大阪桐蔭の仕上がりは? 打倒センバツ王者を目指す有力校は? 全国屈指の激戦区「大阪」の26年夏を占う
※リンク先は外部サイトの場合があります
春夏連覇への挑戦よりも2年ぶりの夏の聖地への思いを強くして
今春の府大会は準決勝で敗れたが、黒川虎雅(3年)主将は「このままでは夏は勝てないということを教えてもらった」と前向きに捉えている。6月は週末ごとに秋田、富山などの招待試合に出向き、控え選手も経験を積んだ。
小川は富山での試合で無安打無失点を達成するなど、夏に向けて万全。またセンバツでは右肩の状態が上がらなかった吉岡が復調の兆しを見せており、6月末の練習試合では7回を無失点。ストレートが149キロを計測したように球威も戻ってきている。西谷浩一監督は「(準決勝敗退は)単に力がなかっただけ。油断しているというのも全くなくて、そんなに簡単に勝ち続けることができないということを思い知ったのでは」と春の府大会を振り返る。
5月末からは毎年恒例の夏に向けた強化練習を敢行し、酷暑を見据えた体力強化も順調に進んでいる。昨夏は府大会決勝で東大阪大柏原に惜敗し、甲子園にたどり着けなかった。黒川主将は「センバツで優勝できたことよりも、夏の悔しさは夏にしか晴らせないと思っている。3学年で力を合わせて、夏はまず大阪を勝ち切ることしか考えていない」と、春夏連覇への挑戦よりもチームとして2年ぶりの夏の聖地への思いを強くしている。
大会直前のメンバー変更により、センバツ優勝投手の川本がベンチ外となったのは確かに誤算だ。本格復帰した吉岡、小川らでどうつないでいくか。西谷監督の投手起用に注目したい。
※リンク先は外部サイトの場合があります
履正社の打線は今年も破壊力十分
祖父、父が元プロ野球選手で、中軸を打つ右の長距離砲・辻竜乃介(3年)や、同じく長打力のある金光祥玄(3年)らを中心とした打線は今年も破壊力十分だ。昨秋は5回戦で涙を呑んだが、やはり夏に向けてきっちり仕上げてきている。
その“2強”に次ぐ戦力を誇るのが大院大高だ。1年生だった昨春から剛速球を披露していた林将輝(2年)は今春の府大会で自己最速の153キロをマーク。登板のない試合は主に外野手として出場し、長打も放つ二刀流ぶりが光る。1年春からレギュラーの鶴丸巧磨(3年)、樋爪信(3年)、この春から中軸打者として気を吐く柿谷樹希哉(3年)ら野手もタレント揃いで、投打にレベルが高い。