2026ドラフト候補選手ランキング
記事
ドラフト中継番組の解説者としてもおなじみの野球ライター・西尾典文氏に「投手」と「野手」をそれぞれ6項目で採点してもらい、その合計点で2026年のドラフト候補ランキング上位30人を選出した。
ランキング上位と解説コラムはスポーツナビアプリのみで見ることができます。
※各項目10点満点、合計60点満点
※項目は横にスクロールします
|
${item.title} |
||
|---|---|---|
|
|
|
${title.number} ${title.sub} |
スポーツナビアプリ 無料ダウンロード
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
解説
今年は高校生と大学生に有力候補となる投手が多いが、中でもトップの評価となりそうなのが鈴木泰成(青山学院大)だ。東海大菅生時代から評判の大型右腕で、大学では肘の怪我で出遅れたものの2年時にはリリーフとしてチームの大学四冠に大きく貢献。昨年秋から本格的に先発に転向すると、今年春は東都一部で最優秀投手とベストナインに輝き、続く国際大会のWCBCでも大学日本代表のエースとして活躍した。欠点らしい欠点のない美しいフォームで球持ちも長く、150キロ前後のストレートは数字以上の勢いがある。鋭く落ちるフォークとチェンジアップもブレーキ十分で、制球の高さも光る。スライダー系のボールがレベルアップすれば1年目から一軍で先発ローテーション入りの可能性も高いだろう。
鈴木に次ぐ大学生では宮原廉(近畿大)、米沢友翔(関西大)、角田楓斗(富士大)が有力な1位候補だ。宮原は昨年春、秋のリーグ戦で8勝0敗を記録。鋭く縦に腕が振れ、指にかかった時のボールの勢いは鈴木にも引けをとらない。この秋のリーグ戦は体調不良で少し出遅れているものの、実力、将来性ともに大学生では屈指の存在だ。米沢は最終学年で一気に浮上してきたサウスポー。昨年までは故障でほとんど実績はなかったが、今年春はリーグ戦、大学選手権でフル回転の活躍でチームを日本一に導いた。140キロ台後半のストレートをコーナーに投げ分ける投球は大学の先輩である金丸夢斗(中日)を彷彿とさせるものがある。宮原と同様に秋は少し出遅れているものの、左腕では真っ先に名前が挙がる存在だ。角田は地方リーグながらストレートはコンスタントに150キロを超え、鋭く変化するカットボールなどの変化球も光る。好投しながら突如崩れることがあるのは課題だが、ボールに関してはプロの一軍レベルと言えるだろう。他にも本格派サイドスローの馬場拓海(日本体育大)、最速158キロを誇る川尻啓人(亜細亜大)、昨年秋の明治神宮大会で10連続三振を記録した有馬伽玖(立命館大)、東都二部ながら150キロ台中盤のスピードは勢い十分の仲井慎(駒沢大)、ストレートの質とチェンジアップのブレーキが抜群の星野世那(大阪商業大)なども最後のアピール次第では1位の可能性もありそうだ。
高校生で筆頭格と言えるのが織田翔希(横浜)だ。名門の横浜で1年秋から奥村頼人(現ロッテ)とともに主戦として活躍し、2年春には選抜優勝にも大きく貢献。今年の夏は甲子園大会歴代最速となる156キロをマークして話題となった。体つきはまだ細身だが、強烈な腕の振りでストレートのスピードは大学生、社会人を含めてもトップクラスであることは間違いない。緩急の使い方や変化球でフォームが変わるところは課題だが、素材の良さは抜群だ。MLB球団からも高い注目を集めていると言われており、その動向は今年のドラフトでの大きな注目ポイントとなるだろう。
織田以外の高校生投手では前田侑大(高岡第一)、平田玲翔(大分商)、菰田陽生(山梨学院)などの名前が挙がる。前田は173㎝と小柄だが、体重移動のスムーズなフォームでストレートは150キロを超える本格派サウスポー。夏の富山大会では20奪三振でノーヒット・ノーランも達成し、甲子園出場経験がない選手で唯一U18侍ジャパンにも選出された。高校生の左投手では頭一つ抜けた存在である。平田は最終学年で一気に評価を上げた大型右腕。6月に右肩の違和感を発症したことで夏は全てリリーフでの登板だったが、見事な投球で甲子園でも好投を見せた。長身でも体のバネは抜群で、まだまだ伸びそうな雰囲気がある。ポテンシャルの高さは今年の高校生でも屈指だ。菰田は織田とともに早くから注目を集めていた超大型右腕。選抜ではファーストの守備の際に走者と交錯して左手を骨折して登板がなく、夏もわずかな登板に終わったが、好調時のストレートの迫力は圧倒的だ。野手として評価する声も多く、二刀流として勝負してもらいたい素材である。その他の高校生では190㎝の大型右腕でポテンシャルの高さが魅力の新城楓雅(奈良大付)、140キロ台後半のストレートで押すパワーピッチングが光る本格派サウスポーの杉本真滉(智弁学園)なども上位指名候補となりそうだ。
社会人は有力候補が少ない印象だが、ここへ来て評価を上げてきたのが沢山優介(ヤマハ)と柿本晟弥(パナソニック)の2人だ。沢山は一昨年も候補として名前が挙がっていながら調子を落として指名漏れとなった大型左腕。高卒5年目の今年は3月に行われたWBCにブラジル代表で出場して好投すると、シーズンに入ってからも好調をキープしている。角度のある150キロに迫るストレートと縦の変化球で三振を奪えるのが魅力。貴重な左腕だけに高く評価する球団も多くなりそうだ。柿本は東洋大時代は安定感が課題だったが、社会人で大きく成長。1年目からチームの主戦となると、NTT西日本の補強選手として出場した今年の都市対抗でも先発として見事な投球を見せた。140キロ台後半のストレートと同じ軌道から鋭く変化するスライダー、カットボールを駆使した投球が光る。即戦力となる投手が欲しい球団には狙い目の選手となりそうだ。
関連リンク
- 週刊ドラフトレポート2026 スポーツナビ
編集部ピックアップ
卓球で大波乱!“世界1位”中国の孫穎莎が…
日テレNEWS NNN

