熱波のアルプス決戦、古江彩佳ら日本勢に勝機は? エビアン選手権の見どころ
日本勢は大会史上最多の16選手が参戦。2024年大会を制した古江彩佳に続く優勝はなるか。U-NEXTの『日本勢徹底マークLIVE』で4日間解説を務める米山みどりプロが大会の見どころを語る。
なぜ日本勢が活躍できるのか…コースの特徴
そしてこのコースは、日本人との相性の良さでも知られています。メジャー昇格までの1997年には、現・日本女子プロゴルフ協会会長の小林浩美プロが優勝。2009年には宮里藍プロが米女子ツアー初優勝を果たし、2011年には宮里藍プロが、2日目終了時点で単独首位だった佐伯三貴プロを逆転して再び優勝しています。
山の中腹を上ったり、下ったり、横切ったりするレイアウトのコースは、各ホールとも距離は短いものの横幅がやや狭く見え、セカンドショットも傾斜地から打つことになります。
加えて、グリーン上の傾斜も強いので、ボールが止まるところ、パットが狙いやすいところにピンポイントでショットを止める必要もあります。
日本勢にチャンスがある大会だというイメージをみんなが持てているということも、必ずプラスに働くと思います。加えて今回は日本勢が史上最多の16選手も出場することもあって、競い合うように上位に入ってきてくれるものと期待します。
メジャーの季節に照準。真の世界トップとなった2人
もともとセカンドショットの精度は非常に高い。先月の全米女子プロ選手権では、体調不良に苦しみながらも上位争いに加わり続け、19位に入っています。コンディションが整えば優勝争いに加わる可能性は十分にあるとみています。
全米女子プロ選手権では、とにかくパターが決まってくれなかったのですが、それでも12位と日本勢最上位には入ってきた。そういう100%ではない状態でも結果が出せていると、自分の中で足りないものが埋まって「行ける」となった瞬間に、最後のアクセルが踏めるようになります。
海外メジャーが2か月の間に固まっているこの時期に、古江選手も山下選手もしっかりと調子のリズムを合わせてこられるというのも素晴らしい。本当の意味で世界のトップオブトップに加わってきているのだなと、あらためて思います。