北中米W杯48チーム徹底分析「森保ジャパンの勝算は?」

海外識者が予想、森保ジャパンはW杯でどこまで勝ち進む? グループステージ勝敗と最終成績・注目選手は

スポーティングニュース

日本は優勝を目指すと公言。果たしてどこまで勝ち進めるのか? 【写真は共同】

 6月12日(現地11日)、FIFAワールドカップ2026(W杯)がアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で開幕する。

 サッカー日本男子代表は悲願のベスト8進出、そして森保一監督が掲げる「優勝」を目指して大会に臨む。グループFに入った日本はオランダ、チュニジア、スウェーデンとの対戦を予定している。グループ2位以上なら突破、3位でも他グループの状況次第でノックアウトステージ進出が可能だ。

 近年の日本代表は欧州や南米の強豪国相手にも結果を残しており、今大会への期待も高まっている。一方で、どこまで勝ち進めるかについてはさまざまな見方がある。 創刊140周年を迎えた『スポーティングニュース』では、今大会の日本代表に関するアンケートを実施。自社のグローバルなネットワークを通じて7カ国・31人のスタッフ(エディターとライター)から回答を集めた。

 回答者の多くは日本のグループステージ突破を予想。一方で、初戦のオランダ戦は苦戦を予想する声も多く、ノックアウトステージ進出の行方はスウェーデン戦までもつれるとの見方も見られた。

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オランダ優勢予想も 日本の実力を評価する声

 日本代表のグループステージ初戦は、6月15日(現地14日)に行われるオランダ戦だ。グループF突破を占う上でも重要な一戦となるが、オランダを優勢と見る声がやや上回った。

 勝敗予想では、日本勝利が22.6%、引き分けが32.3%、オランダ勝利が45.2%という結果に。オランダ優勢との見方が多かったものの、日本敗戦を予想した回答者は半数に満たなかった。日本が勝ち点を獲得する可能性も十分にあると見られていることがうかがえる。

 では、回答者たちはどのような理由からこの予想を導き出したのだろうか。



【スポーティングニュース】

<オランダ勝利予想>
 オランダ勝利を予想した回答者からは、選手層の厚さや個々の能力、国際舞台での経験を理由に挙げる声が多く聞かれた。特にフィルジル・ファン・ダイク、フレンキー・デ・ヨング、コーディ・ガクポといった主力選手の存在を評価する意見が目立つ。

「過去に3度のW杯準優勝を誇る強豪。ファン・ダイクらを擁する世界トップクラスの守備陣をどう崩すかが鍵になる」

「日本代表は歴代でも屈指の戦力を擁しているが、初戦でオランダと対戦するのは厳しい組み合わせだ。ファン・ダイク、デ・ヨング、ガクポらを擁するオランダが上回ると見る」

「オランダは個々の能力と国際経験で日本を上回っている。日本は組織力やスピードに優れるが、W杯の大舞台での経験や攻撃力の差が勝敗を分けるかもしれない」

<引き分け予想>
 引き分けを予想した回答者からは、日本の近年の成長や強豪国相手の実績を評価する声が多く寄せられた。一方で、W杯初戦特有の慎重な展開を予想する意見も目立っている。

「オランダがグループ最有力候補だとしても、初戦は慎重な試合になりやすい。引き分けの可能性は十分にある」

「日本は近年大きく成長しており、世界の強豪とも互角に戦える力を備えている。現在のオランダは過去の黄金世代ほどではないと見る向きもあり、日本が勝ち点を得ても不思議ではない」

「オランダは近年、実力国との対戦で引き分けが多い。日本も最近はブラジルやイングランドなどを相手に好結果を残しており、勝敗がつかない可能性もある」

「0-0、あるいは1-1で試合が進めば、両チームとも無理をせず勝ち点1を確保する判断をするのではないか」

<日本勝利予想>
 日本勝利を予想した回答者は少数だったものの、日本の技術力や戦術面、欧州勢相手の実績を高く評価している。

「三笘薫を欠くとしても、日本は技術面、戦術面でオランダを上回るチームだと思う」

「森保監督就任後の日本は欧州の強豪相手にも結果を残している。前回大会のドイツ、スペイン戦だけでなく、その後もドイツやイングランドに勝利しており、十分に勝機はある」

