アジア大会2018 男子マラソン

2018/8/25 08:00 インドネシア・ジャカルタ

井上が金メダル スパート合戦に勝利し日本男子32年ぶり優勝

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総括

トラック勝負で競り勝ちアジア大会32年ぶりの金メダルを獲得した井上【写真:ロイター/アフロ】

 アジア大会男子マラソンが25日に行われ、日本の井上大仁(MHPS)が2時間18分22秒で優勝し、日本男子マラソンとしては32年ぶりの金メダルを獲得した。園田隼(黒崎播磨)は2時間19分4秒で4位となった。

 朝6時のスタートながら気温は30度近い中でのレースとなり、序盤からスローペースな展開となった。35キロの時点で井上、園田を含む5人に先頭集団が絞られる。38キロ過ぎに井上が仕掛けるとエルハサン・エラバッシ(バーレーン)が並走し、勝負は最後のトラック勝負に。井上がスパートで前に出ると、それを追いかけるエラバッシが井上と軽く接触してしまい最後のストレートで失速。そのまま井上が先頭でゴールテープを切り、日本勢では86年ソウル大会の中山竹通さん以来8大会ぶりとなるアジア大会の金メダルを手にした。

 井上を追いかけた園田は最後で失速し、多布傑(中国)に前を行かれ4位となり、表彰台を逃した。

井上のレース後コメント

(今日のレースは)神経を削られました。きつかったです。でも、うれしいです。ラストスパートでは勝つ自信がありました。必死でしたが、何とか勝ててうれしかったです。
(ペースの上げ下げがあったが)冷静に対応して、自分で動いたり周りを見たりして、最後まで温存できたと思います。
(35キロ過ぎからペースが上がったが)そこから行こうと思い何回か前に出ようと思っていました。ただ相手が思ったよりも速くて強かったので、最後まで我慢しました。
(ゴールテープを切って)もうゴールかと思ったけど、勝ったと思った瞬間に喜びが爆発しました。タイムはお察しの通りですが、勝負に勝てて、偉大な先輩を追いかけてきたので、今後のプラスになっていくと思います。
 多分1人で走っていたら何回か心が折れそうな場面もあったのですが、日本の方々の熱い応援で、最後まで集中して走ることができました。

速報

スタート前

日本の井上大仁(MHPS)、園田隼(黒崎播磨)ら21人のエントリー選手がスタート地点へと集合する。現地の気温は28度、湿度88%。現地朝6時に号砲が鳴る

スタート

21人のエントリー選手が一斉にスタート。

1キロ

最初の1キロは3分を超えるゆっくりとしたペース。キルギスの2選手が集団を引っ張る。園田は集団の中盤、井上は園田よりも後ろに付ける。

5キロ

最初の5キロは17分を超えるペースで通過。給水ポイントでセルオド・バトオチル(モンゴル)が先頭に出るが、再びキルギスのイリア・ティアプキンとアディレット・キシュタクベコフが先頭で引っ張る。園田と井上はいまだ集団の後方に付ける。

10キロ

先頭が33分46秒で通過。7キロ以降先頭が入れ替わりながらややペースが上がる。バトオチルが再び仕掛け集団が崩れるが中国の選手、北朝鮮の選手が追いかける。その後に井上が付ける。

15キロ

49分52秒で通過。北朝鮮のリ・カンボム(北朝鮮)が先頭で通過し、井上、園田もその後に続く。給水で集団が崩れるとアブディ・アビドゥ(バーレーン)が先頭に出る。

20キロ

先頭が1時間6分52秒で通過。リ・カンボムが先頭に立つが、給水で集団がばらけ、すぐに元に戻る。井上は給水を取ると、取れなかったアビドゥに手渡す。

25キロ

バトオチルが先頭で25キロを通過。1時間24分11秒とかなり遅いペース。園田も井上も1秒遅れで付いていく。先頭集団にタイの選手が1人追いつき9人になる。

30キロ

先頭の園田が1時間40分22秒で通過。すぐ後にアビドゥ、井上、バトオチル、多布傑(中国)らが付いていく。給水でリ・カンボムがやや遅れる。

35キロ

園田が1時間55分57秒で先頭で通過。先頭集団は園田、井上、エルハサン・エラバッシ(バーレーン)、アビドゥ、多布傑の5人に絞られる。

38キロ

井上がエラバッシの前に出て引き離そうとする。園田と多布傑が3位争いで競り合う。

40キロ

井上とエラバッシが並んだまま40キロを通過。2時間11分34秒。最後のスパート争いとなる。

ゴール

井上とエラバッシはトラックまで並走を続け、最後のスパートで接触はあったものの、井上が前に出て2時間18分11秒でゴール。3位は多布傑。園田は4位でゴールした。

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