【人気アマが試打】FWが苦手なら注目!キャロウェイ新作「QUANTUM MINI SPINNER」「QUANTUM MINI BUFFY」を徹底比較

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今年はすでに「QUANTUM」シリーズのフェアウェイウッドが発売されていますが、新たに2モデルがラインナップに加わりました。

名前に“MINI”と付く2モデルは、従来のフェアウェイウッドとは異なる特徴を持ったモデルです。今回は「QUANTUM MINI SPINNER」と「QUANTUM MINI BUFFY」の2モデルを、オレンジマンが実際の試打データとともに深掘りしていきます。

ヘッドの種類

今回試打したのは2モデルです。

・高さで飛ばして狙う「QUANTUM MINI SPINNER」
・フェアウェイウッドを簡単にする「QUANTUM MINI BUFFY」

いわゆるコアモデルと呼ばれるスタンダードなフェアウェイウッドではなく、どちらも目的が明確なモデルです。

ゴルファーによっては待望のモデルと感じるかもしれません。

見た目で分かること

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まず「QUANTUM MINI SPINNER」ですが、第一印象は懐かしさを感じさせる形状です。

ヘッドサイズはコンパクトながらフェースは厚めで、その印象をさらに強めています。最近のフェアウェイウッドはシャローで大型化したモデルが多いですが、このクラブはどちらかというと昔のツアーモデルを思わせる洋梨形状。ヘッド後方が自然に膨らんでいて、構えた瞬間にターゲットへ向けやすい顔をしています。

さらに、やや出っ歯気味に見えるフェースはボールを拾いやすそうな安心感があります。フェースが前に出ていることで、インパクトでしっかりボールを押せそうな印象もありますね。シャローフェースとは違い、芝の上からでもヘッドを入れやすそうに見えます。

クラウンはカーボンではなく金属素材ですが、ソール側にはカーボンを採用。最近のトレンドとは逆の設計で面白い部分です。

また、番手設定が7W、9W、11Wとショートウッド専用なのも大きな特徴ですね。

一方の「QUANTUM MINI BUFFY」は、名前にMINIと付いていますが、見た目はまったくミニではありません。むしろかなり大きく見えます。

構えた瞬間にまず感じるのは投影面積の大きさと薄いヘッド形状。かなり平べったく見えますね。

どう見ても球が上がりそうな印象を受けます。サイズが大きいので操作性重視というよりは、オートマチックに打たせるタイプのクラブでしょう。難しいことを考えずに構えて振れば、それなりの結果を出してくれそうな安心感があります。

さらにクラブ長は42.25インチと短めの設定で、大きなヘッドサイズと相まって数字以上に短く見えることも特徴です。

特にフェアウェイウッドに苦手意識がある人ほど、この見た目の安心感は大きな武器になると思います。その反面、大きすぎて最初から選択肢に入らない人もいるでしょうね。

「QUANTUM MINI SPINNER」とは真逆の印象でした。

実際に打ってみた

今回の試打では、すべて純正シャフトで試打しました。

・「QUANTUM MINI SPINNER 21度」:ATHLEMAX 70(S)41.5インチ
・「QUANTUM MINI BUFFY 17度」:ATHLEMAX 60(S)42.25インチ

ヘッドスピードは42m/s前後で統一し、5球平均のデータです。

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まずデータを確認すると、とにかく球がよく上がっていました。

見た目はディープフェースで難しそうに見えるのですが、実際はかなりやさしい印象です。フェースが出っ歯気味に見えるものの、ボールはしっかり拾いやすく、ただ上がるだけではありません。スピンがしっかり入るため、グリーンで止まる弾道も期待できます。このクラブの最大の魅力は飛距離よりも高弾道性能にあると感じました。

近年のフェアウェイウッドは低スピン化が進んでいますが、「QUANTUM MINI SPINNER」はその逆を行く性能で、明確にグリーンを狙うためのクラブです。

捕まりも良く、難しさは感じませんでした。それでいて左へ行き過ぎる印象もありません。しっかり捕まるのに引っ掛ける怖さが少ないのは、アマチュアゴルファーにとって大きなメリットでしょう。フェアウェイウッドが苦手な人やロングアイアンが苦手な人、高い球でグリーンを狙いたい人にはかなりハマると思います。

また、純正シャフトも好印象でした。純正シャフトというと柔らかすぎたり頼りなかったりするモデルもありますが、ATHLEMAX 70は意外としっかりしています。リシャフトしなくても十分使えるレベルだと思います。

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こちらは打った瞬間の印象がかなり違います。まず感じたのは高い反発感です。フェースの反発性能が高く、インパクト時の爽快感がありますね。

さらにボールを拾いやすく、見た目どおりのやさしさを感じました。シャロー形状の恩恵をしっかり感じられ、多少打点がズレても球が上がってくれるのも特徴です。高さも十分で、17度というロフトを考えると上がりやすい部類だと思います。

ただ、飛距離性能については突出して飛ぶクラブではありません。それでも飛距離性能としては十分なレベルに達しています。このクラブの価値は飛距離ではなく安定感だと思います。方向性が良く、捕まりもいいので球筋も揃いやすいですね。

一方で少し気になったのは、一般的な5Wと1度しか違わないロフト設定です。実際に飛距離性能の高い5Wと比べると、大きな差は出にくいでしょう。フェアウェイウッドが得意な人からすると、必要性を感じにくいかもしれません。

それでも一般的な5Wはヘッドがコンパクトになる傾向がありますが、「QUANTUM MINI BUFFY」は逆に大型化しています。そのため打ちやすさや安心感という面では、大きなアドバンテージになっていると感じました。このクラブの価値はロフトや飛距離ではなく、ヘッドサイズとクラブ長のバランスにあります。

フェアウェイウッドが苦手な人や、3Wだけ苦手な人ほど恩恵を受けられるクラブだと感じました。

まとめ

今回試打した「QUANTUM MINI SPINNER」と「QUANTUM MINI BUFFY」は、どちらも飛距離だけを追求したクラブではなく、実際のラウンドで結果を出しやすい方向へチューニングされたモデルだと感じました。

「QUANTUM MINI SPINNER」は、とにかく高く上げてグリーンを狙いたい人向け。ショートウッドをアイアン感覚で使いたい人や、フェアウェイウッドが苦手だけどロングアイアンも難しいというゴルファーには、かなり魅力的な選択肢だと思います。ディープフェースながらやさしく、高弾道と安定したスピン性能が大きな武器になるでしょう。

「QUANTUM MINI BUFFY」は、3Wが難しいと感じている人にぜひ試してほしいモデルです。大型ヘッドによる安心感と短めのクラブ長による振りやすさが両立されており、フェアウェイからでもしっかり使っていけます。飛距離特化ではありませんが、コースで安定した結果につながりやすいモデルだと感じました。

特徴がはっきり分かれたクラブで、非常に面白い結果でした。気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

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