大谷翔平のスイングスピードはなぜ低下したのか? その狙いを読み解く
フルスイングからコンタクト重視へ…?
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何より関連が気になるのは、本塁打のスローペース(表2参照)。22日(※日時はすべて現地時間)も本塁打を放ち、6月6日以降の13試合で7本塁打と量産しているが、現時点ではシーズン35本ペース。4月半ばから5月半ばまでの停滞が響き、チーム79試合終了時点では、2023年より8本、2025年より9本も少ない。
読み解くべく、まずはミスディスタンスを球種別に分類してみた(表3)。そのときのパーフェクトコンタクト%(ボールが芯付近を通過し、軌道とタイミングも一致した理想的なスイング)も併せて調べてみた。最後に5月12日から6月22日までのデータも併記したが、それは後ほど触れる。
そうした一方で、表4にまとめたが、打球初速の平均、ハードヒット%(打球初速95マイル以上)も下がっており、バレルに関しては打球角度も絡んでくるが、バレル/打席の割合も下がっている。これも果たして、スイングスピードの低下が原因なのか?
バレル/PAについて一つ補足すると、今年は過去2年に比べて引っ張る打球が増加。その引っ張った打球のうち、フライ/ラインドライブの割合が低下しており、それもバレル/PAの悪化を招いているのだろう。