女子プレーヤーランキング

 4月28日よりロンドンで世界選手権団体戦がスタートする。第1回大会開催から100周年となる今大会は64チームが世界一をかけて13日間の戦いに挑むが、ここでは出場選手を充実度と安定感をそれぞれ10点満点、技術と戦術をそれぞれ5満点で数値化し、その合計値をもとにランキングを決定。そのTOP20を紹介していく。

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解説

中国の“強さ”を誇示し続けている2人のエース

海外選手に対して圧倒的な強さを見せる孫穎莎【写真:ロイター/アフロ】

 女子の1・2位は中国のツートップ、孫穎莎と王曼昱。世界選手権2連覇中の孫穎莎は今年に入ってから国際大会では20勝1敗。敗れた試合も蒯曼との同士討ちで、海外選手には無敗と圧倒的な強さを誇る。2位の王曼昱も2021年世界選手権シングルスを制した元・世界王者。今年3月のWTTチャンピオンズ重慶で大藤沙月に敗れるまで、日本選手に約6年間無敗という成績を残しており、優勝を狙う日本にとって手強い相手となる。

日本人トップは17歳の張本美和

中学2年で出場した前回大会でも主力として準優勝に貢献【写真:松尾/アフロスポーツ】

 日本勢最上位は張本美和で3位。初出場となった前回の世界選手権団体戦からさらに力をつけており、今大会では日本のエースとしての活躍が期待される。張本と並んで3位の陳幸同はピークを過ぎた感があり、ここ最近は海外選手に取りこぼす試合も見られるが、まだまだ強い。蒯曼は中国の次期エースと目される22歳で順調に力を伸ばしている印象。今大会では大事な試合での起用も考えられる。

早田ひなと橋本帆乃香の2人の実力も高い

さらに攻撃的なプレーを志向している早田【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

 早田ひなと橋本帆乃香は6位。ともに上位勢とも互角に勝負できるだけでなく、格下に取りこぼす試合が少ないのも団体戦では大きい。10位の長﨑もポテンシャルは高く、苦手なタイプが少ないのも強みだ。

番狂わせの可能性を持つ面々たち

ワールドカップで孫穎莎をあと一歩まで追い詰めた18歳のゴーダ【写真:アフロ】

 10位のヴィンターは、ボールに独特の変化をもたらす「アンチスピン」と呼ばれるラバーを使用するスタイルへの転向が大成功。33歳にして自己最高となる世界ランキング9位に浮上するなど、今一番勢いに乗っている選手と言っても過言ではない。

 また、13位のA.ディアスは抜群のボールセンスを生かしたプレーでアジア勢にも対抗できる選手。同じく13位のハン・インは42歳を迎えたカット型だが、今年1月のWTTチャンピオンズ ドーハで王曼昱を下すなど実力は健在だ。15位のゴーダはアフリカ期待の18歳。今年のワールドカップでは勝利まであと1点に迫るなど、優勝した孫穎莎を最も苦しめた。女子は男子以上にプレースタイルが多彩で、プレースタイルによる相性が勝敗に及ぼす影響も大きいだけに、番狂わせや下剋上にも期待したい。

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