ウインターカップ男子「最強都道府県ランキング」【2025年度版】

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 SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会が12月23日から東京体育館と京王アリーナTOKYOで開催される。全国高等学校選抜優勝大会として第1回大会が開催されたのは1971年3月。そこから昨年度のすべての大会の成績を都道府県別に集計し、「最強都道府県ランキング」を導き出した。

 優勝=4ポイント、準優勝=3ポイント、ベスト4(準決勝敗退)=2ポイント、ベスト8(準々決勝敗退)=1ポイントと、成績に応じてポイントを設定。そのポイントを合算した合計ポイントにより順位づけをした。

※ランキング全順位と解説はスポーツナビアプリでご覧いただけます

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第72回大会の決勝で初めて顔を合わせた福岡第一と福大大濠【(c)須田康暉/バスケットボールキング】

 都道府県ランキングで1位となったのが福岡県だ。同県をリードしたのが福岡大学附属大濠。故田中國明コーチの厳しい練習に鍛えられ、全国の強豪として成長していった。その福大大濠を追うように勢力を伸ばしたのが福岡第一。第35回大会で初出場を果たすと、5度の大会制覇を成し遂げている。

 福岡県が押しも押されるバスケ王国と呼ばれるようになった象徴的な大会が72回大会。決勝の舞台で初めて両校が顔を合わせ、現在NBA挑戦中の河村勇輝を中心とした福岡第一が75-68で福大大濠を破った。この試合で河村は10得点13リバウンド11アシストのトリプルダブルを記録したことでも記憶に新しい。その後、76回大会の決勝でも顔を合わせた2校が、現在の高校バスケ界を牽引している。

 ウインターカップの歴史を振り返るとき、多くのバスケファンの記憶に刻まれているのが能代工業の強さだろう。男子では最高となる第26回大会から29回大会までの4連覇をはじめ、3連覇を3度達成し、大会の創成期から強さを謳歌した。しかし意外なことに、能代工業が初優勝を果たしたのは第4回大会。つまり初回から3年間は準優勝が最高成績だったのは産みの苦しみか。その後は実に20回の優勝を誇り、男子では最多優勝記録となっている。

 能代工業の強さの秘密と言われたのが「堅守速攻」のスタイル。激しいディフェンスから速攻を次々と決めて相手を叩きのめした。一方で、ルーズボールに果敢に飛び込み、リバウンドにも何度でも跳ぶボールへの執着が多くのファンを熱狂させた。それが最高潮に達したのが第29回大会。当時の3年生、田臥勇太(現宇都宮ブレックス)らが高校3年間のすべての全国タイトルを奪取し、高校タイトル9冠を達成したシーズンだ。次の日の試合のチケットを求めて夜を明かすファンも続出し、東京体育館は熱狂の渦に包まれた。

 3位に入ったのが東京都だ。54年の大会の歴史の中で、東京以外で大会が開催されたのは2回のみ。メイン会場の東京体育館は“高校バスケの聖地”と呼ばれるようになり、多くの高校生ケイジャーの憧れの舞台であり、目指すべき会場となっている。記念すべき第1回優勝は明治大学中野、2回目は中央大学附属と、2大会連続で東京都のチームが大会を制した。その他、2度の優勝経験を持つ京北、さらには早稲田実業、國學院久我山など個性的なチームが活躍した。近年はインターハイを制した八王子学園八王子の台頭が目立っており、40年以上手放しているカップの奪還を狙っている。

 3位以降のトップ10には名門校を有する府県が名を連ねる。

 4位には大会3連覇を達成した洛南を擁する京都府が入った。5位は故佐藤久夫コーチが手塩にかけて育てた仙台と仙台大学附属明誠が属する宮城県がランクイン。仙台大明成(当時明成)は、現在NBAロサンゼルス・レイカーズでスターターとして活躍する八村塁を核に大会3連覇を記録。八村の「バスケはすっごい、すっごい楽しいです」という優勝インタビューは大会を代表する名場面となった。

 6位は北陸高校を擁する福井県、7位は長年にわたり土浦日本大学が全国上位を争ってきた茨城県、8位は“バスケどころ”として知られる愛知県、9位は小林や延岡学園が全国大会で結果を残してきた宮崎県、そして10位には開志国際がウインターカップを制し全国上位の常連となっている新潟県が続く。

 ウインターカップは48回目の大会から、それまで全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)から「全国高等学校バスケットボール選手権大会」を引き継ぎ、同時に大会規模も拡大し、真の高校No.1を争う大会へと成長した。年々激しさを増す優勝争いは大会序盤から見逃せない。今回、55回目を迎える高校生の冬の祭典は12月23日に開幕する。

(構成=バスケットボールキング)

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