Krush.184

1/25 17:30 東京・後楽園ホール

プレリミナリーファイト第1試合/Krushライト級/3分3R

2R・KO

 1R、北原は180㎝の長身で前に出る。しかしこれに170cmの猪瀬はボディストレート、ローを当てて距離を保ち、北原の圧力を受けない。ローキック、パンチ、ハイキックと猪瀬は攻撃を返す。

 2R、猪瀬が前に出て北原にロープを背負わせる。ジャブで遠ざけんとする北原だが、猪瀬はそれを被弾しながらもボディフック。そしてコーナーに詰めての連打で北原を攻め落としてダウンを奪う。

 立ち上がった北原だが、猪瀬は左ボディでガードを下げさせ左右フックの連打。これで北原に2度目のダウンを与え、デビュー戦でKO勝利した。

第1試合/-63kg契約/3分3R・延長1R

判定

 1R、両者オーソドックスで下村がジャブから先手で攻めて出る。下村の圧力に矢吹はプッシングで対抗するが下村は下がらず、ジャブから左ボディフック、ストレートと繋げる。矢吹はこれに右・左とミドルを返す。

 2R、距離を掴んだか下村はアグレッシブさを増し、ジャブからのボディ打ち。矢吹も下村の圧力に抗しながらフック、ヒザ、ローと反撃する。矢吹の左右ストレートがとらえるが、下村はそこで引かずプッシュして矢吹を下がらせる。

 3R、両者前に出てリング中央を取り合う。矢吹がアッパー、ストレートと攻めて当てるが下村はヒザを返し、そこから左右ストレートで矢吹をコーナーに詰める。

 判定は30-29、30-29、30-29の3-0で下村。これで戦績を10戦5勝(2KO)4敗1分とした。

第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

2R・KO

 1R、両者オーソドックスで直也がリングの中央を取りプレッシャーを発する。しかし岡嶋はこれに対し距離を取って直也の圧力をかわしローキックをヒット。これで直也の意識を下に落とし、左フックで直也をダウンさせる。

 立ち上がった直也に岡嶋は勢いを落とさず、跳びヒザ、ストレート、フックとフィニッシュを狙うが、これは直也がブロックでしのぐ。

 ダウンのビハインドがある直也だが2Rも前に出る。そしてバックブローを放つが、そこに岡嶋がストレートを当て2度目のダウンを奪う。立ち上がった直也はさらに前へ出るが、岡嶋はカーフキックから左フックを当てて3度目のダウンを与え、ここでレフェリーが試合を止めた。

 快勝の岡嶋は「久々に倒して 勝ててホッとしています。次の試合すぐ行けます」と次戦に早くも意欲を見せた。

第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

判定

 1R、西元はリングの中央を取り、そこから空手の突きのような左ストレート。前に出んとする山本だが、西元は前蹴り、カウンターの左フックとリング中央を譲らない。両者ともに右を強振するが、これはどちらも頭を振ってかわし当てさせない。

 2R、西元は圧力を増して前に出る。しかし山本はこれに慌てずパンチと三日月蹴りをリターン。山本はさらにジャブから左右のフックを繋げる。だが西元は被弾があっても蹴りながら前進する。

 3R、打ち気の西元が前蹴りからスイングフックで前に出る。山本はこれにヒザ、上下のフックで対抗。攻めてくる西元を山本は左右にさばいてフックとストレート。だが西元もストレートでとらえる。

 判定は30-29、29-29、30-30で山本に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、山本は前進を強めてリング中央で西元と向き合う。両者接近戦の打ち合いでクリンチも多くなる。山本、西元の順にストレートをヒット。山本が右フックを当てれば西元はバックブローを返して終了に。

 判定は山本、西元と分かれた後で西元。延長にもつれた接戦を制した。

第4試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R

2R・KO

 1R、サウスポーの山浦に坂本は開始から左右のフックを強振して攻める。そして右→左のフックからヒザ蹴りを追撃して山浦をダウンさせる。

 立ち上がった山浦に坂本は右スイングフックからさらに攻めるが、山浦が右ストレートをカウンターでクリーンヒット。さらにバックブローも繰り出すが、これは肘に近い部分が当たってしまいレフェリーから注意を受ける。坂本は左ハイキックから右フックで反撃する。

