佐野航大、宮代大聖の招集は? 第三次森保ジャパン初陣で見たい10人の男たち
10位:福井太智(MF/FCアロウカ/ポルトガル1部/22歳)
18歳でサガン鳥栖から海外へ飛び出し、バイエルン・ミュンヘンで世界最高峰の基準に触れ、ポルトガルで試合経験を積み重ねてきたキャリアは22歳とは思えないほど濃い。アロウカでは2年連続でリーグ戦30試合以上に出場し、2025-26シーズンは4得点3アシストと貴重なゴールにも直接関与した。ボランチは日本代表でも競争の激しいポジションだが、4年後を見据えるのであれば、ポルトガル1部リーグで屈指のMFに成長した若き司令塔を試しておく価値は十分にある。
9位:鈴木章斗(FW/サンフレッチェ広島/J1/23歳)
年代別代表経験はあるものの、A代表招集歴はまだない。180センチのサイズを備えながらゴール前での動き出しに優れ、23歳という年齢を考えても伸びしろは大きい。センターFWは上田綺世を筆頭に実力者が揃うポジションだが、だからこそ調子のいい若手選手を積極的に競争へ組み込んでいきたい。J1で結果を出し続けてきた若き点取り屋に、一度A代表の基準を経験させてみてはどうだろうか。
8位:安藤智哉(DF/FCザンクト・パウリ/ドイツ2部/27歳)
だが、安藤は移籍ではなくザンクト・パウリ残留を決断。2部へ降格したクラブとともに1年でのブンデスリーガ1部復帰を目指す道を選んだ。新シーズンも守備の柱としてリーグ戦4試合に出場し、最終ラインに欠かせない存在であり続けている。今回の日本代表メンバー発表前最後の試合は欠場したが、理由は第1子の出産に立ち会うためでコンディションに問題はない。
190センチの高さとフィジカルだけでなく、相手の意図を先読みして前に出ながらボールを奪う守備や、後方から攻撃を組み立てる技術も安藤の魅力だ。森保一監督も初招集時にその予測力を高く評価していた。現在27歳と決して若手ではないが、4年後のW杯でも31歳。センターバックとしては十分に脂の乗った時期を迎えているはずだ。J3からJ2、J1、そしてブンデスリーガまで一段ずつ階段を上ってきた遅咲きのDFには、W杯落選で代表キャリアを途絶えさせるのではなく、もう一度競争のチャンスを与えてほしい。
7位:大内一生(GK/サンフレッチェ広島/J1/26歳)
当初は大迫敬介の控えという立場だったが、この夏にW杯を終えた同選手が欧州移籍を模索する過程で1番手となるチャンスをつかむと、新シーズン開幕から6試合連続でゴールを守り、広島の好スタートを最後尾から支えた。
足もとの技術レベルが高く、ビルドアップにおいては大迫に匹敵するかそれを凌ぐ安定した配球で存在感を発揮した。7節終了時点で3度のクリーンシートを記録し、リーグで2番目に少ない6失点と、GKにとって最も重要なゴールを守るという点でも特筆すべきパフォーマンスを披露している。現日本代表GKとポジションを争える実力に疑いはなく、A代表入りのチャンスを与えることでさらなる成長のきっかけをつかんでもらいたい。
6位:宮代大聖(FW/UDラス・パルマス/スペイン2部/26歳)
そして、2シーズン目となった2026-27シーズンはスペイン2部で開幕から5試合連続で先発出場を果たし、9月14日時点で5試合出場、2得点2アシストと多くのゴールに直接関与。ラス・パルマスの攻撃に欠かせないキーマンとなった。
2025年のEAFF E-1選手権決勝大会で日本代表デビューを飾っているが、海外組も含むチームには一度も選出されていない。Jリーグで着実に実績を積み上げ、欧州でさらに逞しくなったシュートセンス抜群のストライカーには、今こそ同世代が主力に定着するA代表で、2027年1月のAFCアジアカップに向けた競争に加わってもらいたい。