アメリカに朗報、エースの出場停止が保留に 96年越しにベルギーの壁を破れるか
挑戦者の立場に置かれるアメリカ
W杯のノックアウトステージという舞台においても、アメリカは厳しい戦いを強いられてきた。今度のベルギー戦はチームにとって通算7度目のベスト16となるが、過去6度の挑戦で勝利をつかんだのは2002年日韓大会のメキシコ戦(2-0)のみ。残る5戦はすべて敗退しており、大舞台での勝負弱さという課題を抱える。歴史的なジンクスと大舞台での経験値、その両方でアメリカは挑戦者の立場に置かれていると言えるだろう。
最大の得点源が出場停止になるところだったが……
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのアメリカだが、この大一番で最大の試練に直面するところだった。チームの得点源であるフォラリン・バログンが、ラウンド32でレッドカードを受けて出場停止処分に。しかし、その後処分が保留され、一転して出場可能となることが発表された。彼は今大会、チームで唯一複数得点(3ゴール)を記録しており、その決定率は27.3%(シュート11本中3ゴール)と傑出している。他のチームメイトの合計決定率が12.2%(シュート41本中5ゴール)であることを考えれば、彼を欠く影響は計り知れなかった。新たな歴史の扉を開くにあたり、チームは勢いづくことだろう。