【2026年最新ゴルフボール座談会】飛距離、スピン、打感はどう違う?識者3人が注目モデルを徹底比較

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2026年は、ブリヂストン「TOUR BX/TOUR BXS」やテーラーメイド「TP5/TP5x」など、各メーカーのツアー系ボールが続々とリニューアルされています。今回は、ゴルフライターの鶴原弘高さん、クラブフィッターの小倉勇人さん、ティーチングプロの石井良介さんの3名が、それぞれの特徴や選び方について語り合いました。

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ロングショットとショートゲームで違いが明確になった「TOUR B X/TOUR B XS」

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石井:ブリヂストンの「TOUR B X」と「TOUR B XS」は、前作からどのように変わりましたか?

小倉:もともと各モデルのポジショニングが明確なので、そこを大きく変えず、ユーザーの要望を取り入れて進化させた印象です。「TOUR B XS」は非常にソフトで、ヘッドスピードが遅いショットでもスピンをかけやすい。「TOUR BX」は全体的なバランスがいいボールですね。

鶴原:「TOUR B XS」は、ドライバーショットでスピンが増えすぎにくくなりました。それでいて、ショートゲームでは「TOUR BX」よりもスピンを入れやすいです。ロングショットでは弾き感を求めるのか、グリーン周りでのスピン性能を重視するのかで選べますね。

石井:僕は「TOUR B X」を使っていますが、今回の「TOUR B XS」も試しています。ロングショットではロースピン気味の強い球が出て、短いショットではスピンが増えてくれる。かなり魅力を感じています。

直進性やアイアンの飛距離を求めるなら「TP5x」

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石井:テーラーメイドの「TP5」と「TP5x」は、前作と比べてフィーリングが大きく変わった印象はありませんでした。

鶴原:今作はコーティング部分が進化しています。設計どおりのディンプル効果を発揮しやすくするものなので、打感よりも弾道や球の飛び方に表れる進化ですね。

石井:テーラーメイドのボールは、アイアンで打ったときに球が前へ進むような感覚があります。普段より飛んだと感じることもありますね。

鶴原:「TP5x」は、アイアンで5ヤードほど飛距離が伸びることがあります。アイアンでもう少しキャリーを出したい人は注目していいと思います。

小倉:僕は初代の「TP5x」を長く使っていました。現在は以前よりソフトになっていますが、「TP5x」は直進性が高く、曲がりにくい印象があります。球をなるべく曲げたくない人には合いそうです。

鶴原:一方の「TP5」は、ウェッジのコントロールショットでもスピンを増やしやすい。振り幅を抑えてもグリーンに止めたい人には「TP5」が選択肢になります。

4モデルで幅広いニーズに応えるキャロウェイ「クロム」シリーズ

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石井:キャロウェイは、柔らかい「クロムソフト」、バランス型の「クロムツアー」、ソリッドな「クロムツアーX」に加えて、「クロムツアートリプルダイヤモンド」も登場しました。

小倉:僕は「クロムツアーX」が好きです。ソリッドな感触がありながら、ショートゲームではきちんとスピンがかかります。短いアプローチで、球が少し浮いてくれるような感覚もありますね。

石井:僕が前作との違いを最も感じたのも「クロムツアーX」です。以前はドライバーでスピンが多い印象がありましたが、今作は抑えられていて、飛距離も出ていました。

鶴原:3モデルを打ち比べると、弾道の違いが分かりやすいです。「クロムツアー」は少し高め、「クロムツアーX」はやや低め。「クロムツアートリプルダイヤモンド」は、さらに強く前へ出るような弾道になります。

小倉:「クロムツアートリプルダイヤモンド」はまだ打てていないんですよ。

石井:一番好きそうなのに(笑)。

鶴原:単純に硬くて低スピンなボールというわけでもなさそうです。「クロムツアーX」と打ち比べてみてほしいですね。

ロングゲームの低スピンが武器になる「Pro V1x レフトダッシュ」

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石井:タイトリストの「Pro V1x レフトダッシュ」は、もともとパワーがあり、「Pro V1x」でも柔らかく感じるようなゴルファーに向けて開発されたボールです。

鶴原:今作はアプローチで少し柔らかくなったように感じます。ただ、アイアンでフルショットすると、まだ芯のあるしっかりした打感です。

石井:「Pro V1x」はスピンが多く、高い弾道になりやすい。「Pro V1x レフトダッシュ」はスピンを抑え、より強い弾道を打ちやすいボールです。

小倉:僕は旧モデルの「Pro V1x レフトダッシュ」を使っています。特にロングゲームでスピンが入りにくく、飛距離が出るところが気に入っています。

鶴原:タイトリストは、モデルによってロングショットのスピン量やフィーリングは変わりますが、グリーン周りではどのモデルもしっかりスピンが入ります。

小倉:数値上の最適なボールはあっても、打感や球の飛び方を本人が気に入っていることも大切ですからね。

石井:「Pro V1」と「Pro V1x」は兄弟モデルですが、性格はかなり異なります。迷っている人は、両方を打ち比べたり、ボールフィッティングを受けたりするのがおすすめです。

3人のエースボールと選び方は?

石井:僕がベースとして使っているのは、ブリヂストンの「TOUR BX」です。現在は「TOUR BXS」と、新しい「Pro V1x レフトダッシュ」も試しています。

小倉:僕は旧モデルの「Pro V1x レフトダッシュ」です。気に入ったボールはまとめて買うので、まだ在庫があります。なくなったら、少しソフトになったという新モデルも試す予定です。

鶴原:僕もベースは「TOUR BX」です。ただ、キャロウェイの「クロム」シリーズを打ち比べた結果、自分には柔らかさと球持ち感のある「クロムツアー」が合っていると感じました。

小倉:結局は、何を最優先にするかですよね。僕はグリーン周りを重視します。狙った高さで球が出て、きちんとスピンがかかるボールが好きです。

鶴原:ロングショットはこのボール、アプローチは別のボール、パッティングはまた違うボールがいいと考え始めると、ボール選びは完全に沼ります(笑)。

石井:飛距離やスピン量だけでなく、打感や打音で選ぶ人もいます。自分が何を重視するのかを決めて、実際にコースで試すことが大切ですね。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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