RISE193

11/9 17:15 東京・後楽園ホール

第1試合/ライト級(-63kg)3分3R

判定

 1R、両者オーソドックスで金沢が前進し、ローから組んでヒザを放つ。咲良は接近戦に応じ、ヒザとショートパンチをリターン。金沢は左右のフックからバックブローも、咲良がブロック。そして金沢にカーフを効かせる。

 2R、咲良がミドルからストレートをつないで当てるが、金沢はひるまず前進。しかし咲良のカーフに脚が流れる。金沢は距離を詰めてカーフを封じるが、咲良はボディにヒザを突き刺す。しかし金沢は前進を止めずボディへのヒザ、ボディフックを打ち込む。咲良もヒザを返し、互いにボディを効かせ合う。金沢はつかみから2度のヒザを放ってしまい警告を受ける。

 3R、金沢は圧力を活かし、ワンツー&ヒザ。打ち返す咲良だが圧力負けして下がらされる。咲良をコーナーから出させずパンチを集める金沢だが、咲良がストレートとヒザをヒット。金沢はしかし被弾があっても止まらない。金沢もハイキックも見せ反撃する。

 判定は29-28、29-29、29-28の2-0で咲良。4戦4勝の金沢に初黒星を与え勝利した。

第2試合/-85kg契約 3分3R

判定

 互いに黒星のない同士の対戦で、コンゴ出身のカルンダは1Rの開始から左右フックを中心に攻める。鞠谷はローを入れるが、カルンダは接近戦で死角からアッパーカット。スイッチしての左ストレートでも鞠谷をとらえる。

 2R、鞠谷はミドル、ハイキックと当てるが、カルンダはダメージを見せない。サウスポーに変わってストレート、アッパーと鞠谷を襲う。ロー、ミドルと打ち込む鞠谷だが、カルンダは大丈夫だと首を振る。カルンダが左フックを当てれば、鞠谷はハイキックを返す。

 3R、カルンダは体の圧力を活かし、間合いをつぶしてフック・ストレートで攻める。ローキックなど蹴りを交えるカルンダは右アッパーから左フックをクリーンヒット。鞠谷はのけ反って動きが止まる。さらにカルンダは左ストレートも入れ、連打をまとめるとレフェリーがスタンディングダウンを宣告する。

 判定は29-27、30-28、30-27の3-0でカルンダ。RISEデビューを飾った。

第3試合/バンタム級(-55kg)3分3R延長1R

判定

 1R、両者サウスポーで、距離をあける礼司に松永は前に出て右フックとストレート。松永のフックの内側を抜き、礼司が左ストレートを入れダウンを奪う。松永は立ち上がるとしかしペースを変えず、間合いを詰めてフックとストレート。礼司はこれに左カーフを効かせ、ハイキック、顔面前蹴り、ストレートと攻める。

 2R、礼司は自ら下がって距離を作るとストレート。松永は礼司にロープを背負わせ、礼司の打ち終わりに右フックを返してヒットする。松永の前進に礼司はストレートをカウンター。ブロッキングから打ち返す松永だが、再び礼司のストレートがとらえる。

 3R、礼司は間合いを作って立ち、松永に踏み込ませてストレートを当てる。余裕を感じさせる礼司は、ロープを背負うも上体を振ってパンチをかわす。カーフを効かされた松永は失速し、右足を引いてオーソドックスに変わる。しかしそこから礼司に右フックを見舞う。

 判定は30-27、30-26、30-26の3-0で礼司。初回に奪ったダウンからペースを譲らず勝利した。

第4試合/フェザー級(-57.5kg)3分3R

判定

 1R、上背でまさる杉本が前に出るが、松山はフットワークで回ってボディ打ち、ミドルを返す。杉本のステップインに松山はローとミドルを合わせる。杉本の圧力を上手くさばき、松山は上段への後ろ回し蹴りも放ってヒット。

 2Rも前に来る杉本をさばいて松山はロー、三日月蹴りとリーチ差を感じさせず進める。前蹴りからワンツー、アッパーと振るう杉本だが松山にさばかれクリーンヒットできない。

 3R、杉本は圧力を増してフック、アッパー、ストレート。杉本は松山を打ち合いに巻き込み、フック・ストレートと打ち勝つ。しかしここで松山が再び顔への後ろ回し蹴り。松山はこれを機に後半再びギアを上げ、左右フックを当てて終える。

