RISE 194

12/14 17:15 東京・後楽園ホール

第1試合/スーパーフライ級(-53kg)3分3R

2R・KO

 ともに空手をバックボーンとする19歳、サウスポー同士の対戦。

 1R、両者蹴り合っての序盤から、井上が左ストレートを当てて前に出る。紺野は後手に回ってしまう。井上はリズムに乗ってきてストレートだけでなく左ミドルも当てていく。

 2R、1Rの劣勢を受け前に出んとする紺野だが、井上は前蹴りを出して押さえ、顔面前蹴りを効かせると紺野は後退。追った井上はさらにストレートとボディへのヒザで攻め、このラッシュでダウンを奪う。立ち上がる紺野だが鼻血が見られる。井上はヒザをボディと顔で打ち分け、さらに左フック、右ボディフックと追加し、倒れない紺野だったがレフェリーが試合をストップした。

第2試合/フライ級(-52kg)3分3R延長1R

判定

 1R、MANAKAはサウスポーに構えステップを踏み距離を取るが、オーソドックスのMeltyはこの距離をつぶし右ストレートを当てていく。Meltyのプレスを警戒し、左右にフットワークして動くMANAKA。

 2RもMeltyは前に出て左右のストレートでMANAKAをとらえる。しかしラウンド中盤以降はMANAKAが距離を保てるようになり左ミドル、右ローと見舞って当てる。

 3R、Meltyがストレートを中心に前進すると、MANAKAは左右ミドルで応戦。しかしMeltyがMANAKAにプレッシャーを掛けて展開する。接近戦になってもMeltyはMANAKA突き放し右ストレートをヒット。

 判定は30-29、30-28、30-28の3-0でMelty。4連敗から1ノーコンテストと5試合勝ち星から遠ざかったが、久々の勝利を得た。

第3試合/アトム級(-46kg)3分3R

判定

 1R、身長158㎝でサウスポーの桃花は左ストレート、右ボディフックと攻める。147㎝と身長で劣る菊地は桃花のパンチに押されてしまう。桃花はフェイントから放った左ハイキックもヒットする。

 2R、開始から両者打ち合いとなるが桃花が左・右とボディフックを打ち込む。菊地もしかしガードを上げて前進しストレートを振るう。桃花の打ち終わりに菊地がストレートを当てて桃花は片膝を着くが、これはノーダウンと判断される。

 3R、桃花は右フック、左ストレートの連打に左ハイキックを織り交ぜる。菊地も桃花のストレートをアームブロックしてストレートを振り返す。桃花は右ボディフック、左ストレートと攻めて試合を終える。

 判定は30-27、30-27、30-27の3-0で桃花。18歳のポテンシャルを見せ勝利した。

第4試合/フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R

1R・KO

 1R、MOMOTAROはサウスポーで入り、途中で軌道を変える変則ハイキック(ブラジリアンキック)。スイッチファイターの門脇だがオーソドックスで向き合い、こちらもブラジリアンキックを飛ばし、左フック、ヒザと攻める。両者接近戦でもつれるが、門脇はそこから右ストレート、左フックとラフに振ってMOMOTAROを襲う。さらに左アッパーを当ててMOMOTAROの動きを止めると、左フックから左ストレートを打ちぬいて倒しノックアウトした。

 勝利した門脇は「前回、あまりよくなかったんですけど今回こうやって1Rで倒せてすごく嬉しいです。菅原先生を世界一の先生にします。そのためにチャンピオンになるので応援お願いします」とアピールしてリングを後にした。

第5試合/フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R

判定

 1R、サウスポーの寺山とオーソドックスの指田。寺山が左ミドル、左ヒザから左ストレートと左の攻撃を振るうが、指田はこれに怯まず打ち合いを仕掛け右ストレート、左ボディ。だが寺山は目のよさを見せ、左ストレートを返して当てる。

 2R、指田はガードを上げて向かうが、寺山はこのガードの合間を抜いて左ストレート。しかし指田は前進を止めるどころか強化。ボディストレート、ボディフックと寺山を攻める。

 3R、前に出た指田に寺山が左ストレート、左ミドルをヒット。指田はしかし、ここもプレッシャーを弱めない。指田はノーモーションのストレート、右ボディと巧打するが、寺山も左ストレートを印象的に当てる。寺山はジャブとストレートで指田に鼻血を呼び、左ミドルも加えて試合を終える。

 判定は29-28、30-28、30-28の3-0で寺山。連敗を脱する勝利を得た。

第6試合/ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R

判定

 1R、サウスポーから左インローを蹴っていくチャッピーにKENTAもインローを返し応戦するが、チャッピーはそこからストレート、ヒザ、アッパーと繋げ攻勢。しかし打ち合いに応じたKENTAが左フック、右ストレートと当てダウンを奪う。立ち上がったチャッピーにKENTAは、さらに左フックと右ストレートを加えて初回を終える。

 2R、ダウンを背負うチャッピーは右ジャブを散らして左ミドルをつなぎ、さらに左ストレートを連係する。クリーンヒットは与えないKENTAだがロープまで下がらされる。

 3Rもチャッピーがジリジリと前進。右アッパー、ストレート、右ボディとKENTAを攻める。KENTAも左右フックを返すがチャッピーは止まらない。右アッパーにストレート、 左ヒザとチャッピーが攻勢を取り終了する。

