世界卓球2026
女子チームランキング
4月28日よりロンドンで開催される世界卓球選手権団体戦。第1回大会から開催100周年を迎えた今大会は、通常よりも24チーム多い64チームによって優勝が争われる。ここでは各チームの戦力を40点満点、充実度を10点満点で数値化し、その合計値をもとにランキングを決定。そのTOP20を紹介していく。
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解説
W杯3連覇の中国エースが健在
今大会も優勝戦線をリードするのは中国。世界選手権シングルス2連覇の孫穎莎と元・世界女王の王曼昱、ツインエースの存在は大きい。特に前回大会決勝の日本戦でも早田ひな、張本美和を連破した孫穎莎の勝負強さは別格。陳幸同、王芸迪は一時期よりも力が落ちた感があるが、次代のエース候補・蒯曼も成長しており、今大会では上位のラウンドでの起用も考えられる。
新メンバーが加入した日本、27歳が「切り札」になる!?
1位の中国に最も近い位置にいるのは前回大会まで5大会連続準優勝の日本。今大会は伊藤美誠、平野美宇、大藤沙月らがメンバーから外れたが、それでも3位以下のチームとは力の差がある。張本美和、早田ひな、橋本帆乃香、長﨑美柚、面手凛というメンバーで挑むが、注目は27歳で世界選手権団体戦初出場の橋本。海外選手に対して高い勝率を誇り、中国選手にも度々勝利するなど、日本の「切り札」となり得る存在だ。前回大会では中国から2勝をあげ、優勝まであと1勝に迫った日本。目指すは中国を破っての優勝のみだ。
実力者が揃う欧州王者のドイツ
3位にはドイツと韓国。ヨーロッパ王者のドイツは、2大会ぶりのメダル獲得を狙う。33歳・ヴィンターが世界ランキングを9位まで上げるなどブレイクを果たしたことで戦力が底上げされ、アキレス腱断裂から復帰した42歳のハン・インもまだまだ健在。若手のカウフマンもパリ五輪で張本を破るだけのポテンシャルがある。多彩なプレースタイルの選手が揃っていることで、相手チームとしては対策も難しくなる。
韓国、香港、インド、北朝鮮のアジア勢にも注目
韓国は世界ランキング12位の申裕斌と同30位の金娜英がチームの軸。特に申裕斌は中国、日本との対戦でも互角に渡り合える実力がある。32歳で代表返り咲きを果たした梁夏銀、世界選手権初出場の朴佳賢と柳是宇がどれだけのプレーを披露できるかという不安はある中で、メダル獲得には申裕斌が確実に白星を積み重ねることが欠かせない。
香港、インドはメンバーの実力のバランスが取れており、上位に食い込む可能性は高い。フランスはユエン・ジアナン、パヴァデ、ポルトガルはシャオ・ジエニ、ユフと上位ランカーとも勝負できる選手が2人おり、下克上も期待できる。前回大会でベスト8進出と躍進し、日本に食らいついたスロバキアもクセ者揃いの好チームだ。
5位は前回3位のフランス。前回大会で33年ぶりのメダルをもたらしたユエン・ジアナンとパヴァデの2人が今大会でもチームの中心だ。6位にはルーマニア、インド、香港、タイペイの4チーム。ルーマニアは上位チームの選手とも勝負できるスッチを筆頭に、総力戦で3点を奪いにいく。インドは前回大会で中国を苦しめるなど、ハマると強いクセ者揃いのチーム。銅メダルを獲得した前回大会からメンバーが大きく変わった香港は、若手の頑張りに上位進出の行方がかかる。タイペイはエースの鄭怡静に加え、世界ランキングTOP50入りを果たした18歳の葉伊恬が上位進出のキーマンとなるだろう。
また、国際大会への出場が少なく、データが少ないために10位とした北朝鮮も上位に食い込む力があるチーム。エースのキム・クムヨンは現在の世界ランキングこそ173位だが、2024年のアジア選手権シングルスで金メダルを獲得するなど、実力は世界トップクラスだ。
企画・構成
卓球王国

