帝京・前田三夫元監督が選ぶ「甲子園史上最強チーム」 球史に残る智弁和歌山との死闘を回顧
数々の名将が率いたチームが頂点を競い、多くの伝説が生まれてきた。今回は帝京高校野球部を長年率いた前田三夫氏に、指揮を執る中で最も「強い」と感じたチーム、そして球史に残るあの名勝負について、存分に語ってもらった。
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名将が語る「最強」の3校
前田:3つ挙げるなら、まずPL学園でしょうね。桑田(真澄)、清原(和博)、立浪(和義)、野村(弘樹)。どの世代でもこの辺はやはり強さを感じました。
ーーPL学園の強さとは?
前田:今で言うと大阪桐蔭のようなスケールの大きさ。そのくらいのチーム力がありました。個々の選手の力が凄かったですね。PL学園と対戦すると身構えてしまいました。プレッシャーがありましたね。
前田:相手に与えるプレッシャーも強さです。ユニフォームを着てグラウンドに入った時点で、勝負は始まっていますから。中村順司さんを崩すのは大変でした。
ーー続いては?
前田:やはり池田高校。蔦(文也)先生のやまびこ打線。当時のチームも迫力がありました。監督同士の勝負もありましたね。
前田:大きな岩が立ち塞がったような感じがしました。選手たちも凄かったですが、蔦監督のプレッシャーが非常に大きかったです。
ーーもう1校は?
前田:大阪桐蔭ですね。藤浪(晋太郎)君の時代です。
――高嶋先生(智弁和歌山・元監督)はこの年代を1番に挙げていました。大阪桐蔭の強さは?
前田:これはやっぱり選手がね。非常に優秀な選手揃ってますから。その辺の見応えがありましたね。スケールが大きかったですよ。
前田:選んだ3校は「チームの爆発力」が特に印象的ですね。