 判定は28-28、29-28、29-28の2-0でKENTA。チャッピーの反撃をしのいで勝利した。

第7試合/フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R

判定

 1R、麗也はオーソドックス、陸斗はサウスポーで向き合う。麗也はローとカーフキックで探りつつ陸斗をロープ・コーナーに追い詰める。麗也がストレート、右ミドルを決め1Rを終了。

 2Rも麗也が陸斗に圧力を掛ける。しかし陸斗もラウンド中盤から戦法を変え、逆に前に出ていく。右インローを当てペースを取り戻さんとした麗也だが、陸斗は左ボディフック、ストレートとヒットする。

 3R序盤は、まず麗也が距離を詰めショートパンチのコンビネーションで攻める。だが陸斗は重い音を立ててのボディフック、ヒザと反撃し、麗也もこれにショートフックとローを返し、両者一進一退となる。鼻血の見られる陸斗だが、前に出る勢いでは上回り、フック・ミドルと打ち込んで終了する。

 判定は30-28、29-29、29-29で1者が陸斗を指示するもドロー。延長戦に突入となる。

 延長R、麗也は気合いの声を上げながら陸斗に向かって右ストレート。しかし陸斗もこれに下がらず、ボディフックで麗也を止めに掛かる。だが麗也がカーフキックとショート連打で陸斗を押す。最終1分は形勢が代わり、陸斗が麗也を左ミドルのヒットで下がらせる。麗也も胴回し回転蹴りを見せ終える。

 判定は10-9、10-10、10-10でまた陸斗に1票入るも決着つかずドローとなった。

第8試合/スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R

2R・KO

 1R、両者オーソドックスで政所が鋭いカーフキックを飛ばす。脚を蹴られる酒寄だが、ジャブとストレートで応戦。しかし政所もガードを上げて近寄り、ショートの打ち合いに持ち込むとショートの左フックでとらえ酒寄をヨロめかせる。

 2R、戦い方を改めた政所は距離を詰めて圧力を掛け、酒寄の左フックへ逆に左フックをカウンターしてダウンを奪う。

 酒寄の鼻血をドクターチェックした後で試合再開。政所は勢いを止めず、ここもストレートと左フック2度目のダウンを奪取。立ち上がりストレートで抗戦する酒寄だが、政所がフック、ストレートとまとめるとレフェリーがストップした。

 勝利した政所は「初めてRISEに上がったのが19で、もう27になってまだベルトを巻けていなくて、でも戦績の綺麗なチャンピオンもいますが、負けを経験しているチャンピオンの方が厚みが増すんじゃないかと思います。最高の景色に連れていくので、これからも応援してくれたら嬉しいです」とベルトへの思いを語った。

第9試合/第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R

判定

 1R、島田がサウスポーからのワンツーをヒット。その後も距離を作り、踏み込んでのストレートを平岡に当てる。追い掛ける平岡だが島田にかわされる。1Rの採点は3者が島田を支持。

 2Rは平岡が島田にプレッシャーを掛け追い詰める。圧力を持てますかクリンチが増える島田だが、ときにストレートを伸ばして平岡にヒットする。2Rの採点は3者10-10でイーブン。

 3Rも平岡は前進。ロープを背負わされる島田だが、そこから強めのパンチを振るって逃れる。3Rの採点は2者が10-10、1者が10-9で島田を支持する。

 4R、公開採点で劣勢の平岡は前進を続行。しかし島田がサウスポーからの左フック、横にかわしながらの右フックをカウンターで当てる。

 5R、前に行く平岡だが、島田も左ミドル、左ストレートで迎撃。島田は右回りして平岡にカウンターのストレートを合わせる。疲れが見える島田を、平岡は首相撲からのヒザとストレートで攻める。

 判定は50-48、50-48、50-47の3-0で島田。6戦無敗で戴冠し、「(この日引退セレモニーを行った先代王者の)宮﨑小雪選手を超える存在になります」と宣言した。

第10試合/SuperFight! バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R

判定

 1R、体格差を感じさせる鈴木が花岡に圧力を掛けロープを背負わせる。しかし花岡はロープ際から逃れて距離を作るとジャブ、前蹴り、ハイキックと放って鈴木をストップに掛かる。だが鈴木はこれに止まらず、パワフルなパンチを振るっていく。

 2R、花岡はスイッチして戦い、ジャブ、前蹴り、足払いと繰り出し、ボディフックも鈴木に打ち込む。花岡の手数が目立つが、鈴木も被弾しながらも前に出て強打を振るう。花岡は前蹴りで鈴木を倒し、鈴木の攻撃に慣れてきたかパンチのカウンターを打ち込む。

 3R、花岡は前蹴りで鈴木の前進を押さえ、サウスポーからの左ストレートをヒット。打ち気で攻める鈴木の足を花岡は足払いでとらえコカしていく。花岡は攻撃が見えてきたかのように前蹴り、サウスポーからの右フックと左ストレート、ハイキックと打ち込んで鈴木を翻弄して終える。

 判定は30-28、30-28、30-28の3-0で花岡。快勝にマイクを取ると「どうすか? 53(㎏)のチャンピオン強いっしょ? それも鈴木選手が漢を出して前に出てきてくれたからだと思うので、自分個人で楽しませられるような選手になります。年内最後なので、この言葉で終わらせてください。RISE最高!」と1年を締めくくった。

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