 判定は30-28、30-27、30-27の3-0で松山。後ろ回しの大技も当て勝利した。

第5試合/ライト級(-63kg)3分3R延長1R

判定

■第5試合
 1R、サウスポーの吉岡とオーソドックスのテレカ。吉岡は左の蹴りをミドルとローで散らし、左ストレートもボディと顔に打ち分ける。テレカはボディ打ちが効いたか後退。さらに吉岡は左ローも効かせるが、テレカは右のパンチを振るって対抗する。

 2R、吉岡はアームブロックでテレカのパンチを防ぎ、左ローを効かせる。攻勢の吉岡だがテレカが右ストレートをカウンターして吉岡に片膝を着かせダウンを奪取。形勢逆転し、テレカがダウンの追加を狙って前に出る。右クロスを当てるテレカだが、吉岡はローとミドルを猛然と連発してテレカを止める。

 3R、ダウンを背負う吉岡は蹴り数を増やして猛攻。だがテレカも蹴りの間合いをつぶしてストレート。吉岡はラウンド後半、再度ペースアップして左右ワンツー、左ミドルと手数でまさり、右フックもテレカに効かせる。

 判定は3者28-28でドロー。延長に突入する。

 延長R、吉岡はペースを変えず、ミドルとストレートを繋げて攻める。しかしテレカもストレートをヒット。パンチ&蹴りの吉岡にテレカはパンチ中心で対抗する。手数は吉岡がまさるが、精度はテレカが上回る。

 判定は3者10-9で吉岡。ダウンから巻き返し逆転勝利した。

第6試合/バンタム級(-55kg)3分3R延長1R

判定

 1R、山田がロー、前蹴りと先制。松下も呼応して攻めるが、ヒザにストレートを合わされダウンを喫する。先行した山田だが、勝ちを急がずカーフキックを打ち込む。跳びヒザを放つ松下だが山田にかわされる。

 2R、山田はガードを固めて松下を押して下がらせ、ボディへのショートパンチから前蹴り。松下は起点となる攻撃を山田にかわされ波に乗れない。山田はブロッキングから左フックを打ち込む。

 3R、バックブローなど攻めて出る松下だが山田のガードを破れない。両者接近戦でショートパンチの打ち合いは互いにクリーンヒットが出ず。ブレークから再開直後、顔へのバックスピンキックを放つ松下だが山田が防ぐ。松下のパンチをかわし、山田はヒザを突き上げる。

 判定は3者30-27で山田。初回に奪ったダウンのリードを守り勝利した。

第7試合/バンタム級(-55kg)3分3R延長1R

判定

 1R、お互いサウスポーからローを蹴り合う。前に出る翼だが、伊東はそこにストレートを合わせ右フックをフォロー。翼は脚がもつれダウンを喫する。立ち上がった翼は反撃に向かい、カーフキックを当てていく。しかし伊東が右フックと左ストレートでとらえ、翼にコーナーを背負わせ連打を集めて終える。

 2R、ダウンの挽回に出た翼に、伊東はストレート、右フックをカウンター。翼はしかしこれに止まらず、前に出て左クロスを当て返す。伊東は戦い方を変えずさばいていくが、被弾で鼻から出血する。

 3R、前に出る翼に伊東も応じ両者左右フックで打ち合い。翼は左のパンチをストレート、クロスと軌道を変えてヒットを上げる。伊東が左を当て返すと、今度は翼が右フックを連続ヒット。伊東も左クロスで反撃する。

 判定は3者29-27で伊東。打ち合いに鼻を曲げながらも勝利した。

第8試合/ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R

2R・KO

 1R、シンパヤックはサウスポーに構え、稲井がオーソドックスから放つ蹴りを見切ってかわす。稲井もしかし同様にシンパヤックの蹴りをかわし右ローを返す。両者互いの間合いを探り合う。接近した稲井はフックを強振もかわされる。だがシンパヤックをロープに詰める場面を増やしていく。しかしシンパヤックが鈍い音で左ミドルを当て初回を終える。

 2R、稲井が右ストレートで打ち抜きシンパヤックはダウン。フィニッシュ戦と襲い掛かる稲井だが、シンパヤックはスイッチが入ったように左ストレート、左ハイと猛攻。下がらされる稲井だが、右ボディストレートから左フックでとらえダウンを追加。ダメージのあるシンパヤックを逃がさず、稲井は右フック連打で3度目のダウンを奪ってフィニッシュした。

 勝利した稲井はマイクを持つと「(王者の)メイソンに挑戦させてください。絶対僕チャンピオンになるんで」と高らかに語った。

第9試合/ライト級(-63kg)3分3R延長1R

判定

 1R、リング中央に出る鈴木に山口は右クロス、左ミドルと先制。しかし鈴木はカーフキック、フックと確実に攻撃を返していく。ハイキックも当てる鈴木だが、山口はひるまずペースを変えない。バックブロー、見分けのつきにくい左ミドル、左ローと鈴木に放つ。