グループ突破のカギ握るチュニジア戦 日本勝利予想が多数

 グループステージ第2戦は、6月21日(現地20日)に行われるチュニジア戦だ。ノックアウトステージ進出を目指す上で、取りこぼしは避けたい一戦となる。

 勝敗予想では、日本勝利が90.3%、引き分けが9.7%。チュニジア勝利を予想した回答者は1人もおらず、日本が勝ち点3を獲得すると見る声が圧倒的に多かった。回答者の多くが、この試合をグループステージ突破に向けた“落とせない一戦”と捉えているようだ。

【スポーティングニュース】

<日本勝利予想>
 日本勝利を予想した回答者からは、両チームの戦力差に加え、日本の組織力や攻撃力を評価する声が多く寄せられた。また、グループステージ突破を目指す上で「勝利が必須の試合」と位置づける意見も目立っている。

「日本の方が総合力で上回っており、攻撃力の差が結果に表れるだろう」

「チュニジアを過小評価することはできないが、日本は攻守両面で上回っている。接戦にはなるかもしれないが、日本が勝利すると見ている」

「グループ突破のためには絶対に勝たなければならない試合だ。三笘薫の不在は痛いが、中盤が主導権を握り、試合をコントロールできるはずだ」

「チュニジアは身体能力が高く、堅守速攻を武器とするチームだが、日本のパスワークで守備ブロックを崩せるかが勝負になる」

<引き分け予想>
 引き分けを予想した回答者からは、チュニジアの守備組織やアフリカ勢特有の難しさを警戒する声が挙がった。

「チュニジアのような相手は試合展開が落ち着きやすく、日本が守備ブロックを崩すのに苦労するかもしれない」

「日本はチュニジアを上回る実力を持っているが、アフリカ勢との対戦は難しい試合になることが多い。このグループで勝ち点を取りこぼす可能性があるとすれば、この試合かもしれない」

日本優勢との見方も スウェーデン戦は接戦予想が多数

 グループステージ第3戦は、6月26日(現地25日)に行われるスウェーデン戦だ。ノックアウトステージ進出の行方を左右する可能性がある一戦として、回答者の予想も大きく割れた。

 勝敗予想では、日本勝利が51.6%、引き分けが45.2%、スウェーデン勝利が3.2%という結果となった。日本優勢との見方がやや上回った一方で、拮抗した試合になるとの予想も多く寄せられている。3試合の中で最も予想が割れたのがこの一戦だった。グループステージ突破の行方を左右する重要な試合と見られているようだ。


【スポーティングニュース】

<日本勝利予想>
 日本勝利を予想した回答者からは、近年の対欧州勢での実績や総合力の高さを評価する声が多く寄せられた。また、スウェーデンの強さを認めながらも、日本が上回ると見る意見が目立っている。

「日本は近年のW杯でフィジカルに優れる欧州勢とも互角以上に戦ってきた。今回も十分に勝機がある」

「スウェーデンにもビクトル・ギョケレシュやアレクサンデル・イサクといった優れた選手がいるが、チーム全体の戦力を考えれば日本が僅差で勝利すると予想する」

「日本の方が総合力で上回っており、相性的にも悪くない組み合わせだと思う」

「スウェーデンはフィジカルの強さやセットプレーが武器のチームだが、ここで勝ち点を獲得できればグループ突破は大きく近づく」

<引き分け予想>
 引き分けを予想した回答者からは、両チームの実力が拮抗していることや、試合状況次第では引き分けでも十分な結果となる可能性を指摘する声が挙がった。

「日本がここまでに勝ち点を積み上げていれば、引き分けでもノックアウトステージ進出に近づく。両チームにとって勝ち点1が悪くない結果になるかもしれない」

「スウェーデンはギョケレシュやイサクを擁する強力な攻撃陣を持つ一方で、守備には隙もある。両チームが得点を奪い合う展開も考えられる」

「どちらに転んでもおかしくない試合だ。スウェーデンは経験豊富な主力を擁し、日本は若さという強みがある」

「2-2や3-3のような打ち合いになる可能性もある。スウェーデンは強力なFW陣を擁しているが、守備面には不安も残る」

<スウェーデン勝利予想>
 スウェーデン勝利を予想した回答者は少数だったものの、攻撃陣の質を高く評価する声があった。

「イサク、ギョケレシュ、エランガを中心とした攻撃陣は、近年のスウェーデン代表でも屈指の破壊力を持っている。日本も善戦するだろうが、決定機を確実に生かせばスウェーデンが勝利すると見ている」

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