世界卓球2026
男子チームランキング
4月28日よりロンドンで開催される世界卓球選手権団体戦。第1回大会から開催100周年を迎えた今大会は、通常よりも24チーム多い64チームによって優勝が争われる。ここでは各チームの戦力を40点満点、充実度を10点満点で数値化し、その合計値をもとにランキングを決定。そのTOP20を紹介していく。
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解説
男子のトップは11連覇中の中国としたが、戦力は前回大会から大幅ダウンと言っていい。パリ五輪シングルス金メダリストの樊振東が代表を離れ、精神的支柱だったベテランの馬龍も現役を引退。現・世界王者の王楚欽がチームを牽引するが、その他のメンバーは海外選手に取りこぼす試合も見られ、2番手の林詩棟は右肩の故障で4月のワールドカップを欠場するなど、コンディションに不安も残る。その中で連覇へ向けたキーマンとなるのは29歳の梁靖崑か。ここ最近は成績が振るわないが、持ち前の勝負強さでチームのピンチを救えるか。
2位には日本とフランスの2チーム。前回大会で日本は準々決勝で中国に敗れてメダルを逃したが、松島輝空が張本智和と並ぶエースに成長。2点起用が予想される松島と張本は中国選手とも互角に勝負できる実力がある。戸上隼輔、宇田幸矢、篠塚大登と、3番手以降も他チームではエース級の実力だが、松島と張本の存在は3番で出場する選手にとっても心強い。
前回大会準優勝のフランスも充実のメンバーが揃う。アレクシス&フェリックスのルブラン兄弟がチームを牽引し、3番手以降も経験豊富なベテランのゴーズィ、世界ランキングをグングン上昇させている若手のポレとコトンが控え、1点を奪うのも容易ではない。日本とフランスは決勝トーナメントのシード順をかけてステージ1で対戦する。
4位はスウェーデンとドイツ。前回大会ではともにメダルを逃したが、確かな実力者が揃う欧州の強豪だ。スウェーデンはパリ五輪シングルス銀メダリストのモーレゴードが確実に勝利を重ね、2番手以降の負担を軽くしたいところ。ドイツはチウ・ダン、ドゥダ、フランチスカ、オフチャロフとメンバーの実力差がなく、相手との相性によってオーダーも組み替えやすい。
前回大会3位の韓国は6位。張禹珍、安宰賢、呉晙誠は上位チームの選手とも勝負できる実力があるが、4・5番手は力が大きく落ちる。主力3人に故障や不調が生じた時には厳しい戦いとなるだろう。
7位以降は「絶対的なエースがいるものの2番手以降は力がガクッと落ちる」、もしくは「それなりの実力の選手が2、3人揃うが、絶対的なエースがおらず勝ち星を計算しにくい」というチームが並ぶ。7位のタイペイには世界ランキング7位の林昀儒、11位のブラジルには同3位のカルデラノがいるものの、2番手以降は勝ち星を計算しにくく、もしエースが敗れることがあると一気に苦しくなる。8位のインド、10位のポルトガルなどは粒揃いのメンバーではあるが、確実に勝利をあげられるエースが不在。世界ランキング上位の選手が3人揃うチームとの対戦では厳しい戦いとなりそうだ。
企画・構成
卓球王国

