データ分析・二軍で光る男たち2026

【二軍で光る男たち】阪神、終盤戦でチームの切り札となるのは? 広島は両打ちルーキーの復帰間近か

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 各球団のファームでは、若手やベテラン選手たちが一軍昇格を目指して奮闘している。今回は阪神、広島、中日のファームで一軍で活躍が期待される選手や支配下昇格を目指す選手の動向をデータから追っていきたい。

※表データはすべて2026年8月23日終了時点。本文は8月27日時点

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助っ人、ベテラン、若手がそれぞれ存在感を示す

【データ提供:データスタジアム】

 阪神の二軍ではモレッタが存在感をアピールしている。ストレートとスライダーのコンビネーションが光り、8月は10試合の登板で計10イニングを3安打1失点13奪三振。22日の試合では打者3人との対戦をいずれも空振り三振に仕留めた。2位の岩貞祐太は速球とスライダーが主体の投手でありながら、チェンジアップで驚異の奪空振り率40.5%をマーク。一軍ではここまで1登板にとどまっているものの、球団初のリーグ連覇に向けてキーマンの1人になりそうだ。3位にはカットボールを武器とする石黒佑弥がランクイン。二軍では救援登板の17試合で無失点を継続し、8月23日には今季初めて先発マウンドに上がった。一軍でもすでにキャリアハイとなる13試合に登板しており、今後もチームの貴重な戦力として期待される。

2年目の育成助っ人が成長を見せる

【データ提供:データスタジアム】

 1位の嶋村麟士朗は昨季から引き続き、二軍で高いコンタクト率をマークしている。昨季1本塁打に終わった長打力でも、今季はすでに3本塁打を記録して成長ぶりをアピール。直近の出場5試合では二塁打2本を含む5安打を放ってみせた。8月15日には一軍再昇格を果たしており、優勝に向けてのピースとなりたいところだ。続く井坪陽生と榮枝裕貴は、以前取り上げた内角打率のチームランキングでも登場した2人。井坪は5日、榮枝は14日の二軍戦でマルチヒットを記録した。4位にランクインしたのは来日2年目のアルナエス。昨季は打率.197と苦戦したが、今季は打率.286とNPBへの適応を見せている。

高卒4年目のドラ1右腕がランキングトップ

【データ提供:データスタジアム】

 二軍のストレート被打率でトップに立ったのは、4年目のドラフト1位右腕・斉藤優汰。7月中旬からは一軍の先発ローテーションに加わり、7月22日の巨人戦でプロ初勝利をマーク。8月19日には右肩の違和感で登録抹消となったが、自慢の直球をさらに磨いて一軍のマウンドに戻ってきたい。2位の育成右腕・河野佳はここまで14先発を含む20試合に登板し、防御率2.17を記録。8月13日のソフトバンク戦では一軍経験豊富な選手が並ぶ打線に対し、7回2安打無失点の快投を披露した。3位の松本竜也は二軍で25試合に登板し、そのうち22試合を無失点に抑えている。8月22日の今季一軍初登板は悔しい結果に終わったが、本来の投球ができれば、必ず戦力となってくれるだろう。

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データスタジアム株式会社は、スポーツデータの分析・配信などを行う企業。野球、サッカー、バスケットボール、卓球などの試合内容をデータ化・分析し、情報を各種メディア・チームなどに提供・配信する。

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