SC軽井沢クラブvs.チームIWAI 第4戦

2018パシフィックアジアカーリング選手権大会 日本代表決定戦

2018/5/20 8:30 北見市 アドヴィックス常呂カーリングホール

SC軽井沢が10-3で勝利 3勝1敗で日本代表に決定!

スコア経過

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
SC軽井沢クラブ 2 0 2 0 3 0 2 1 - - 10
チームIWAI 0 1 0 1 0 1 0 0 - - 3

総括

代表権を勝ち取り笑顔で写真に収まるSC軽井沢クラブ【写真は共同】

 カーリングのパシフィックアジア選手権2018に出場するチームを決める日本代表決定戦が20日、北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われ、男子の第4試合ではSC軽井沢クラブがチームIWAIに10-3で勝利し、対戦成績を3勝1敗とした。これで3戦先勝したSC軽井沢クラブが代表権を勝ち取った。

 SC軽井沢クラブは、巧みに石を配置することで相手の攻撃の芽を摘み、大きなチャンスを与えなかった。有利とされる後攻の第1、3、5、7エンドで複数得点を重ね相手を離していくと、最後は第8エンドでスチールに成功し7点差となったところで相手が負けを認め、勝利を収めた。清水の力強いショットや、両角友の正確なショットが効果的に決まり、終始優位に試合を進めた。チームIWAIはショットの精度が上がらず、後攻での得点がいずれも1点に終わってしまい、相手を追い上げることができなかった。

テキスト速報

第1エンド

両チームのスターティングメンバー。
[SC軽井沢クラブ]リード:両角公佑、セカンド:山口剛史、サード:清水徹郎、スキップ:両角友佑、リザーブ:平田洸介
[チームIWAI]リード:似里浩志、セカンド:宿谷涼太郎、サード:岩井真幸(スキップ)、フォース:青木豪、リザーブ:青山豊

第1エンド、SC軽井沢クラブが後攻。まずセンターガードを配置したチームIWAI。SC軽井沢クラブのセカンド山口はハウス内の相手の石にぴたりとつけるフリーズショットに成功。チームIWAIのサード岩井もハウス内の相手の石をダブルテークアウトし、一進一退の攻防を見せる。お互いに残り1投となったところで、ナンバー1はSC軽井沢クラブ。その前方にチームIWAIのナンバー2がある状況。チームIWAIの最終投はナンバー3となり、続くSC軽井沢クラブは確実にハウス中心に収め2点を先制。

第2エンド

第2エンド、チームIWAIが後攻。序盤はお互いの石を弾き出す展開。SC軽井沢クラブのサード清水は自ガードを利用して相手のナンバー1を弾き出し、自軍の石を3つハウス内に留める好ショットを見せる。その後はお互いにハウス内の石を弾き出す展開が続くと、SC軽井沢クラブのスキップ両角友は、相手のハウス内の石を弾き出し1点をとらせる形をつくる。チームIWAIのフォース青木はナンバー1に収め、このエンド1点を返す。

第3エンド

第3エンド、SC軽井沢クラブが後攻。SC軽井沢クラブのセカンド山口の1投目は石に薄く当たってしまい、やや不本意なショットとなる。チームIWAIのフォース青木の1投目は、石の間を縫って相手の石をダブルテークアウトする好ショットとなると、続くSC軽井沢クラブのスキップ両角友は、確実にハウス中心に収めナンバー1とする。青木の2投目は、相手の石を1つテークアウトするに留まりナンバー1は依然としてSC軽井沢クラブで、ナンバー2はチームIWAI。両角友は確実にハウス中心に収め、このエンド2点を追加する。

第4エンド

第4エンド、チームIWAIが後攻。序盤のチームIWAIは、複数得点の布石となるコーナーガードを配置する。SC軽井沢クラブはこれを外していく。チームIWAIのサード岩井は、ハウス内の相手の石にフリーズさせるショットを披露するが、続くSC軽井沢クラブのサード清水は力強いショットでその石を弾き出す。ナンバー1がSC軽井沢クラブ、ナンバー2がチームIWAIとなった状況で、SC軽井沢クラブの両角友は最終投で確実にナンバー2までを獲得する。チームIWAIは最終投でナンバー1に収め、このエンド後攻のチームIWAIの得点は1点となる。