 2R、山浦は後ろ回し蹴りを放つが、坂本はこれをかわしてフックを連続で当て2度目のダウンを奪取。

 攻めに来る坂本を山浦はクリンチするが、坂本はこれを振りほどいて左、右とフックを当て、山浦に試合3度目のダウンを与えノックアウトした。

 勝利した坂本は「こんなんじゃトップとか言ってられないので練習頑張ります」と手短に語ってリングを後にした。

第5試合/第10代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

1R・KO

 1R、172㎝の新井に対しサウスポーの東は身長で7㎝劣るが、ストレートの上下打ち、右フックで攻めて出る。新井もこれにストレート、左フックで対抗。サウスポーに変わって左ストレートも繰り出す新井だが、東が左フックを当て、続けての左ストレートで新井を豪快に打ち倒しKO勝利した。

 トーナメント一回戦を勝利した東はマイクを持つと「わざわざ宮崎から応援に来てくれてありがとうございます。勝ったのもALONZAの先輩方のおかげです。準決勝の井上選手楽しみにしています。これがALONZAの成果です」と喜びの声を届けた。

第6試合/第10代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

1R・KO

 1R、松谷は前足での左前蹴り、左ミドル。大平もストレートを返すが松谷のガードは高い。大平はしかし攻めを強行し、右ハイキック、右ストレート、右フックと松谷を襲ってダウンを奪う。

 立ち上がる松谷だが動揺が感じられる。大平は攻め手を緩めず右ストレートで打ち抜き、松谷はこれに崩れ落ち初回KOとなった。

 大平は「トーナメント優勝できないと思われてると思いますけど、絶対にベルトを獲って盛り上げていくので応援お願いします」と次戦に向けて気を引き締めた。

第7試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

不戦勝

 橋本が55.00kgで計量をクリアしたのに対し、鬼山は脱水症状でドクターストップがかかり計量不参加・欠場に。橋本が計量をクリアしているため、試合は橋本の不戦勝、鬼山の不戦敗となった。

 リングに上がり勝ち名乗りを受けた橋本は「楽しみにしてくださったファンのみなさま、このような形になってしまい本当にすみません」と謝罪。「僕自身、いろんなものを犠牲にしてこの試合に懸けてきました。この階級で体の限界も近づいて試合も限られてきているので本当にショックです」と胸中を語り、「僕が思っていた以上に覚悟のない選手だなと思いました。この試合の追い込みはもっと先を見据えた内容だったので、もっともっと前に進んでいきます。プロを舐めないでください」と鬼山にメッセージした。

第8試合/-80kg契約/3分3R・延長1R

3R・KO

 1R、谷川は右前蹴り、右ミドルと先制。ジュリオの蹴りを見切ってかわし、左ミドル、右カーフキックを打ち込む。パンチも頭を振ってよけ、ジュリオの攻撃がよく見えている印象の谷川。初回は無理にジュリオを攻めず、左右のミドルを入れて終了する。

 2Rも谷川は右前蹴りからスタート。谷川はカーフキックの本数を増やしてジュリオを追い詰める。谷川は左ハイで揺るがし、さらに右ハイから右三日月蹴りもジュリオのボディに決める。

 3R、ジュリオはアッパーで接近戦を挑むが、谷川が左ミドルからの右ストレートでフラつかせてダウンを奪う。

 ダメージの残るジュリオに谷川は右クロスを打ち下ろして2度目のダウンを与える。そして最後は右ストレートと右スイングフックを打ち分け、レフェリーがダメージを見て試合をストップした。

 80㎏に減量して臨んだ試合で勝利した谷川は「まだK-1やKRESTを背負うとか言えないですけど、重量級で活躍できる日本人は自分しかいないと思うので、みんなでK-1を育てていきたいと思います」と語った。

第9試合/-58.5kg契約/3分3R・延長1R

3R・KO

 1R、フレームの大きさを感じさせる関口は開始から森本に向かってプレッシャーを掛け、左ボディフック、右・左のローキック。森本が近寄ろうとしても前蹴りを入れ、ボディストレートを放ち、逆に自分から近づいてのアッパー、三日月蹴りと攻撃を打ち分ける。森本がガードを上げると関口はボディを打ち、ディフェンスの空間を見て攻めていく。

 2R、両者接近戦から関口が左ボディフック、とローキックで森本を下がらせる。右わき腹を赤くする森本だが闘志を落とさずバックブロー。関口も気を逸ることなくボディ打ち、左ミドルと攻撃を散らして攻める。

 3R、ガードを固める森本に関口はボディフックから右フックを側頭部に連打し、森本を前のめりに倒してダウンさせる。立ち上がり、左右フックにバックブローで対抗する森本だが、関口は再び右フックの連打で打ち倒し、最終ラウンドにKOで勝利した。

 メインを締めた関口は「今年最初のKrush、KOで締められてよかったです。(フェザー級王者の)石田選手、2月決まってると思いますが、勝ったら自分とやってもらいたいと思ってるので2月絶対勝ってください」とメッセージを送った。

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