データ分析・二軍で光る男たち2026

【二軍で光る男たち】3つのランキングでロッテ選手が1位に 一軍昇格への近道は落ちる系への対応?

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 各球団のファームでは、若手選手やベテラン選手がそれぞれアピールを続けている。今回はファーム・リーグ東地区のランキングから、一軍昇格や支配下登録を目指す選手、さらなる飛躍が期待される選手たちの動向をデータから追っていきたい。

※表データはすべて2026年7月26日終了時点。本文は7月30日時点

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楽天の高卒3年目右腕に飛躍の兆し

【データ提供:データスタジアム】

 被打率ランキングでトップに立ったのは楽天の高卒3年目右腕・坂井陽翔。今季ここまでは二軍で8先発を含む14試合に登板。計59回2/3を投げ、防御率2.72をマークしている。7月23日のオイシックス戦では6月2日以来の先発マウンドに上がり、3イニングを無安打に抑えた。今季は着実な成長を示しており、一軍でのさらなる飛躍にも期待がかかる。2位のウォルターズは7月9日の広島戦で一軍登板に臨み、リランソ、キハダとともに継投でのノーヒットノーランを達成。7イニング無安打の快投で快挙の立役者となり、来日初勝利を飾った。3位の孫易磊は7月14日の二軍戦で1イニングを三者凡退に抑えると、18日に一軍へ再昇格。同日のオリックス戦では1回を無安打無失点に抑える好救援を披露した。4位には育成出身のアンダーハンド右腕・下川隼佑がランクイン。持ち球のスライダーは二軍で被打率.125を記録しており、一軍でも6打数無安打を記録している。5位にはオイシックスから石田陵馬が名を連ねた。7月14日の試合では2番手として救援登板し、3者連続三振を奪うなど2回無安打無失点の好投を見せた。

ロッテの右腕が自慢のスライダーで1位を獲得

【データ提供:データスタジアム】

 スライダー奪空振り率1位に輝いたのは東妻勇輔。一軍ではここまで1登板にとどまっているものの、二軍では22登板で防御率1.65と好成績を残している。特にスライダーは、高い奪空振り率に加えて被打率.071を記録。後半戦は一軍マウンドでのさらなる活躍に期待したいところだ。2位の金村尚真は開幕を二軍で迎えるも、6月21日に今季初昇格。以降はブルペン陣の一員として登板を重ねている。3位には打たせて取るピッチングを持ち味とする唐川侑己がランクイン。二軍でのスライダー奪空振り率は昨季の19.3%から大幅に向上しており、プロ19年目のシーズンでも進化を見せている。3位まで一軍経験豊富な投手が並ぶ中で、4位にはルーキー左腕の増居翔太が続いた。ここまでの主戦場は二軍となっているが、一軍でも2先発を含む3試合に登板。スライダーで4つの三振を奪うなど、計11回2失点と結果を残している。5位は故障の影響から育成選手として今季を迎えた福田俊。スライダーに加え、フォークも効果的に使い、前半戦は33イニングで36個の三振を奪った。

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