データ分析・二軍で光る男たち2026

【二軍で光る男たち】ブレーク寸前の巨人2年目ドラ1がトップに DeNAのオールドルーキーはWランクイン

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 各球団のファームでは、若手選手やベテラン選手がそれぞれアピールを続けている。今回はファーム・リーグ中地区のランキングから、一軍昇格や支配下登録を目指す選手、さらなる飛躍が期待される選手たちの動向をデータから追っていきたい。

※表データはすべて2026年8月2日終了時点。本文は8月6日時点

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直球自慢のサウスポーが上位に並ぶ

【データ提供:データスタジアム】

 ストレート被打率ランキングで1位となったのは又木鉄平。昨季までの2シーズンは2割台後半を記録していたストレートの被打率だが、今季は大幅に改善。二軍では11試合に登板して防御率1.39と好成績を残しており、8月6日の広島戦で5月以来となる一軍の先発マウンドに臨む。2位に入ったのは27歳のルーキー・片山皓心。Honda時代に磨き続けた投球術で二軍の打者を翻弄(ほんろう)。2度目の一軍先発となった7月19日のヤクルト戦では5回1失点6奪三振と試合をつくり、うれしいプロ初勝利を手にしている。3位タイには今季から巨人でプレーする2投手がランクイン。松浦慶斗はここまで29奪三振を記録しているが、そのうち24個がストレートで奪ったもの。決め球となる変化球を磨くことができれば、強みとなっている直球がさらに生かされるはずだ。育成選手としてプレーする板東湧梧は、シーズン中の支配下登録はつかめなかったものの、6月以降は二軍で13イニングを投げて1失点と好投を続けている。5位の高橋礼も2ケタの背番号は取り戻せなかったが、二軍でチームトップの32試合に登板して防御率1.47と抜群の成績を残している。

助っ人右腕が空振りを量産

【データ提供:データスタジアム】

 スイング奪空振り率では、来日1年目のワイナンスがトップに立った。さまざまな球種をバランスよく投げ込む右腕だが、最も投球割合の高いチェンジアップはスイング奪空振り率56.8%を記録。スライダーでも同47.5%をマークと変化球で打者を手玉に取っており、イニング数を大きく上回る奪三振を記録している。一軍の先発陣は7月以降の防御率が4点台後半と振るっておらず、ローテーションに入ってチームの力となりたいところだ。2位の馬場皐輔は今季から育成選手としてDeNAでプレー。右打者に対しての武器であるカットボールのスイング奪空振り率は、昨季の28.8%から55.8%まで上昇と磨きがかかった。7月末に支配下復帰を果たしており、後半戦のブルペンを支える存在として期待がかかる。3位には4年目の仲地礼亜がランクイン。7月は二軍で3試合に先発して防御率2.12をマークし、計17イニングを投げて22奪三振と力強いピッチングを披露した。5位に入った3年目の宮澤太成は、ストレートとフォークのコンビネーションが武器の育成右腕。シーズン中の支配下昇格はつかめなかったが、実戦経験を積んで持ち味を磨いている。

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