【ティーチングプロ&クラブフィッターが試打解説】ミニドラ愛用者にこそ試してほしい1本!キャロウェイ「クアンタム ミニ バフィー フェアウェイウッド」
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「バフィー」とは?ミニ バフィー誕生の背景
石井:1番ウッドはドライバー、2番ウッドがブラッシー、3番ウッドがスプーン、4番ウッドがバフィー、5番ウッドがクリークと、1つずつ名前がついています。実はアイアンにもついていたんです。
小倉:かつてはアイアンも番手別に名称がついていたんですけど、ナンバリングに変更になった。なんとなく言いやすいウッドだけ名前が残っています。今回の「バフィー」は名前のとおり4番ウッドですが、ただの4番ウッドではないんです。
小倉:最近のキャロウェイは、ミニドライバー、今回紹介するミニ バフィー、そしてミニ スピナーという別のショートウッドがラインナップとして出ます。長いウッド類を苦手とする人たちに向けた工夫がされている。ミニドライバーは文字通りミニですが、ミニ バフィーはヘッドではなくクラブの長さを短くして、より当てやすくしたウッドです。
ミニドライバーを愛用している人たちが、普通のフェアウェイウッドにいくとマッチしないというところがあったようです。ミニドライバーにマッチするポジションのクラブとして作られたのが「ミニ バフィー」です。ティーショットや芝からのショットをウッド類でミート率を高める、というコンセプトのフェアウェイウッド版と思っていただければわかりやすいかと思います。
石井:実際にコースで打ったんですけど、とにかくボールが浮きます。17°と言われなかったら感覚的には20°くらいで、打った瞬間にパーンと高い球が出るんですけど、ちゃんと飛んでいる。長さが短いことにも最初は気付かなくて、何か振りやすい、当てやすいと思ってパッと見たら42.25インチと書いてあって驚きました。
小倉:キャロウェイはこういう考え抜いたフェアウェイウッドを昔から作っています。あまりフィーチャーされませんが「ヘブンウッド」というモデルがあって、これは長さが長くてロフトが大きい大型ヘッドのウッド。ヘッドスピードを自分で稼げない人が、長さによってヘッドスピードを高めて高さを出し、安定した距離を稼ぐというコンセプトです。その真逆に考えられているのが「ミニ バフィー」なんです。
石井:ヘッド構造で初速も高さも出せるから、長さを短くして当てやすくしたら飛ぶ、というのは確かにそのとおり。特にミニドライバーを使っている人がフェアウェイウッドをどうするかという問題をちゃんと埋めてくるところがすごいですね。
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クアンタム ミニ バフィーを試打
石井:ヘッドが大きくてシャローなので、いかにも球が浮きそうです。
小倉:短いから、多少悪いライでも無理して当てに行けそうな気がする。今のは結構大きなミスでしたけど、前に飛んでくれます。ヘッドスピードがなくても上がるし、200ヤード弱飛んでくれたらいいでしょう。
石井:フェアウェイウッドが苦手な方向けという枠を超えている感じです。
小倉:短さがボールの当たりやすさに直結すると感じますね。ミニドライバーを長くしている自分が言うと変ですけど(笑)。
小倉:フェアウェイウッドが苦手な人向けの「仕掛け」がされているとは見た目からはまったく分からない。4番という数字も普通ですし。
石井:普通にカッコいいクラブで、使う人だけが「やさしさ」が分かる。
小倉:これをチューニングするとしたらどうしたらいいんでしょう? 長くしても意味ないし。ヘッドだけでやさしさを追求するモデルと比べると、球は強いんですよね。
石井:短さも相まってでしょうね。やっぱり小倉さん、長くしてはダメですよ。
小倉:短い分、他のモデルよりヘッドが少し重めにされているはずなんです。分解しないと分かりませんが、振り心地を考えると少し重めにする。重めになるということは当たり負けもしづらくなることにつながる。最大飛距離よりも安定して飛ばすことに力を入れて作られていると思います。安定感はこっちの方が高い。
小倉:フェアウェイウッドは今作からです。前作はユーティリティだけでした。オプティフィット4という、従来のスリーブよりもロフト角とライ角のバリエーションが増えている新スリーブを採用しています。
石井:このオプティフィット4は、ロフトを±2°調整できるんですか?
小倉:そうですね、±2°です。
石井:結構球の高さが出るので、飛ばしたかったら1つ減らす、もう少し上げたいなら増やす、とカスタマイズできるのもいいですね。これはやさしいと思います。
小倉:短いままロフトを立てて、強めの球を打ち出して方向を絞る、というチューニングもできるわけです。
石井:ミニドライバーを選ぶ時点でウッド類が苦手という人がわりと多いと思うんです。そういう人がフェアウェイウッドを選ぶときに、このミニ バフィーや「ミニシリーズ」を使うことで、ウッドが好きになるきっかけになればいいなと思います。
クアンタム MAX(5番)とクアンタム ミニ バフィー(4番)のサイズ比較
小倉:同じクアンタムですけど、ミニ バフィーの方が一回り以上大きく見えます。
石井:このミニ バフィーで通常のMAXの7番ウッドを入れてもいいし、逆にスピナーを入れてもいい。組み合わせ方はさまざまあると思います。
小倉:クアンタム MAXの5番は「長くてヘッドが小さい」、ミニ バフィー(4番)は「短くてヘッドが大きい」。コンセプトが明確化されています。投影面積が大きい分、ミニ バフィーの方が長さよりずいぶん短く見えますね(一同笑)。ギャップはありますが、ミニ バフィーの方がよりやさしく感じる。フェアウェイウッドが苦手な人には非常にいい選択肢が生まれました。
石井:ここまでやさしいんだったら、さらにこのミニ バフィーの下のミニ クリークとか作ってほしい(笑)。
小倉:ある程度芝から打つクラブなので投影面積が大きいと抵抗もある。そのバランスも含めて、芝から打つクラブの中で一番飛ばせる、ミート率を高められたクラブと考えると、非常にいいクラブだと思います。
小倉:おすすめのフェアウェイウッドです。
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