データで選ぶ「前半戦MVP」セは投打とも阪神勢 パ投手は規定未到達右腕がトップに

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 スポーツナビでは2026シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。野手では「wRAA(weighted Runs Above Average)」、投手は「RSAA(Runs Saved Above Average)」(いずれもその選手が平均的な選手と比較してどれだけチームの得点貢献を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化する。今回は特別編として前半戦期間中のMVPを選出。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。
※集計対象期間:3月27日~7月26日

首位ターンを支えた鷹のスラッガーが上位に

 パ・リーグの野手部門では、リーグトップのOPSを残している近藤健介(ソフトバンク)が1位に輝いた。2位には両リーグ最速で30本塁打に到達した栗原陵矢(ソフトバンク)、3位にはリーグトップの打率.328を記録しているレイエス(日本ハム)が名を連ねた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 近藤 健介(ソフトバンク)
 今季は3、4月度の月間MVPに輝く好スタートを切ると、ここまでいずれもリーグ2位の打率.308、23本塁打を記録。持ち前の選球眼で出塁率.424を残し、OPSはリーグトップとなる1.015を誇る。さらに、勝負強い打撃で78打点を稼ぐなど、主軸としてチームの首位ターンに大きく貢献した。

2位 栗原 陵矢(ソフトバンク)
 ハイペースでホームランを量産している今季は、5月初旬から4番打者に定着。交流戦でいずれも12球団トップの7本塁打、19打点で2冠に輝くと、7月24日には両リーグ最速で30本塁打に到達。進化を遂げた打棒で、チームメートの近藤とともに強力打線をけん引している。

3位 レイエス(日本ハム)
 前半戦はリーグトップとなる打率.328に加え、いずれも同3位の21本塁打、54打点をマーク。6月には打率.400、10本塁打の活躍で自身3度目の月間MVPに輝いた。今季は持ち前の長打力に確実性も加わったバッティングで、上位争いを続けるチームを支えている。

先発再転向の右腕が堂々のトップ

 パ・リーグの投手では、開幕から抜群の安定感を見せている平良海馬(西武)がトップに立った。2位には前半戦で来日最多の9勝を挙げたエスピノーザ(オリックス)、3位には与四球の少ないピッチングが光る隅田知一郎(西武)がランクインした。

【データ提供:データスタジアム】

1位 平良 海馬(西武)
 先発に再転向した今季は、3、4月度の月間MVPを獲得。前半戦終了時点で規定投球回にはわずかに届いていないものの、ここまで15試合に登板して7勝2敗、防御率1.16をマーク。93イニングを投げて被打率.169、被本塁打は1本のみと支配的な投球を続けている。

2位 エスピノーザ(オリックス)
 今季初登板となった4月1日の西武戦で来日初完封を飾ると、以降は4連勝をマークするなど前半戦だけで9勝を記録。リーグ2位の防御率2.32に加え、15試合中13試合でクオリティースタートを達成するなど、先発陣の台所事情が苦しい中で頼もしい働きを見せている。

3位 隅田 知一郎(西武)
 前半戦は15試合に登板して7勝6敗、防御率2.52を記録。2度の完封勝利を挙げるなど、リーグトップの与四球率1.35を誇る制球力を武器に安定した投球を披露。平良とともに、先発陣の柱として西武のローテーションを支えている。

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