「松坂大輔以上の投手はいない」 日大三高・小倉全由監督が選ぶ高校野球歴代ベストナイン
「松井選手と巡り合えたらなあと、見ていましたね」
小倉:サードは松井秀喜選手ですね。対戦はしていないんですけど、やはりバッティング、飛距離。こういう選手と巡り合うことができたらなあなんて、見ていましたね。
―― 指導してみたいという思いもあったんですか?
小倉:そうですね。自分が指導したらどうなるんだろうとか、やっぱり思いますよ。素晴らしい選手ですから。
―― ショートはどなたですか?
小倉:ショートはもうPL学園の立浪選手ですね。ノックの時のグラブ捌きが本当にかっこいいんですよ。そして立浪選手は1987年の決勝で戦った時に優勝旗をPL学園の応援席に掲げたんですよ。かっこよすぎて。自分はあの時、「立浪君、優勝旗をちょっと触らせてください」って触らせてもらったんです。プロに入ってもすぐ活躍されて。プレーのかっこよさと、マスクもかっこいいじゃないですか。
外野には自分の教え子を3人並べる
小倉:外野は、自分の教え子を3人挙げさせてもらいました。レフトに原島、センターに内田、ライトに高山です。
―― 原島選手はどんな選手でしたか?
小倉:原島は夏に3試合連続ホームランを打ちましてね。プロに行かせたらどうなっていたのか。インコースをもっと軽く捌けたら絶対ドラフト1位でプロに行けると思って、4年間木製バットで練習してこいと言ったのが良かったのか悪かったのか。うちのグラウンドは両翼が95メートルあって、センターが125メートルある。そこをネットでぐるっと囲っているんですけど、全方向に場外ホームラン。そんなバッターはいないんです。飛距離という点では、自分の教え子の中ではナンバーワンですね。
―― 内田選手はいかがでしょうか?
小倉:内田は足もありましたし、肩も強かった。2001年の大会でもホームランをよく打って、全身バネの効いた選手で、やっぱり挙げたくなりましたね。
―― そして高山選手
小倉:3年の春はここって時にヒットが出なくて外したりしていたんですけど、夏の大会で5番に置いたら簡単に打ってくれるように。2011年の夏の甲子園決勝でセンターバックスクリーンに打ったあのライナーのホームランは、素晴らしい打球でしたね。あんな打球はなかなか見たことがない。自分の教え子を3人外野に並べてしまって申し訳ないんですけど、それだけいいバッターだったということで。
―― このメンバーなら3度目の全国制覇も?
小倉:卒業させたくないですよ(笑)。
――もしかすると名将対談で教え子を一番多く選んだ監督かもしれない
小倉:叱られちゃうんじゃないですかね(笑)。
小倉監督が組む夢の打順