カーリング日本選手権は2030年五輪への第一歩 各チームに新戦力加入、注目カードは?
初の首都圏開催となった昨大会は男女共に決勝は大接戦となり、男子はメジャー決着、女子はエキストラエンド決着という近年稀にみる激戦を、男子はSC軽井沢クラブ、女子はフォルティウスが制した。今季はどんなドラマが待っているだろうか。
世界ツアーで結果を出した若手チームが悲願の初優勝を狙う
そのSC軽井沢クラブと8日の初戦で対戦するKiT CURLING CLUBは、今季後半から北見工大の青柳剛を加えた。リードに目黒良太を置き、青柳はセカンド、サードに日本代表に数シーズンスポット参戦して経験を積んだチャンスメーカーの臼井槙吾、スキップを2018年平昌五輪代表の平田洸介が担う。まずは2次リーグ進出が現実的な目標ではあるが、どのチームもアイスが読めていない初日からショットが噛み合えば3年ぶりのファイナルも狙えるポテンシャルは秘めているだろう。
男子Cブロックはこの2チームを軸にミックスダブルス王者の青木豪を擁する札幌国際大、ジュニア日本代表のチーム佐藤が追う展開となりそうだ。京都CAは横浜初勝利を目指す。
男子Dブロックは昨年決勝で惜敗したLOCOSOLARE、3位のコンサドーレが軸になるだろう。
SC軽井沢クラブの谷田同様、LOCOSOLAREは宿谷涼太郎、コンサドーレは中原亜星、それぞれフィフスにオールラウンダーを抜擢して準備万端だ。
LOCOSOLAREは昨大会決勝のエキストラエンドまでSC軽井沢クラブと戦った経験がある。コンサドーレは昨年9月の五輪代表候補決定戦でSC軽井沢クラブに惜敗した。LOCOSOLAREはグランドスラムに新設されたU25のタイトルを、コンサドーレは3月の軽井沢国際を、それぞれ勝ち抜いた。今季は好調を保っており、どちらも勝つ理由は十分にあり、王者へ届く鋭い牙を持ったチームだ。ファイナルまでの道のりを考えると6月10日の両軍の直接対決が、王者への挑戦権の第一ラウンドといったところだろうか。