【最新モデルも型落ちもランクイン】売れているモデルは何が違う?2026年最新ウェッジ10モデルを深掘りしてみた
※リンク先は外部サイトの場合があります
第1位:タイトリスト「ボーケイ SM11」、第2位:「ボーケイ SM10」
タイトリストはボールで長年ツアー使用率の高さを誇っていますが、ウェッジに関してもボーケイは圧倒的にプロ人気が高く、こうしたランキングを見てもアマチュアにも強く支持されていることが分かります。かくいう僕も15年くらいボーケイを使い続けています。ロフトやグラインド、ロフトピッチの細かな変化はありましたが、基本的にはずっとボーケイです。
SM10とSM11の違いとして大きいのは、どのグラインドでも振り心地や出球の感覚が変わりにくいように作られていることです。ウェッジはソールの削り方によって重心位置が変わりやすいクラブです。ソール幅が広いモデルと、薄く削られたモデルでは、当然重心位置も変わってきます。そうなると、出球や振り感も少しずつ変化します。
SM11では、そうしたグラインドごとの差による重心位置のズレをできるだけ抑えようとしています。その結果、振ったときの感覚がそろいやすく、出球もそろえやすい。ソールグラインドの種類が多いからこそ、自分に合う1本を選びやすいのもボーケイの大きな強みです。逆に多すぎて迷うこともあると思いますが、そういうときはDグラインドやKグラインドのような、バンカーからもやさしく打ちやすいタイプを選んでおくと失敗しにくいと思います。結局、「ボーケイを選んでおけば間違いない」という感覚を、多くのゴルファーが持っているのだと思います。
第3位:クリーブランド「RTZ」
Zアロイは軟鉄よりも軽比重で、軽く作れるのに、強度と柔らかい打感を両立できるのが特徴です。ウェッジはもともとヘッド重量が重いクラブなので、軽く作る必要があるのかと思う人もいるかもしれませんが、軽くできればそのぶん他の場所に重量を回すことができます。たとえば重心位置を調整するためにトゥ側に持っていくとか、慣性モーメントを高めるためにトゥやヒールに配分するとか、設計の自由度が広がるわけです。
実際、多くのプロがこのRTZに乗り換えています。プロは特にフィーリングに敏感です。打ったときの乗り感や、フェースにボールを乗せてスピンをかける感覚、フルショットでも抑え込める感じなど、かなり繊細な感覚でクラブを選んでいます。そういう人たちがいいと言って使っていることが、アマチュアにも伝わってきて、この順位につながっているのだと思います。
もともとクリーブランドはウェッジに定評のあるメーカーですし、価格設定も他社より少し抑えめです。性能が良くて、フィーリングも良くて、しかも手に取りやすい。そう考えると、このRTZが上位に入るのはかなり納得です。
第4位:PING「s259」、第8位:PING「s159」
PINGのウェッジの大きな特徴は、ウェットコンディションでもスピン性能が高いことです。過去にテストした際、ドライな環境よりもウェットな状況のほうがスピンが入るのではないかという、ちょっと不思議な現象が起きていたのがこのシリーズでした。s159の頃からそういう話があり、溝やミーリング、疎水性の高い仕上げなど、いろいろ工夫していることは聞いていました。
そしてs259では、そのあたりの仕組みをより明確に打ち出してきています。ウェッジはドライな状況ならどのメーカーもかなりスピンがかかります。今の時代は、ウレタンカバーのボールと組み合わせれば十分なスピン性能が出ます。そうなると差が出るのは、雨や朝露などウェットな状況でどれだけスピンを安定させられるかという部分です。PINGはそこにかなり力を入れてきているわけです。
PINGはドライバーも人気ですし、アイアンもiシリーズやブループリントの評価が高いです。その流れでウェッジもPINGを使いたいと考える人が増えているのだと思います。昔の名作i2からの流れもありますし、ここにきてウェッジでもPINGが存在感を強めてきたと感じます。
第5位:フォーティーン「DJ-6」、第7位:フォーティーン「FR-5」
DJ-6の特徴は、やはりソールの工夫です。いわゆる2段ソールのような形状になっていて、バンカーから出しやすいだけでなく、花道やフェアウェイで少し手前から入っても抜けてくれる。逆目の芝などで突っかかりそうな場面でも助けてくれる設計です。フォーティーン自身も「史上最もダフリに強い」と打ち出しているモデルで、やさしさ重視で選びたい人にはかなり魅力があります。
誰が構えてもすっと構えやすく、操作もできてやさしさもある。ウェッジ選びで迷っている人にとって、FR-5のようなモデルはかなり安心感があると思います。
第6位:キャスコ「ドルフィンウェッジ DW-125G」
ドルフィンウェッジの特徴は、やはり独特なソール形状です。ヒール側が平たく前に出たような形で知られていますが、DW-125Gではさらにトゥ側も削られていて、全体としてかなり特徴的な形になっています。
このソール形状によって、バンカーはもちろん、フェアウェイやラフから多少手前に入っても抜けやすくなっています。ドルフィンシリーズは長年人気がありますし、セミグース系やストレートネック寄りなど、いろいろなタイプがそろっているのも魅力です。やさしいウェッジが欲しいという人には、引き続き有力な選択肢だと思います。
第9位:テーラーメイド「ミルドグラインド4」、第10位:キャロウェイ「OPUS CHROME」
今はクラブ全体の価格が上がっていて、ウェッジでも3万円を超えるものが珍しくありません。そう考えると、ひとつ前のモデルを狙うというのはかなり合理的です。
まとめ
逆に、そこまで細かく考えすぎないのであれば、バウンス角に気をつけて選べば、今のウェッジはどれを使っても大きく失敗しにくいとも言えます。ドライな状況でのスピン性能はどのメーカーもかなり高いですし、雨や朝露の違いまで体感できる場面は、それほど多くないかもしれません。
そうなると、最終的にはデザインや雰囲気で選んでいいという話にもなります。そう言うと怒る人もいるかもしれませんが、実際にそういう側面はあると思います。僕は、それも含めてボーケイが人気なのだと思っています。やはり見た目がかっこいいし、選択肢も豊富です。
ハイテク好きならクリーブランドのRTZもいいですし、もう少しシンプルで安心感のあるものがいいならフォーティーンのFR-5もいいと思います。ウェッジは本当に好みが出やすいクラブなので、このランキングも参考にしながら、自分が気に入った1本を見つけてほしいです。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