 2Rも山口が圧を発する。的確にブロックしている鈴木だが、山口に先手を取られ手数も劣る。山口はパンチの回転から蹴りにつなげるが、鈴木のフックを受けやや動きが落ちる。

 3Rも山口は好戦的に前進。ボディから顔へ左右のフックを走らせる。鈴木はつかんだ状態からヒザを連続して放ってしまいレフェリーが警告。鈴木をコーナーに追い込み左右フックで迫る山口だが、鈴木はその中央を抜きアッパーをカウンターして山口をダウンさせる。立ち上がった山口は声を上げ左右の強振で迫るが、鈴木をとらえられずゴングとなる。

 判定は30-27、30-27、30-26の3-0で鈴木。RISE初戦を勝利したが、「反省点がたくさんある試合でした。次につなげられるよう、しっかり倒してRISEらしい試合ができるよう頑張ります」と意気込みを語った。

第10試合/ライト級(-63kg)3分3R延長1R

判定

 1R、ミドル、ローと飛ばす髙橋に奥山はワンツーを伸ばして迫る。髙橋はカーフキックをヒット。奥山はアッパーも交えさらに攻めるが、髙橋は左右のカーフに前蹴り、ローと蹴りで対抗する。奥山はしかしストレート、左フックとヒットを重ねる。

 2Rの開始から奥山は前に出て距離をつぶしてパンチ勝負。髙橋は間合いを詰められる直前にカーフを入れるが、奥山は接近戦でヒザを突き上げ当てる。奥山のジャブ、ストレートに髙橋は後退。カーフを放つが、奥山に距離をつぶされてしまう。

 3R、奥山がパンチを振りながら前に出るが、ここで両者バッティングに。再開すると奥山は組んでから連続でヒザを出してしまい、レフェリーが警告。奥山は前進を止めず、パンチからワンキャッチのヒザで最後まで攻める。

 判定は30-28、30-27、30-27の3-0で奥山。前に出てのパンチとヒザでランキング1位の髙橋を降すと、「次はタイトルマッチしかないと思うのでよろしくお願いします」とアピールした。

第11試合/スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R

1R・KO

 1R、田中が左インローからストレートを当てて先制。田中は左フックでさらに攻めるが、木村はそこにストレートをカウンターで打ち抜き、さらにストレートでダメ押しすると田中がダウン。田中は立ち上がれず、木村の初回KO勝ちとなった。

 快勝にマイクを取った木村はリングサイドで観戦したYA-MANに「今日はどう? これで戦う気になってくれた?」と呼び掛けると、YA-MANは「強くなってたよ。でも、俺とやるにはまだまだなんじゃない。早く来いよ、俺のところに。置いてくぞ」と返答。

 木村はこれに「次オープンフィンガーで強い奴とやらせてくれ。勝ったらやらせてくれる?」と問い掛け、YA-MANは「YURAとやらないといけないから、その次な」と答えると、即対戦とならないにも関わらず「やった、YA-MANとできるぞ!」と木村は歓喜。観客にお辞儀をしリングを後にした。

第12試合/SuperFight! -55.5kg契約 3分3R延長1R

3R・KO

 1Rの開始から大﨑が前に出てウィッティコーンにプレッシャーを掛ける。前蹴りを飛ばし遠ざけようとするウィッティコーンだが、大﨑は左ボディフックで鈍い音を響かせる。前蹴りを受けても大﨑は下がらず、手で蹴りをさばいてストレートでウィッティコーンをフラつかせる。

 2R、首相撲でとらえんとするウィッティコーンだが、大﨑は左ボディを入れて振り払いストレート。さらに腹・顔と大﨑は左フックで攻める。ホールディングが多くなりウィッティコーンは注意、警告を受ける。大﨑はボディ打ちにいくが、ウィッティコーンもそこに組みつつのヒザを合わせる。

 3R、大﨑は前に出てウィッティコーンの首相撲を振り払いながらストレートとボディフックで倒しに掛かる。ハイキックも織り交ぜた大﨑は右ストレートでウィッティコーンからダウンを奪取。KOを迫る大﨑はウィッティコーンをロープに詰めてパンチを連打し、レフェリーが試合を止めた。

 勝利した大﨑は世界王者・志朗に対戦をアピール。解説席に座った志朗もこれを了承し、両者の対戦が決定的となった。

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