「ブラジルに勝てる」「準決勝進出も狙える」 現地海外記者たちのリアルな森保ジャパン評
日本はダラス・スタジアムで行われた6月15日(現地14日)のグループステージ初戦で、FIFAランキング8位の強豪オランダと2-2で引き分けた。続くモンテレイ・スタジアムで行われた21日(現地20日)の第2戦では、初戦大敗後に監督を解任し、エルベ・ルナール氏を新指揮官に迎えたチュニジアと対戦。監督交代直後の不気味な存在だったが、日本は難なく4-0で快勝を収めた。
そしてダラスに戻ってきた26日(現地25日)の最終戦ではスウェーデンと1-1で引き分け、グループFを2位で通過。30日(現地29日)に行われるノックアウトステージのラウンド32でブラジルと対戦することとなった。
ここまで順調に歩みを進めているように見える森保ジャパンを、海外のメディアはどのように見ているのか。そして、このチームはどこまで勝ち進めると考えているのか。実際に日本の試合を取材した対戦国の記者や海外の記者たちに話を聞き、現場のリアルな声を集めた。
先に結論をまとめると、彼らは総じて、日本代表の組織力やチームとしての完成度を高く評価しており、近年の着実な成長にも注目している。また、多くの記者が、日本は今大会のダークホースになり得る存在だと見ている。ラウンド32で強豪ブラジルとの対戦を控えているものの、ノックアウトステージで上位進出する可能性は十分にあるとの声も少なくなかった。
ノア・ファーレ氏(オランダメディア『SBS6』)
日本はいいチームです。とてもフィジカルが強く、インテンシティも高い。オランダ戦ではカウンターをうまく使い、とてもいい戦いをしていました。スピードもあり、オランダにとっては非常に難しい相手だったと思います。
――オランダ戦で印象に残った選手
オランダ人としては、上田綺世に注目しています。彼がこれまでどうプレーしてきたかを知っていますし、W杯までその調子を維持できるのか、とても興味がありました。彼は本当に素晴らしいプレーを見せています。この夏、フェイエノールトが彼を引き留めるのは難しいかもしれません。
――日本はどこまで勝ち進めるか
かなり上まで勝ち進めるダークホースの一つだと思います。ノルウェーも上位進出が期待できるダークホースだと思いますが、日本にも同じことが言えます。日本には非常に高いクオリティーがありますし、欧州のトップリーグでプレーしている選手もたくさんいます。
※ 日本vs.オランダ取材後のコメント
タイス・スメンク氏(オランダメディア『Algemeen Nederlands Persbureau』)
オランダにとっては難しい試合でした。オランダは良い入りをしましたが、前半の日本はとてもコンパクトに戦っていました。日本は強豪相手にはコンパクトに戦いますが、格下と見られる相手にはより攻撃的な戦い方をします。だから、オランダにとっては難しい試合だったと思います。日本は強豪相手に良い戦いができるチームです。ブロックを下げて戦うことができます。ただ、自分たちが攻めなければいけない展開になると、少し難しくなるかもしれません。
――オランダ戦で印象に残った選手
特定の選手はいませんが、日本の強みはチームそのものだと思います。
――日本代表全体の印象
日本代表にはオランダリーグでプレーしている選手が多くいます。5人か6人くらいでしょうか。だから、私たちは彼らのことをよく知っています。前線の上田綺世は本当に良い選手ですし、中盤にも良い選手がいます。守備にも良い選手が揃っています。10年前、15年前よりもかなり良くなっています。日本は本当に成長していますね。
――日本はどこまで勝ち進めるか
ベスト16、うまくいけばベスト8まで行けると思います。
※日本vs.オランダ取材後のコメント