北中米W杯48チーム徹底分析「森保ジャパンの勝算は?」

FIFAワールドカップ優勝オッズ分析 本命・対抗・大穴、そして日本代表の評価は?

スポーティングニュース

現地時間7月19日、ニューヨークで優勝トロフィーを掲げるのはどのチームか 【Photo by Erica Denhoff/Icon Sportswire via Getty Images】

 2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕が近づく中、現地時間7月19日(日本時間20日)にニューヨークで行われる決勝へ向け、優勝予想オッズはすでに有力チームを中心に固まりつつある。

 ここでは、その優勝候補を詳しく見ながら、オッズから見える注目チームや、日本代表の評価について探っていく。

※記事内のオッズは『Bet365』の日本時間2026年6月3日(水)18時時点のもの

※リンク先は外部サイトの場合があります

W杯優勝オッズの上位チームは?

 オッズから見えるW杯優勝の最有力候補はスペインだ。2010年に初めてW杯制覇を果たしてから16年、さらに直近5大会のうち3度目となる欧州選手権優勝から2年が経過しているものの、今W杯予選では21得点2失点と圧倒的な強さを見せるなど、変わらぬ強さを保持している。

最新FIFAランクは6月5日付のもの 【画像作成:スポーツナビ】

 スペインを追う存在がフランスだ。8年前のロシア大会王者は、前回のカタール大会決勝では、圧巻のパフォーマンスを見せたアルゼンチン代表のリオネル・メッシによって惜しくも連覇を阻まれる結果となった。

 メッシ(13得点)とフランスのエース、キリアン・エムバペ(12得点)は、ともにW杯通算最多得点記録を持つミロスラフ・クローゼ(16得点)超えを狙える位置に付けており、今大会も注目すべき選手たちであることに疑いの余地はない。

 エムバペは今季、レアル・マドリーで悪夢のようなシーズン後半戦を過ごした。5月上旬にはアルバロ・アルベロア監督のスタッフとの激しい口論が原因となり、「Mbappe Out!!」(エムバペは出ていけ!!)と放出を求める7000万人以上の署名運動まで起きたと報じられている。

 ただし、エムバペを見限るのは早計だ。フランスの大エースは直近2大会のW杯決勝だけで4得点を挙げているように、本大会での勝負強さは折り紙付き。今大会でも母国を上位に導く原動力となるに違いない。

 そしてトーマス・トゥヘル率いるイングランドはどうか? オッズ上は優勝候補3番手だが、予選は8戦全勝、22得点無失点という完璧な成績だった。
 
 イングランドの選手層はフランスに次ぐレベルとも言われるが、主将ハリー・ケインはエムバペやスペインのラミン・ヤマル級のインパクトを残せるだろうか。

 優勝オッズでトップ5を占めるその他のチームはブラジルとアルゼンチンだ。ブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督は負傷歴の多いネイマール(ワールドカップ通算8得点)を選出した一方、プレミアリーグ組のリシャルリソン、ジョアン・ペドロ、ガブリエル・ジェズスを外すサプライズ人事を見せた。このチーム構成が本大会にどう影響するか注目だ。ラウンド32で日本代表と対戦する可能性もあり、日本のファンにとってもサッカー王国の動向から目が離せない。

 一方、アルゼンチンは今大会も当然メッシがチームの中心だ。その周囲をエンソ・フェルナンデス、ラウタロ・マルティネス、フリアン・アルバレスら豪華なサポート陣が固めており、淡々と連覇を狙っている。

日本のW杯優勝オッズ:アジア最上位国の可能性は?

『Bet365』によると、日本の優勝オッズは51倍となっている 【写真:森田直樹/アフロスポーツ】

 ブックメーカーによって差はあるものの、『Bet365』によると日本は51倍となっている。これはアジア最強国が優勝する可能性が約2%程度と見積もられている計算になる。

 最新のFIFAランキング(2026年6月5日付、以下同)で18位の日本は現在、国際親善試合で5連勝中と絶好調だ。その中には今大会の優勝候補と目されるブラジルとイングランドに対する勝利も含まれている。また、予選16試合で失点はわずか3と守備で抜群の安定感を見せた。

 当然ながら、期待されるのは4年前以上の成績だ。カタール大会ではドイツ、スペインを破ってグループ首位通過を果たしたものの、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でその後ベスト4まで勝ち進むクロアチアにPK戦の末に惜敗した。勝てば過去最高となるベスト8まで目前のところまで迫ったことは記憶に新しい。

 日本は間違いなく世界の強豪と渡り合える実力を備えており、オッズはともかく、今大会でもベスト16やベスト8を十分に狙えるはずだ。

 ただし、気になるのはプレミアリーグのブライトンに所属する三笘薫が5月9日のウルヴァーハンプトン戦でハムストリングを負傷し、代表チームから外れたことだ。世界に通用するウイングである三笘の不在は日本のプランを大きく狂わせる要素となり得る。

 一方、サプライズだったのが、39歳の長友佑都(FC東京)のメンバー入りだ。出場すればアジア男子選手初となる5大会連続W杯出場となる。ベテランの存在がチームを奮い立たせることになるのか、選出の是非を問われることになるのか、注目だ。

【画像作成:スポーツナビ】

 第2ポットだった日本はグループFに入り、オランダ(FIFAランキング8位)、チュニジア(同46位)、スウェーデン(同38位)と対戦する。

 オッズでは、日本の決勝トーナメント進出オッズは1.28倍となっており、グループFを突破する確率が高いと見られている。グループ首位通過オッズは優勝候補のオランダ(1.071倍)には及ばないものの、4.0倍が見込まれている。

※リンク先は外部サイトの場合があります

1/2ページ

著者プロフィール

スポーティングニュース(The Sporting News)は、1886年に米国で創刊されたグローバルな総合スポーツメディアです。日本版では国内外のさまざまなスポーツ情報を網羅。スポーツに関する報道・分析を通じて、スポーツ界の発展及び豊かな社会の構築に寄与します。

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント