演技を見せた。

15:長縄和奏

【写真:坂本清】

長縄和奏の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権6位で今大会初出場を決めた中学3年生。曲はサン=サーンスの「死の舞踏」。
得点は60.14点(技術点36.28点、演技構成点23.86点)。

3ルッツ+3トウループは高いセカンドジャンプできれいに着氷。ターンからの2アクセルも流れがあり、単独の3フリップもきれいに着氷。全体を通してスピードを保ち、最後まで力強く滑りきった。初めての全日本でクリーンな演技を見せ、うれしそうに両手を合わせた。

14:中塩美悠

【写真:坂本清】

中塩美悠の演技がスタート。
西日本選手権10位。曲は「Time to say goodbye」。
得点は50.86点(技術点26.83点、演技構成点24.03点)。

冒頭、高さと幅のある3トウループから3トウループにつなげ、続く3サルコウも着氷。最後の2アクセルもきっちりと降りた。最後のスピンでミスがあり、フィニッシュ後は苦笑いの表情。ラストシーズンとして臨む全日本で、まずはショートの演技をまとめて滑りきった。

13:渡辺倫果

【写真:坂本清】

渡辺倫果の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権4位。曲はメンデルスゾーンの「ピアノ協奏曲第1番」。
得点は50.47点(技術点26.15点、演技構成点24.32点)。

3ルッツでこらえた着氷になり、セカンドジャンプはつけず単独に。難しい入りからの3フリップでリカバリーを試みたがセカンドは1回転に。ターンからの2アクセルはきれいに着氷した。ジャンプの入りはいずれも工夫されているが、リカバリーしきれず残念そうな様子。

12:佐藤伊吹

【写真:坂本清】

佐藤伊吹の演技がスタート。
東日本選手権2位。曲は「Take five for Elise」。
得点は46.75点(技術点24.25点、演技構成点22.50点)。

冒頭の3ループ+3トウループは着氷したが、続くフリップが途中で開いてダブルに。ステップ直後の2アクセルはしっかりと着氷した。「Take five」に「エリーゼのために」を組み合わせたジャズのリズムに乗って演じきったが、少し悔しそうに視線を上に向けた。

11:新田谷凜

【写真:坂本清】

新田谷凜の演技がスタート。
西日本選手権7位。曲は「悪魔のトリル」。
得点は44.81点(技術点19.50点、演技構成点25.31点)。

3サルコウの単独ジャンプを最初に降りたが、スパイラルからの2アクセルは抜けてシングルに。トウループのコンビネーションもファーストジャンプで開いて着氷し、2回転+1回転になった。けがを抱えながらのシーズンだが、2つのジャンプで痛いミスが出てしまった。

10: 細田采花

【写真:坂本清】

細田采花の演技がスタート。
西日本選手権6位。曲は映画「セント・オブ・ウーマン ~夢の香り~」より。
得点は61.41点(技術点36.87点、演技構成点24.54点)。

冒頭に3アクセルを着氷して大歓声。3サルコウ+3トウループ、単独の3フリップも着氷。6分間練習でもクリーンに降りていた3アクセルはほんの少し耐えたが、本番でもしっかりと降り、演技をまとめて力強いガッツポーズ。喜びを爆発させた。

9:加藤利緒菜

【写真:坂本清】

加藤利緒菜の演技がスタート。
西日本選手権12位。曲はミーシャ・ジーさん振り付けの「Misirlou」。
得点は41.99点(技術点21.34点、演技構成点21.65点)。

3トウループ+2トウループは幅のあるきれいなジャンプ。2アクセルもきれいに降りたが、最後の3ループで転倒。転倒から少しスピードが落ちてしまったが、ストリングスアレンジの曲に乗って最後まで演じきった。今大会は振付のミーシャ・ジーさんも帯同。

8:十倉日和

【写真:坂本清】

十倉日和の演技がスタート。
西日本選手権11位。曲は織田信成さん振り付けの「Hometown Glory」。
得点は51.98点(技術点29.06点、演技構成点22.92点)。

トウループの3回転+3回転はセカンドジャンプがやや足りずに着氷。続く2アクセルはきれいに着氷。単独の3サルコウも流れのある着氷。パワフルなジャンプとともにステップでは情感たっぷりに演じ、本人も納得の演技。フィニッシュではうれしそうに手を合わせた。

