熱波で枯れたフェアウェー、弾かれるアイアン…松山英樹の巻き返しはなるか 全英OP初日、谷原秀人の視点
熱波で「枯れた」コース…プレーへの影響は?
そして何より、熱波でコース中の芝が枯れてしまっている。それによって、パッと見た印象がまったく違ってしまっていることもあって、コースのイメージが蘇りにくい気がします。
ショット時もクラブに絡みついて、打つのが非常に難しくなるので、まずはラフを避けるというのが鉄則になります。でも、今回はそのフェスキューが枯れて茎に力がないので、ラフに入れても例年ほどには難しい状況にならない。
この影響を特に強く受けてしまった印象があったのが、松山英樹選手でした。
世界最高のアイアン、硬い地面に弾かれて…
言うまでもないのですが、フェアウェーからのアイアンショットは、地面に密着したボールを打つことになります。この時に、芝が薄くて地面が硬い状況だと、アイアンのヘッドが弾き返されやすくなる。
今年はスコットランドオープンに出場しなかったので、今回が今年初めてのリンクスでのプレーになっているはず。そこでいきなり、例年以上に芝が薄く、地面が硬い状況に直面しているので、難しさがあるのかなと。
2日目以降に向けては、とにかく練習場で調整するしかないのですが、気をつけなければいけないのは練習場とコースのコンディションの違いです。見る限り、練習場だけは芝が青々としている。そこでいくら調整をしても解決にはつながらないので、芝が枯れている場所を探して打つなどの工夫が必要になると思います。
初日をみるかぎり、パターはいい感じで打てている、ということもあります。今大会もまずは予選を通過して、週末に見せ場をつくってほしいです。