「リン ユンジュは台湾のスーパースター」 木下マイスター東京・王凱監督が語る、Tリーグ初の台湾開催と連覇への決意

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木下マイスター東京は2シーズンぶりに年間王者を奪還した 【©KINOSHITA MEISTER TOKYO】

 Tリーグで2シーズンぶりに年間王者の座を奪還した木下マイスター東京。チームを率いるのは、中国出身でTリーグ1年目からクラブに携わってきた王凱監督だ。2026-27シーズンはTリーグ史上初めて海外――台湾・新竹での開幕戦が予定されており、注目が高まっている。リーグの魅力や木下マイスター東京でプレーする台湾人選手への評価、そして連覇への決意まで語ってもらった。

2シーズンぶりの優勝、「本当に特別なものだった」

選手たちが同じ環境で練習を積み重ねることでチーム力が高まった 【©KINOSHITA MEISTER TOKYO】

――Tリーグは世界の卓球リーグのなかで、どのような位置づけにあるとお考えですか。

 世界最高峰のリーグを目指していますし、今現在でも世界トップ3か4には入っていると思っています。中国の超級リーグ、フランスリーグ・プロA、ドイツのブンデスリーガ。プロリーグを持つ国はやはり強い。Tリーグもその一翼を担っていると確信しています。

――2025-26シーズンは、2シーズンぶりの年間王者となりました。優勝の瞬間はどのようなお気持ちでしたか。

 少しほっとしたのは事実です。レギュラーシーズン25試合+ファイナルの計26試合、ずっとタフな戦いが続いてきました。選手たちも本当によく頑張ってくれたので、優勝は本当に特別なものに感じられましたね。

――チームとしての強みはどこにあったのでしょうか。

 我々木下マイスター東京は自分たちの練習施設を持っています。外国人選手も試合前に必ずチームと合流し、一緒に練習する環境が整っています。みんなが同じ環境で練習を積み重ねることで、チーム力が他のクラブよりも高いのだと思います。シーズンを通じて各選手が着実に強くなっていくのも、そこに理由があると感じています。

――前シーズンはプレーオフ進出を果たせなかったと伺いました。その悔しさが今季の原動力になりましたか。

 そうです。史上初めてプレーオフにも進出できなかったことが、選手も私自身も本当に悔しくて。「絶対に今シーズンは優勝する」という気持ちが強くありました。普段の練習から全員で同じ目標を持って頑張ってきた結果だと思います。

Tリーグ史上初・台湾での開幕戦

世界へ一歩となる台湾開催。「ものすごく楽しみ」だと語る 【©KINOSHITA MEISTER TOKYO】

――2026年7月25日、Tリーグ史上初めての海外開催が台湾の新竹県立体育館で行われます。最初にこの話を聞いたとき、どんな気持ちになりましたか。

 やっぱり嬉しかったですね。日本国内でリーグをやり続けてきたなかで、海外での開催はチームも私も体験したことがない。ものすごく楽しみにしています。

――特に、チームに台湾人選手がいることを考えると、この開幕戦は大きな意味を持ちますね。

 リン ユンジュ選手が在籍していますが、彼は台湾では本当にスーパースターのような存在です。台湾での開催は、木下マイスター東京にとって特に大きな意味を持つと思います。彼自身も「ものすごく楽しみにしている」と言っていました。Tリーグが日本だけでなく、世界へ一歩踏み出したのではないかと感じています。

――リン選手と台湾での開幕戦について話をされたことはありますか。

 はい。「台湾でやるかもしれない」という噂が入ってきた時点で、本人はものすごく喜んでいました。「もしTリーグが台湾でできたら」と興奮気味に話してくれましたね。

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