【ティーチングプロ&クラブフィッターが試打】最新フォージドアイアン4モデルを打ち比べ!あなたに合う1本はどれ?
フォージド(軟鉄鍛造)アイアンの素材と打感の関係
石井:フォージドは打感がいい、曲げたりしやすいといった部分も含めて人気ですよね。海外のキャロウェイや日本のブリヂストンもこういうモデルを出してくるということは、プロゴルファーが打感を求めているということだと思いますね。
今回試打する4モデルは素材の炭素含有量が違います。その違いを感じられているかというと、正直僕は疑問でもある。打っていて柔らかいとか押せる感じがするとかは、わりと後ろ側の造形によるのではと思っていた方なんです。あと、熱した鉄を急に水で冷ますと締まって硬く感じ、ゆっくり冷ますと柔らかく感じるといった製造過程による違いも大きいと思う。素材ありきではないと思っているんですけど、小倉さんはどうですか?
石井:もし逆と言われていたら、そうか?と言ったかもしれない?
小倉:プラシーボ効果は否めないと思います。でもフォージドモデルは、S15CでもS20Cでも芯に当たればどちらも気持ちいいですから(笑)。
キャロウェイ「X FORGED/X FORGED STARアイアン」を試打
石井:逆にX FORGED STARは外周部に重量配分されていて、真ん中が少し凹んでいる。芯を広くした意図を感じますね。
石井:実際にコースで打つとソールの違いで芝に当たったあとのリアクションが違いますね。
小倉:どっちも打感は芯で打つと柔らかい。本当に「柔らかい」「気持ちいい」「フェースに吸いつく」くらいしか言えない。でもこれが私にとってはとても大事で、打っていて「楽しい」「気持ちいい」がないとゴルフは楽しくない。
石井:同じ軟鉄でも、ちょっとムチッとしたものもあれば、カチッというのもありますからね。
小倉:ちょっとブレードが細くなったかな、くらいの印象はあります。
石井:ネックがすっきりしていて構えやすいです。ヒール側にボールを置いても打ちやすい感じです。
小倉:ネックの処理がはやめに入ったというか、懐が広く見えます。シュッとしてスムーズにされすぎた感もあるけど(ネックにつながるヒール側の形状が変更されている)。
石井:打感は分厚いというよりも軽さの方を感じる。
小倉:マッスルバックではなくてキャビティですからね。でも芯で打てば遜色ない感じがします。
※リンク先は外部サイトの場合があります
小倉:一番外周に重量配分されているモデルです。
石井:これがいわゆる重心距離のいたずらですね。少しフェースの長さが長い分、同じように打つとフェースがちょっと戻ってこない。でも飛ぶんですよ。
小倉:ロフトも立っていますしね。
小倉:盛り上がっていますよね。
石井:大げさに言うと丸く感じるというか、その分だけ刺しに行っても刺さらない。X FORGEDよりもある意味補助輪がついている感じがする。X FORGEDをうまく打てる人からすると、もしかしたら邪魔と思うくらいソールの特徴を感じやすいので、アイアンが苦手な人でもX FORGEDの良さを感じてもらうにはX FORGED STARの方がいいと思う。今年はX FORGEDがいいのは知っているが、X FORGED STAR推しです。
※リンク先は外部サイトの場合があります
ダンロップ「スリクソン ZXi7 アイアン」を試打
小倉:兄弟モデルのZXi5はいまだに1位2位を争っているアイアンですからね。
石井:スリクソン特有の、少しヒールが低い三角形のような顔のフェース面も特徴の1つですよね。
小倉:顔の好き嫌いはあると思います。自分はガチッとした受けがほしいので、ヒール側が低いと少し頼りなく感じる。
小倉:でも、ちゃんとダンロップ側ですよ。
石井:もちろん、ダンロップ側です。スリクソン側だなとは分かります。実はZXi7はトップブレードが厚めで、前作やその前のモデルの方がトップブレードが細かったように思う。むしろ肉厚で押せる感じが、ZXi7には求められているのかなという感じがします。
※リンク先は外部サイトの場合があります
ブリヂストン「241CB アイアン」を試打
石井:スリクソンとブリヂストンの大きな違いで、ヒール側の形状の作り込みが違います。
石井:241CBのソールは平らなんですけど、リーディングエッジとトレーリングエッジのところはちゃんと落としている。先の方は小さくなっている。あまり変わっていないと言いながらも、こういう細かいところが数度の単位でプロの要望などが反映されています。
※リンク先は外部サイトの場合があります
4モデルを打ち比べた印象
小倉:皆さんに打ってもらいたいし、軟鉄鍛造のアイアンは芯で打ったときの感触が醍醐味じゃないですか。この世界は打っていただかないと深みには来ないです。
石井:自分の腕を磨きたいという人は、ぜひこういうモデルを検討してほしいと思っています。
小倉:この感触は練習量も増やしてくれますよ。芯をくった感触は非常に忘れられなくなるので、味わいたくなる。
石井:自分に合わせてグイグイ曲げられるから。
小倉:調角もできます。ぜひこの世界に足を踏み入れてください。
※リンク先は外部サイトの場合があります
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がスポーツナビに還元されることがあります。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