暑くなると打ちまくる「夏男」は都市伝説か? データで検証した真夏に強い打者ランキング
夏に本領を発揮する理由とは
※フォローすると試合の情報などを受け取ることができます。(Yahoo! JAPAN IDでログインが必要です)
詳しくはこちら
これを見ると、トップに立ったのはさきほども名前が挙がったレイエス。さきほどいずれの季節においても優れた打者と紹介したが、少なくとも過去2年については夏に好成績が偏っていたようだ。昨季まで3~6月のOPSは.780。そこまで傑出したものはないが、7・8月は.992。夏場に一気に成績を上げている。
レイエスに続く夏男ぶりを見せているのが平沢大河(西武)、古賀悠斗(西武)。それぞれ3-6月のOPSは.457、.520と低迷しているが、夏場になるとOPSを.200以上アップさせてきている。この2選手もレイエス同様、今季は春の時点でかなり好調な打者だけに、夏の出来も気になるところだ。
今季DeNAからソフトバンクに移籍した山本祐大も夏に強い打者だった。特に昨季は3~6月のOPSが.561。夏場に入った7月ですら.523と低迷していたが、8月に.998と大爆発。夏の中でも最も暑い8月にピークを迎える極端な夏男ぶりを見せた。今季は長期離脱により得意の夏場に試合出場できそうもないのが残念だ。
10位の森下翔太(阪神)も夏場に強い印象がある人が多いだろう。特に傾向が顕著だったのがルーキーイヤーの2023年。6月時点でOPSは.458とプロの壁に苦しんでいたが、7・8月の夏場に入ってOPS.774と一気にその能力を発揮しはじめた。さきほどレイエスについてNPBに慣れて適応できたのではないかという旨を指摘したが、この森下についても同じく環境への慣れがあったのかもしれない。「夏男」は気温などといった単純な話ではなく、夏という季節がある程度試合数をこなしたシーズンの中盤~終盤に位置することも関係しているのかもしれない。
そのほかに球界きっての「夏男」と言われる藤原恭大はトップ10には入らず11位。春に比べて夏はOPSを.118も上昇させていた。藤原について印象深いのは2024年だろう。春先は故障に苦しみ出場も少なかったが、6月末に出場登録されると以降は大爆発。不安定な立場から、8月以降はクリーンナップを任される機会も増えるなど、中心選手としての地位を確立した夏となった。
※フォローすると試合の情報などを受け取ることができます。(Yahoo! JAPAN IDでログインが必要です)
詳しくはこちら