子どもの頃に我慢が多いと、どんな大人になりやすい?精神科医監修
子どもの頃の我慢が心に与える影響や、大人になってから現れやすい特徴とは。神谷町カリスメンタルクリニック院長・松澤 美愛先生監修のもとお届けします。
子どもの頃、我慢が多かった人はどんな特徴が出やすい?
「何が食べたい?」と聞かれても答えられない。「どうしたい?」と聞かれると困ってしまう。これは、子どもの頃に自分の気持ちを表現しても受け止めてもらえなかった、あるいは否定された経験から、感情を感じること自体を無意識にシャットダウンしてきた結果です。
長年にわたって自分の内面に目を向けることを避けてきたため、大人になっても「自分が本当は何を感じ、何を望んでいるのか」にアクセスしにくくなっています。
人に頼ることが苦手
子どもの頃に「頼っても助けてもらえなかった」「弱音を吐いたら叱られた」という経験があると、「人に頼ることは危険だ」「自分のことは自分で何とかしなければ」という信念が形成されます。自立心として評価されることもありますが、本人にとっては孤独や疲弊の原因になっていることも少なくありません。
他人を優先しすぎる(過剰適応)
常に相手の気持ちを優先する、自分の意見を言う前に相手の反応を予測してしまう、「NO」と言えない。相手に合わせることで一時的には人間関係がスムーズになりますが、自分の本当の気持ちを抑え続けることで、心身の疲弊や、ある日突然関係を断ち切りたくなるといった反動が起きることもあります。
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