桑木志帆が全英女子を制覇! プレー、ファッション、人柄で英国ギャラリー&メディアを魅了
プレーだけではない。ファッション、そしてまつ毛やネイルにも注目が集まった。
昨年「81」の苦い経験を乗り越え、リンクスで好プレーを展開
それから1年。舞台はイングランドのロイヤルリザム&セントアンズGCへと移った。昨年同様、強風が吹き荒れるリンクスだったが、桑木は初日に5アンダーをマークして2位タイと好スタート。昨年、苦杯をなめた2日目も1つスコアを伸ばし、通算6アンダーの単独2位で決勝ラウンドへ進んだ。予選ラウンドを通して落ち着いたプレーで上位をキープし、昨年の悔しさを糧にした成長を印象づけた。
3日目はスコアを落としたものの、通算4アンダーの2位タイと上位をキープ。首位とは3打差と、十分に優勝を狙える位置で最終日を迎えた。
最終日、ピンチでも動じないプレーでプレーオフに
続く5番(Par3)では1オンに成功したものの、短いパーパットを外してボギー。嫌な流れになりかけたが、好調なショットを武器にその後はパーを重ねた。そして9番(Par3)ではピンそばにつけたバーディパットを沈め、さらに短いPar4の13番では1オンを狙ってグリーン左のバンカーへ入れながらも、見事に寄せてバーディ。5アンダーまでスコアを伸ばした。
この頃には上位陣が次々とスコアを落としており、桑木はトップタイに浮上。その後もパープレーを続けると、さらに後続組がスコアを落としたことで、ついに単独首位に立った。この桑木の落ち着きぶりは、バッグを担いだ小田亨キャディも評価。「僕もびっくりするくらい冷静でしたね」と、桑木の精神的な成長を感じていた。
単独トップの5アンダーでホールアウトした桑木は、後続組の結果を待った。結局、18番で超ロングパットを沈めてバーディを決め、5アンダーまでスコアを伸ばしたエスター・ヘンゼライト(ドイツ)とのプレーオフとなった。
プレーオフの大ピンチは、小田キャディの一言で冷静に切り抜けた