第72回福岡国際マラソン選手権大会

2018/12/2 12:10

服部が14年ぶり日本勢V 山岸、福田とともにMGC出場権獲得

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総括

ゴール直後にガッツポーズを見せる服部。歴代8位の好記録で、日本勢14年ぶりの優勝を飾った【写真:松尾/アフロスポーツ】

 第72回福岡国際マラソン選手権大会が2日、福岡・平和台陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで開催され、服部勇馬(トヨタ自動車)が日本人歴代8位となる2時間07分27秒をマークし、2004年大会の尾方剛(中国電力)以来14年ぶりの日本勢による優勝を果たした。

 この時期では異例の20℃を超える気候条件の中、ペースメーカーが1キロ3分を刻む展開で進んだレース。中盤以降に日本人ランナーが先頭集団から徐々に脱落していく中、服部は30キロすぎからペースを上げ、1位グループをけん引。イエマネ・ツェガエ(エチオピア)、アマヌエル・メセル(エリトリア)とトップ争いを繰り広げるが、36キロすぎの給水で仕掛け、そのままリードを守りフィニッシュ。19年9月15日に開催されるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)レースへの出場権を勝ち取った。

 2位にツェガエ、メセルが3位と続き、前日本記録保持者の設楽悠太(Honda)は4位入賞。6位の山岸宏貴(GMOアスリーツ)と7位の福田穣(西鉄)が、MGCレースへの出場権を獲得した。4月のボストンマラソンを制した川内優輝(埼玉県庁)が10位、神野大地(セルソース)は29位に終わった。

詳細

  • スタート前

    設楽悠太(Honda)、川内優輝(埼玉県庁)、神野大地(セルソース)らがスタートラインに並び号砲を待つ。

  • スタート

    全選手が一斉にスタート!

  • 1キロ

    縦長となった集団の先頭が2分58秒前後で通過。最初の1.6キロは平和台陸上競技場のトラックを周回する。

  • 3キロ

    ペースメーカーを先頭にほぼ9分00秒で通過。現地の天候は晴れ、気温20.1℃、湿度46%、東南東の風2.3メートル。

  • 4キロ

    先頭の大集団が通過。設楽はペースメーカーのすぐ後ろにつける。

  • 4キロすぎ

    2時間05分13秒の自己ベストを持つビンセント・キプルト(ケニア)が先頭集団から遅れ始める。

  • 5キロ

    35人ほどの先頭集団が15分04秒で通過。設楽、神野、園田隼(黒崎播磨)らが集団を形成する。

  • 5.5キロすぎ

    設楽、服部勇馬(トヨタ自動車)ら先頭集団の各選手が給水を手にする。

  • 7キロ

    先頭集団が21分05秒ほどで通過。設楽は左右を見て集団の様子をうかがう。

  • 8キロ

    先頭集団が通過。ここ1キロは2分57秒とややペースアップ。

  • 10キロ

    25人ほどに絞られた先頭集団が30分08秒通過。集団の中でも神野が前方、川内はやや後方につける。

  • 11キロすぎ

    各選手が給水を手に取る。ギルメイ・ゲブレスラシエ(エリトリア)とイエマネ・ツェガエ(エチオピア)がペースメーカーの前を走る。川内が先頭集団から遅れ始める。

  • 12キロすぎ

    遅れていたキプルトが走るのをやめ、路肩に座りこむ。

  • 13.3キロ

    先頭のツェガエら各選手が給水を手にする。設楽は先頭集団のやや後方から前をうかがう。

  • 13.3キロすぎ

    先頭集団から遅れていた川内が第2グループに吸収される。先頭集団とは約35秒の差。

  • 15キロ

    先頭集団が45分12秒で通過。15キロすぎの給水ポイントでは、ゲブレスラシエの手が設楽のスペシャルドリンクに当たってしまい落下。設楽はドリンクを手にすることができず。

