歴史的な熱波の影響、はねのけ上位にズラリ… 日本勢の好発進の理由は?エビアン選手権初日徹底レビュー
日本勢は岩井明愛が8バーディー、ノーボギーの8アンダー63をマークし、2打差の単独首位に。西郷真央も5アンダー66の3位、原英莉花が4アンダー67の8位に続いた。
2024年大会を制した古江彩佳も3アンダー68の15位と好位置につけた。日本勢の優勝はあるのか。U-NEXTの『日本勢徹底マークLIVE』で4日間解説を務める米山みどりプロが第1ラウンドを振り返る。
えっ、アイアンもいいの?すべてが充実、際立つ岩井明愛の強さ
本来なら、芝を短く刈りこむことでボールが転がるスピードを上げていく。それがメジャー仕様のセッティングです。ですが今回は、暑さで弱った芝を保護するためか、芝がそこまで刈り込まれていない。グリーンのスピードがかなり遅いようにみえました。
その意味で、やはり午前スタート組はかなり有利ではありました。中でも、岩井明愛選手のプレーは飛びぬけてよかった。前半はグリーンがまだ柔らかかったので、スコアが伸ばせたのもうなずけたのですが、徐々にグリーンが硬くなる中でも攻撃的なプレーは変わらなかった。
パターのストロークも非常に素晴らしかったので、つまりはほぼ全てのプレーに対して相当良い感触があるということなのかなと受け止めました。ぜひこのまま決勝ラウンドまで行ってほしいです。
原選手、岩井千怜選手はミスも出ましたが、それを引きずることなく終盤にバーディーを取り返していきました。結果的にも内容的にも、明日以降につながるプレーだったと思います。
メジャー覇者の古江、渋野が示す「やり切る大事さ」
「すごく硬いのにすごく遅い」への対応が遅くなれば、その分スコアが伸ばせないままにホールが進んでしまい、どんどん難しい立場に追い込まれる。でも渋野選手はショットの狙いも、パットのタッチもどんどんアップデートしていった。あの時間帯で2アンダー69をマークし、20位につけたのは、ものすごく価値のあることだと思います。