第5エンド

第5エンド、SC軽井沢クラブが後攻。序盤はハウス内に石をためる展開が続く。SC軽井沢クラブのセカンド山口によってガードストーンが外されたところで、チームIWAIは長めに時間をとり作戦を練ると、ハウス中心に収めナンバー1とする。SC軽井沢クラブのサード清水は、自軍の石を利用して連鎖で相手のナンバー1をはじき出すことに成功し、ナンバー5までを獲得する。その後、多くの得点を見込めるSC軽井沢クラブは、両角友の1投目の前に話し合い、両角友はハウス内手前にある相手の石の前にガードを置く。続くチームIWAIの最終投、ハウス中心近くに配置しナンバー3となるが、SC軽井沢クラブは最終投でナンバー3までを獲得し、このエンド3点を追加する。ここでハーフタイムに入る。

第6エンド

第6エンド、後攻はチームIWAI。序盤はチームIWAIが配置したコーナーガードを、SC軽井沢クラブが外していく展開。ハウス内のチームIWAIの石も、SC軽井沢クラブは確実に弾き出す。お互い残り1投となったところで、ナンバー1はチームIWAI、ナンバー2はSC軽井沢クラブ。SC軽井沢クラブの最終投、両角友は自軍のナンバー2を利用して連鎖で相手のナンバー1を弾き出すことに成功する。ハウス内はナンバー2までがSC軽井沢クラブとなり、チームIWAIは最終投でナンバー1をとり、1点を返す。

第7エンド

第7エンド、SC軽井沢クラブが後攻。チームIWAIのリード似里は、ガードを2つ配置。対するSC軽井沢クラブのリード両角公は、ガードに隠れる形でハウス中心に2つ収める。その後ガードが外されると、ハウス中心の石をSC軽井沢クラブのサード清水が力強いショットで散り散りにさせる。お互い残り2投となったところで、ハウス中心に両チームの石が1つずつ並んで配置されている状況。ナンバー1はSC軽井沢クラブ。チームIWAIのフォース青木はガードを配置するが、SC軽井沢クラブのスキップ両角友はすぐにこれを外す。青木は最終投でナンバー3に位置づけるが、両角友が最終投でハウス中心に寄せ、ナンバー2までを獲得。SC軽井沢クラブがこのエンド2点を追加する。

第8エンド

第8エンド、後攻はチームIWAI。お互い残り2投となったところで、ハウス内は7つの石が混在しており、ナンバー1はチームIWAI、ナンバー2、3、4はSC軽井沢クラブという状況。SC軽井沢クラブのスキップ両角友はガードを配置。続くチームIWAIのフォース青木はガードを外す。両角友は最終投で再びガードを配置すると、チームIWAIはタイムをとり、リザーブ青山を交え作戦会議を行う。青木の最終投、自軍のガードを利用して連鎖で相手の石を弾き複数得点を狙う難しいショットを試みるが、結局SC軽井沢クラブの石がナンバー1に残り、このエンドはSC軽井沢クラブが1点をスチールする。ここでチームIWAIが握手を求め、負けを認めたため、SC軽井沢クラブの勝利となった。

見どころ

 カーリングのパシフィックアジア選手権2018に出場するチームを決める日本代表決定戦の男子第4試合が20日に行われる。平昌五輪代表のSC軽井沢クラブと世界選手権代表のチームIWAIの間で争われている代表決定戦。ここまでの対戦成績はSC軽井沢クラブが2勝1敗でリードしており、SC軽井沢はこの第4試合で勝利すれば代表に決定する。
 一方のチームIWAIは後がない状況。しかし第1試合こそ1-10で大敗したものの、以降は1点差を争う展開で勝敗がついており、競り勝つチャンスは十分にある。なんとか決着を最終戦に持ち込みたい。

 男子の第4試合は20日8時半より行われる。

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