  • 15.7キロ

    中本が先頭集団から遅れ始める。

  • 17キロすぎ

    ゲブレスラシエが先頭集団から遅れ始める。

  • 18キロ

    先頭集団は20人ほどに絞られる。この1キロは3分01秒ペース。

  • 18.2キロ

    川内が帽子を路肩に投げ、頭から水をかぶる。先頭との差は約53秒差。

  • 20キロ

    先頭が1時間16秒で通過。佐々木悟(旭化成)、市田宏(旭化成)、宇賀地強(コニカミノルタ)が先頭集団から遅れ始める。遅れていたゲブレスラシエが走るのをやめ、歩き始める。

  • 中間点

    1時間3分35秒で先頭集団が通過。集団は15人に絞られ、園田、服部、窪田忍(トヨタ自動車)ら日本人選手13人が1位グループにつける。気温は20.5℃とスタート時とほぼ変わらないが、天候は曇りとなる。

  • 22.5キロ

    先頭集団が縦長となり、高久龍(ヤクルト)が遅れ始める。

  • 23キロ

    高田千春(JR東日本)が先頭集団から離され、苦しそうな表情を見せる。

  • 25キロ

    先頭集団が1時間15分29秒で通過。1キロ3分ペースを維持している。神野、野口拓也(コニカミノルタ)、福田穣(西鉄)、山岸宏貴(GMOアスリーツ)が先頭から離され始める。

  • 26キロ

    先頭集団が通過。日本人選手は服部を先頭に、園田、設楽らがわずかな差で追いかける。

  • 29キロ

    窪田、アマヌエル・メセル(エリトリア)を先頭に、わずかな差で橋本崚(GMOアスリーツ)、服部、設楽、市田孝(旭化成)、ツェガエが集団を形成。この1キロのペースは3分08秒。永井秀篤(横浜DeNA)が先頭集団から引き離される。

  • 30キロ

    先頭が1時間30分55秒で通過。ここ1キロは3分13秒とペースが落ちる。ペースメーカーが離脱し、園田が先頭に躍り出る。

  • 31.6キロ

    折り返し地点を通過。先頭の園田は歯を食いしばり苦しそうな表情。ツェガエ、メセル、窪田、服部、設楽、橋本が後ろから追う。市田が遅れ始める。

  • 32.5キロすぎ

    設楽が先頭から遅れ始める。

  • 33キロ

    先頭は服部、ツェガエ、メセルの3人に絞られる。第2グループの窪田、橋本、設楽、園田が50メートルほどの差で追いかける。

  • 34キロ

    先頭の服部はここ1キロ2分54秒とペースアップ。ツェガエ、メセルと先頭争いを繰り広げる。

  • 35キロ

    1時間46分12秒で先頭の服部、ツェガエ、メセルが通過。服部の表情には大きな変化はない。設楽らの第2グループとは約23秒の差となる。

  • 36キロすぎ

    給水ポイントを利用して服部が仕掛け、ツェガエ、メセルを突き放す。追いかけるツェガエは苦しそうな表情。

  • 37キロすぎ

    先頭から遅れること約23秒、設楽が第2グループから抜け出す。

  • 38キロ

    先頭の服部が通過。この1キロは2分55秒とペースを維持し、2位のツェガエとは約15秒差となる。

  • 39.5キロ

    服部が尾方剛(中国電力)以来14年ぶりとなる日本人優勝へ向け、トップを独走。

  • 40キロ

    先頭の服部が2時間00分52秒で通過。やや苦しい表情を見せる。

  • 41キロ

    服部がこの1キロ2分53秒とペースを上げてトップで通過。歯を食いしばり、険しい表情を見せる。

  • ゴール

    服部が2時間07分27秒でフィニッシュ。尾方剛(中国電力)以来14年ぶりとなる日本人優勝を果たし、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)レース出場権も獲得。ツェガエが1分27秒遅れて2位、3位にはメセルが続く。4位は設楽、5位に園田が入る。6位の山岸、7位の福田はMGCレース出場権を獲得。

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