J1番記者通信簿 担当クラブを各節評価

【J1第1節 番記者通信簿】3者3様の熱狂 清水、広島、長崎が揃ってトップ評価

サッカー新聞 エルゴラッソ

【画像提供:エル・ゴラッソ】

 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の番記者が担当クラブの直近試合の出来を通信簿形式で振り返る本企画。2026/27シーズンの幕開けとなるJ1第1節でトップ評価を獲得したのは3クラブだ。清水は10人になりながらも名古屋を“ウノゼロ”で退け、広島は最多入場者数を更新する27,624人が駆けつけたエディオンピースウイング広島で3-0の快勝、長崎は必勝を誓うホーム開幕戦で見事に結果を手繰り寄せた。

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 なお、通信簿は6つの評価項目と番記者の短評および総評で構成。6つの評価項目の合計点に応じて上図の総合評価をつけている。評価項目の概要、採点基準、総合評価基準は以下のとおり。

【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度

【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価

【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点

 それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。

A+ランク 清水(総合評価点:44)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:榊原 拓海】
【総評】とにかく痺れた。興奮度は10点にしたかったが、このチームはもっとワクワクさせてくれる期待感もある。10人だった終盤に限らず、個々人の球際もすさまじかった。状況に応じたゲーム支配は見事も、欲を言えば、11人で敵陣に押し込み、相手を自陣ゴールから遠ざける組織的な工夫も見たかった。これらの背景から、スタイル発揮もまだ磨きをかけられると感じている。

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A+ランク 広島(総合評価点:44)

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【担当記者:寺田 弘幸】
【総評】試合開始すぐに先制して主導権を握って試合を進め、ピンチも守備陣が落ち着いて対応した。なかなか追加点は奪えなくても焦れずに戦い、終盤に得点を重ねた。2年ぶりに復帰した川村拓夢が3点目を奪うと、スタジアムは歓喜に包まれた。

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A+ランク 長崎(総合評価点:43)

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【担当記者:椎葉 洋平】
【総評】是が非でも勝利が欲しい日の試合で気迫を押し出し、白星をつかみ取ったのだから当然高得点。狙いどおりに先制点を奪って試合を進め、ベタ引きではない形でリードを守り抜く。今季長崎が目指す姿の一部が、早速見えた試合だった。個では2得点のチアゴ・サンタナはもちろん、岩崎悠人と長谷川元希の両シャドー、安定感抜群の新戦力・大南拓磨も見事だった。

A-ランク 鹿島(総合評価点:41)

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【担当記者:田中 滋】
【総評】W杯の熱狂をJリーグに引き継ぐ意味では、満点以上の興奮度MAXの開幕戦を演じた。後半アディショナルタイムに入ってからの逆転劇は、J1百年構想リーグのプレーオフラウンドで成し遂げられなかった勝利の形を成就させたもの。サポーターと一体となった怒濤の攻撃は、今季掲げる『共闘』を文字どおり示すものだった。

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A-ランク 町田(総合評価点:41)

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【担当記者:郡司 聡】
【総評】マルセロ・ヒアンの個性を生かした相手の徹底的な背後攻略に大苦戦。1失点を喫したが、守護神・谷晃生の好守でしのぐと、絶妙な連係プレーの発動から追いつき、相手に退場者が出たあとは、中山雄太や相馬勇紀、明本考浩らが個人パワーの最大出力を発揮。役者が仕事を果たす形の5発逆転勝利でサポーターは沸きに沸いた。

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著者プロフィール

Jリーグを中心にお届けする日本唯一のサッカー専門新聞。J1J2全40クラブ番記者の現地取材をもとに迫力あるビジュアルで、全試合のプレビュー、マッチレポート、インタビューなどの特集を配信中。表紙コンビニプリントも好評販売中!

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