【マークダウンで狙うならどれ?】キャロウェイ歴代ドライバー3モデル打ち比べ!Ai SMOKE・エリート・クアンタムを識者2人が解説
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キャロウェイ歴代3モデルを打ち比べ
鶴原:僕らは仕事もあるしギア好きなので毎年買い替えていますけど、今ゴルフクラブの値段が高くなっているんです。マークダウンした今だから、前作のエリートやAi SMOKEを買う人もいると思います。クラブの進化や違いなどを説明しながら打っていきましょう。
パラダイム Ai SMOKE MAXドライバー(2024年発売/シャフト:TENSEI 50 for Callaway S)を試打
鶴原:AIが設計したフェースはその前から使われていたけど、Ai SMOKEで一番変わったのは、ゴルファーの打点だけでなく、スイングのパス(ヘッド軌道)やアタックアングルもAIに計算させて、モデルごとにそのプロファイルを変えて作られていたことです。本当にえげつない。
小倉:フェース面でミスを軽減するメーカーは最近いくつか出てきました。
鶴原:多くなったけど、「AIを使ってアタックアングルや軌道のアウトイン・インサイドアウトまでゴルファーに合わせます」というのがすごいわけですよ。
鶴原:Ai SMOKEのシリーズはスタンダードモデルがMAXです。シリーズによってスタンダードの位置づけのモデルが無印になったりMAXになったりと変わります。
鶴原:Ai SMOKE MAXにはスライディングウェイトがついていて、振り心地や球のつかまりを変えられる。あとAi SMOKEの特徴として、ポンと置いたときにフェースが開いて見えるんです。僕はちょうどいいんですけど、「開くね」という人もいます。
鶴原:この打感は好きなんです。
小倉:乾いていて、ちょっと弾きが強いですよね。
小倉:さらに2個進化したものをこれから打つんですよ(笑)。今打っても改めて、曲がりにくさや直進性の高さは全然劣らないですね。
鶴原:AIフェースのおかげで左右に飛ぶ幅を狭めてくれるのと、スピン量が安定するのがこのモデルあたりから始まっていると思う。スピン量が安定すれば飛距離も落ちづらいし、吹け球や引っ掛けた球のどちらも出づらくなる。最新モデルを予算的に買えない人は、この世代以降のモデルで考えた方がいいと思います。
鶴原:Ai SMOKEはまだ新品があるんですか?
小倉:自分が見る限り1モデルだけ残っています(2026年5月末現在)。曲がりにくさや安定感という意味では、まだまだ戦えるいいドライバーです。
鶴原:これを今新品で買えるならお買い得ですね。
エリート(スタンダードモデル/2025年発売/シャフト:VENTUS GREEN 50 for Callaway S)を試打
鶴原:まあ、去年の話なのでね。エリートの場合はMAXがつかないモデル、無印がスタンダードです。Ai SMOKE MAXにはスライディングウェイトがついていましたが、エリートでは3ポジションに付け替えられるウェイトポートになっている。
小倉:フェース面もまた進化したんですよね。
鶴原:エリートのAIフェースは「コントロールポイント」が増えました。ゴルファーはフェース面のいろんな所で打つわけですが、エリートは「Ai 10x FACE」というコントロールポイントを、Ai SMOKE MAXと比較して10倍の25,000ポイントに増やして補正精度を高めている。結果、弾道の着弾点がより狭まる。Ai SMOKE MAXよりも曲がらなくなった点が一番のポイントです。
小倉:シャフトは純正で、ブランドが変わりました。フジクラの50g台、VENTUS GREEN 50 for Callaway(S)です。
小倉:Ai SMOKEはグロスの少し輝いた感じでしたが、エリートはマットになったんです。これが少し引き締まった感じに見えて、小ぶりっぽく見える。十分デカいのでやさしくは見えますけど、小ぶりっぽい。あと、塗装の問題かもしれないですけど、すごくシャローに見えて、より球が上がりそうな感じがします。
小倉:少しAi SMOKE MAXよりもヘッドターンがしやすくなっている印象です。打点がバラついても初速が落ちない感じがする。やさしいのは正直Ai SMOKE MAXかもしれない。安定して振って球を前に飛ばしてくれるのは、エリートの方が飛ぶ感じがします。
鶴原:シャフトが全然違いますね。Ai SMOKEのTENSEIもしなるけど、エリートはしなり方が違う?
