PING『G740』は本当にやさしい? マイクラブとPW・7番アイアンを打ち比べ

GEW(月刊ゴルフ用品界)

【マイクラブとPW・7番アイアンを打ち比べ】

2026年7月に発売された、PINGの日本オリジナルモデル『G740』アイアンは、球の上がりやすさと飛距離性能をどこまで実感できるのか。

GEW記者の大矢晃弘と増井一隆が、普段使っているマイクラブと『G740』のPW、7番アイアンをそれぞれ5球ずつ打ち比べた。弾道計測器による数値と打球分布から、その実力を検証する。

まずは動画で

今回の試打はインドアゴルフ施設で実施。最初にPW、続いて7番アイアンを打ち、キャリー、トータル飛距離、スピン量、打ち出し角、最高到達点などを計測した。

まずPWでは、大矢の『G740』の平均キャリーが95.8ヤード、マイクラブが95.0ヤード。飛距離はほぼ同等だったが、『G740』は高い弾道が出やすく、打球のまとまりも確認できた。

増井は『G740』の平均キャリーが124.8ヤード、マイクラブが121.4ヤード。『G740』が約3ヤード上回った。2人の試打を通して共通していたのが、力まずに球を上げやすい点だ。大矢も『G740』について「本当にラクに球が上がる」と評価。

続いて7番アイアンを比較。ここでは、スイングタイプによって結果に違いが表れた。

大矢は『G740』で平均キャリー131.3ヤードを記録。マイクラブの117.1ヤードに対して約14ヤード伸び、「これは全然違う」と驚きを見せた。

打球分布を見ると、左右のばらつきを抑えながら、前方へ飛距離を伸ばしていることが分かる。飛距離不足に悩むゴルファーにとって、『G740』の性能を分かりやすく示す結果となった。

一方、増井の平均キャリーは『G740』が154.2ヤード、マイクラブが154.3ヤードで、飛距離はほぼ同じ。

「一生懸命打っていないのに、一生懸命打ったマイクラブとほぼ結果が変わらない。単純な飛距離だけではなく、飛ばしたい距離をどれだけ無理なく打てるかという点も『G740』の特徴」とコメント。

試打を終えた2人は、球の上がりやすさと力まずに飛距離を出せる点を高く評価。特に、アイアンで高さが出ないゴルファーや、7番アイアン以下の番手でキャリー不足を感じているゴルファーには、試す価値のあるモデルだろう。

飛距離の伸び方はスイングや使用クラブによって異なるものの、今回の比較では「やさしく、ラクに打てる」という『G740』の方向性が、計測データにも表れる結果となった。
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著者プロフィール

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

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