7:川畑和愛

【写真:坂本清】

川畑和愛の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権3位。ジュニアGPシリーズではスロバキア大会、スロベニア大会でいずれも5位。曲は「シェヘラザード」。
得点は64.66点(技術点37.17点、演技構成点27.49点)。

3ルッツ+3トウループは高さのあるきれいなジャンプ。中盤、スパイラルやターンからの2アクセルも流れのある着氷で、最後の3フリップもきれいに降りた。スピード感のあるスケーティングでクリーンに演じきり、スタンディングオベーションを誘った。

6:荒木菜那

【写真:坂本清】

荒木菜那の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権2位。ジュニアGPシリーズはチェコ大会とアルメニア大会でそれぞれ5位に入っている。曲はキャシー・リードさん振り付けの「素敵なあなた」。
得点は56.32点(技術点31.93点、演技構成点25.39点)。

3ルッツ+3トゥループはうまく着氷したように見えたが、こらえきれず転倒。2アクセル、終盤の3フリップはきれいに降りた。持ち味の高さのあるジャンプを見せたが惜しいミスがあり、フィニッシュでは悔しそうな表情。

5:大庭雅

【写真:坂本清】

大庭雅の演技がスタート。
西日本選手権4位。社会人として競技を続行し2大会ぶりの出場。曲は安藤美姫さん振り付けの「Firedance」。
得点は57.08点(技術点30.02点、演技構成点27.06点)。

冒頭に3ループ、3サルコウ+2トウループと続けて着氷。中盤、曲が変わるところでは歓声も。後半の2アクセルも流れのある着氷。最後まで力強く切れのある動きで演じきり、フィニッシュでは笑顔。キス&クライには安藤さんの姿も。

4:永井優香

【写真:坂本清】

永井優香の演技がスタート。
東日本選手権3位。曲は「リバーダンス」。
得点は49.59点(技術点24.82点、演技構成点24.77点)。

冒頭のルッツが抜けてシングルになり、コンビネーションはつけず。2アクセルはしっかりと降り、最後の3ループに2トウループをつけてリカバリー。得点源のジャンプが決まらなかったが、躍動感を保って演じきった。

3:横井ゆは菜

【写真:坂本清】

横井ゆは菜の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権優勝。ジュニアGPアルメニア大会では初の表彰台となる3位に入った。曲は「サークルオブライフ」「エメラルドタイガー」。
得点は66.27点(技術点38.30点、演技構成点27.97点)。

3ルッツ+3トウループをリズム良く落ち着いて着氷。後半の2アクセル、3フリップも余韻を残してきれいに決めた。体を大きく使って「ライオンキング」の世界を表現。前2人のいい流れに続いた。

2:青木祐奈

【写真:坂本清】

青木祐奈の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権5位、ジュニアGPシリーズカナダ大会7位。曲は「エデンの東」。
得点は63.72点(技術点36.74点、演技構成点26.98点)。

冒頭、3ルッツ+3ループのコンビネーションを降りて場内が沸く。2アクセル、3フリップともに流れのあるきれいな着氷。中盤のステップではゆったりとしたスケーティングで見せた。3シーズンぶりの全日本出場でクリーンな演技を披露し、小さくガッツポーズ。スタンディングオベーションをしている観客も。

1:籠谷歩未

【写真:坂本清】

籠谷歩未の演技がスタート。
西日本選手権9位、初出場の高校3年生。曲は映画「グレイテストショーマン」より。
得点は51.09点(技術点28.34点、演技構成点22.75点)。

3フリップ+2ループをきれいに着氷。スパイラルからターンをして入る2アクセル、最後の3ルッツも流れのある着氷。初めての大舞台でトップバッターとなったが、クリーンな演技を見せた。滑り終わってほっとした表情。

見どころ

フィギュアスケートの全日本選手権が21日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われる。女子ショートプログラム(SP)には宮原知子(関西大)、紀平梨花(関西大学KFSC)、坂本花織(シスメックス)らが出場する。

優勝争いは、宮原と紀平が中心となるだろう。宮原はGPファイナルでは6位に終わったが、全日本は4連覇中と相性がいい。SPでミスのない演技を披露し、5連覇に向けてはずみをつけたい。紀平はGPファイナルで平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を破って初優勝した勢いそのままに、全日本女王になれるか。

今大会は来年3月の世界選手権(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の代表最終選考会を兼ねる。坂本、三原舞依(シスメックス)、樋口新葉(日本橋女学館高)らは、高得点をたたき出してアピールしたいところだ。

関連リンク

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