去り行く北京五輪世代の矜持と未来

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 日本サッカーの五輪挑戦史において、これほど稀有な世代もないだろう。

 2008年の北京五輪で3戦全敗の屈辱を味わったいわゆる「北京五輪世代」は、この大舞台に立てなかった者たちも含め、のちにそのほとんどがA代表に選出され、2010年代以降の日本サッカーの隆盛を築いたという意味で、特筆に値する。

 本田圭佑、長友佑都、岡崎慎司を筆頭とする世代は、いかにしてあの谷底から這い上がったのか。当連載では、2024年シーズンを最後に引退し、セカンドキャリアを歩み始めた7人――細貝萌、水野晃樹、豊田陽平、青山敏弘、梅崎司、森脇良太、興梠慎三――のもとを訪ね、そのメンタリティの源流を探る。

 今、明かされる17年目の真実、そして彼らが見据える未来とは――。(全18回)

※文中敬称略

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