小倉:しなるポイントがだいぶ違いますね。
鶴原:球が強い感じは歴代のキャロウェイのクラブで感じるんですよ。スピン量も他メーカーに比べると全体的に少なめで、強く前に出るという印象は、スタンダードモデルを打っていても感じます。
鶴原:エリートのスタンダードモデルなのでクラウンはマット仕上げになっていますけど、エリート トリプルダイヤモンド系だと全部グロスになったんです。段差もない、境目もない感じだった。トリプルダイヤモンド系はだいぶ変わったんですけど、フォルムなどの印象は変わらないです。これはAi SMOKEと迷うところですね。
クアンタム MAX(2026年発売/シャフト:ATHLEMAX 50 S)を試打
鶴原:1回外さなければいけないので調整方法が面倒になったんですけど、たぶん構造的にはこの方がメリットがあったんだと思います。
小倉:中のウェイトが粘度みたいな柔らかい素材に包まれているんです。自分好みの重心にしようと思って柔らかい素材を取って打ったら、ガキーンという音がして、消音効果もあるようです。
鶴原:なるほど。ウェイトはちょっと位置を変えただけでも音とかが変わってきますね。
小倉:今回のクアンタム MAXはAIフェースはもちろん、構造自体が変わりました。
鶴原:TRI-FORCEフェース(3層構造のフェース)になっていて、表面はチタンでその後ろにポリメッシュがあり、さらに裏側にカーボンが入っているフェースになっています。
小倉:これによって初速を出しやすくしている。
鶴原:そこを一番注力しているのが、クアンタムシリーズです。
小倉:顔はグロスに戻って、Ai SMOKEと同じになった感じですね。
鶴原:Ai SMOKEのツートンの感じが人気があったみたいです。だから戻しました、みたいなことになると思います。
小倉:大きく見えるのがメリットとしてもあるのかなと思います。
鶴原:アライメントが取りやすいとかもあるのかな。
鶴原:今は標準の状態でヒール側が重くなっていますが、この状態だと少しつかまりますか?
小倉:つかまります。振れば振るほどヘッドがターンしていく感じになるので、フック系が嫌な人はウェイトの位置を変えた方がいいかなという感じがします。
小倉:私はデカイです(笑)。左に行くイメージが湧かないのが、歴代のキャロウェイどれもいいですね。
鶴原:これもまたシャフトの感じが変わりました。
小倉:どちらかというとAi SMOKE MAX側に似ているというか、これはシャフトの効果なのかもしれないですね。
鶴原:自分ではもっと左に行った雰囲気だったんですけど、そこまで左に行っていない。ちょっとストレートフェード気味が好きなんです。曲がらない感じがします。ガッツリつかまえにいってもあれくらいか、みたいな感じでスピン量が安定するなと感じる。フィーリングはこのモデルの方が少し球持ちがいい。曲げたくないけど低スピンで強めの球を打ちたい人と、このフィーリングが好きな人には、クアンタム MAXはいいと思います。
3モデルを打ち比べた印象
鶴原:久しぶりに打って、やっぱりいいなと思ったのはAi SMOKE MAXです。フィーリングも見た目も、好みの問題もあり僕の意見ですけど、あとは強い球で飛ばしやすい。全体的なトータルバランスでいうと、僕はAi SMOKE MAXが一番好きです。
操作感もいいし、打点がズレても球の感じが変わらなかった。距離を求めるなら間違いなくクアンタム MAX、安定感を作り込むならエリート、調子が悪いときにどうしてもドライバーを打たないといけないならAi SMOKE MAX、という感じでした。
小倉:見た目も似ていますし、考え方の基本的な部分も似ていますね。
鶴原:ヘッドの挙動もちょっと似ている感じがする。少し違う雰囲気があるのがエリートかな。
小倉:エリートはシャフトも違ったし、Ai SMOKE MAXとクアンタム MAXはシャフトの感じも似ていました。好みは明確に分かれるような気がします。
鶴原:この3モデルを打ってみれば、どれがいいか自分でも分かると思います。正直Ai SMOKE以降なら最新テクノロジーの恩恵を受けられると思うので、この辺から考えるのがいいんじゃないかと思います。
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