【人気アマがラウンド検証】BOAと紐、どっちを選ぶ?アディダス「コードカオス27」を6項目で比較

スポナビGolf

【スポナビGolf】

アディダスのゴルフシューズといえば「コードカオス」と言ってもいいほど、人気の定番シリーズですよね。モデルチェンジのたびに新たなテクノロジーを取り入れ、進化を続けてきた「コードカオス」に2026年の最新モデルが登場しました。

もともとグリップ力やフィット感に定評のあるシリーズですが、最新モデルはどのように進化したのでしょうか。今回はオレンジマンが「コードカオス27 BOA」と「コードカオス27 紐」の2タイプを実際のラウンドで履き比べ、BOAと紐の違いや履き心地を詳しく検証していきます。

※リンク先は外部サイトの場合があります

検証内容

今回は、独自に選んだ以下の6項目を中心に検証しました。BOAと紐で違いがある部分は比較し、共通する部分はまとめて紹介します。

・グリップ力
・フィット感
・歩行性
・着脱のしやすさ
・重量
・サイズ感

それでは順番に見ていきましょう。

グリップ力

【スポナビGolf】

「コードカオス27」は、BOA、紐のどちらもスパイクレスモデルです。初代からグリップ力の高さに定評がありましたが、アウトソールを見ると歴代モデルよりも突起の数が増えていることが分かります。

アウトソール全面に突起を配置したことで、グリップ力はさらに高まった印象です。実際にラウンドで履いてみても、グリップ力に対する不安はほとんどありませんでした。スパイクレスシューズが苦手とするラフや傾斜地でも、しっかり地面を捉えてくれたことが印象的です。

近年はスパイクレスのゴルフシューズが増えていますが、グリップ力の高さは「コードカオス27」の大きな魅力だと感じました。

BOAタイプと紐タイプでグリップ力に大きな違いはありません。ただし、アウトソールの素材によって歩いたときの感触には違いがあったので、後ほど歩行性の項目で詳しく紹介します。

フィット感

【スポナビGolf】

実際に履いてみると、かかとがシューズ内で動きにくく、足元がしっかり固定されている感覚がありました。どちらもフィット感は高いですが、BOAと紐では締まり方に違いがあります。

特にBOAタイプは、ファスナーの開閉によってフィット感が大きく変化します。ファスナーを閉めるとシューズ全体がギュッと足を包み込むように固定される一方、全開にすると足の可動域が広がるような感覚がありました。どちらが良いというより、好みや求めるホールド感によって使い分けられそうです。

個人的にはゴルフシューズをしっかり締めて履きたいタイプなので、ファスナーをすべて閉じた状態が好みでした。

一方の紐タイプは、つま先側を強め、甲側を緩めるといった細かな調整が可能です。甲高など、足の形に合わせてフィット感を調整したい人には紐タイプが向いているかもしれません。

足全体を均一に包み込むような締め付けを感じるのがBOAタイプで、部位ごとに自分好みのフィット感へ調整しやすいのが紐タイプという印象です。

共通して感じたのは、スイング中の安定感の高さです。インパクト時に左足の外側へ力がかかっても足元が緩みにくく、シューズ内で足がブレる感覚もありませんでした。フルスイングでも安心して振っていけます。

歩行性

【スポナビGolf】

スパイクレスシューズのメリットの一つが歩きやすさです。「コードカオス27」では、アディダスを代表するクッション素材「BOOST」をソール全面に採用しています。

これまではつま先側とヒール側に分かれていましたが、今作ではフルレングス仕様になりました。反発力のある「BOOST」をソール全面で感じられ、ラウンド中もクッション性の高い快適な履き心地でした。

BOAと紐では、アウトソールの素材にも違いがあります。紐タイプの青い部分は黄色い部分より柔らかく、実際に触ってもその違いが分かりました。歩いてみても、紐タイプのほうがBOAタイプより柔らかい履き心地です。「BOOST」によるクッション性自体には大きな違いを感じませんでしたが、アウトソールの素材によって足裏から伝わる感触には違いがあります。

個人的には、より柔らかく感じた紐タイプの履き心地が好みでした。

着脱のしやすさ

【スポナビGolf】

今回のモデルでは、BOAタイプと紐タイプで着脱のしやすさに極端な差はありませんでした。

BOAタイプはダイヤルが側面に配置されているため、甲側にダイヤルがあるシューズと比べると開口部はやや狭めです。最大まで緩めても、足を入れるスペースはそれほど大きくありません。

さらにBOAタイプにはアッパー部分にファスナーがあり、着脱する際には開閉する必要があります。そのぶん高いフィット感やホールド感を得られる設計になっているのでしょう。

紐タイプは一般的な紐のゴルフシューズと大きく変わらず、特別な操作は必要ありません。

BOAタイプは少し手順が増えるものの、特別に履きにくい、脱ぎにくいというほどではありませんでした。

重量

重量は実測値です。

・BOAタイプ
約433g(26.5cm・片足)

・紐タイプ
約404g(26.5cm・片足)

紐タイプのほうが約30g軽い結果となりました。

どちらも400gを超えていますが、実際にラウンドで履いていて重さが大きな負担になる印象はありませんでした。とはいえ、少しでも軽快な履き心地を求めるなら紐タイプが有利です。

一方、重量だけでゴルフシューズの良し悪しが決まるわけではありません。フィット感や安定感を重視するならBOA、軽さを優先するなら紐タイプという選び方が分かりやすいでしょう。

サイズ感

【スポナビGolf】

サイズ感はBOAと紐で大きな違いは感じませんでした。どちらもワイズはEE相当で、比較的ゆとりのあるサイズ設計です。

ただし、一日履き比べてみると、わずかに紐タイプのほうがサイド部分を狭く感じました。特に左足の外側はインパクト時に負荷がかかるため、足幅に不安がある人はBOAタイプのほうが安心して履けるかもしれません。

普段からアディダスゴルフのシューズを履いている人であれば、まずはいつもと同じサイズを基準に考えてよさそうです。

総合評価

コードカオス27 BOA

・グリップ力   ★★★★★
・フィット感   ★★★★★
・歩行性     ★★★★☆
・着脱のしやすさ ★★☆☆☆
・重量      約433g(26.5cm)
・サイズ感    EE相当

コードカオス27 紐

・グリップ力   ★★★★★
・フィット感   ★★★★★
・歩行性     ★★★★★
・着脱のしやすさ ★★★☆☆
・重量      約404g(26.5cm)
・サイズ感    EE相当

まとめ

「コードカオス27」は、BOA、紐のどちらもグリップ力とフィット感に優れたモデルでした。特にスパイクレスながらラフや傾斜地でもしっかり地面を捉えてくれるグリップ力は、今回のラウンドで強く印象に残ったポイントです。

BOAタイプは足全体をしっかり固定でき、強いホールド感が魅力。一方の紐タイプは締め付け具合を細かく調整でき、BOAより約30g軽いため、より軽快で柔らかな履き心地を感じられました。

基本性能に大きな差があるというより、どんな履き心地を求めるかによって選択肢が分かれそうです。安定感やガッチリとしたホールド感を重視するならBOA、軽さや歩きやすさ、細かなフィット感の調整を重視するなら紐タイプがおすすめです。

どちらも「コードカオス」らしいグリップ力と快適性をしっかり感じられ、完成度の高いゴルフシューズに仕上がっていました。気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

人気のシューズもあわせてチェック

【スポナビGolf】

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント