【人気アマが試打】捕まるスタンダードか、高弾道のMAX LITEか?テーラーメイド「Qi4D レスキュー」を比較

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今やアマチュアのクラブセッティングに欠かせないクラブが、ユーティリティではないでしょうか。アイアンとフェアウェイウッドの間を埋めるクラブとして、重宝しているゴルファーも多いはずです。

そんな万能クラブでもあるユーティリティが、テーラーメイドから新しく「Qi4D レスキュー」「Qi4D MAX LITE レスキュー」として登場しました。テーラーメイドのユーティリティは昔から人気モデルが多く、今回も期待値が高いですよね。

そんな「Qi4D レスキュー」「Qi4D MAX LITE レスキュー」をオレンジマンが実際に試打しました。データとともに詳しく見ていきましょう。

ヘッドの種類

今回試打したのは、2つのヘッドです。

・強弾道で飛ばす「Qi4D レスキュー」
・高弾道でやさしい「Qi4D MAX LITE レスキュー」

位置付けとして、スタンダードなモデルが「Qi4D レスキュー」、やさしさに振ったモデルが「Qi4D MAX LITE レスキュー」です。前作「Qi35」から“ツアー”というモデルはなくなりましたが、今作でも同様に発売はなさそうですね。

見た目で分かること

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まず共通しているのが、デザインに統一感があり、黒を基調にしたカラーリングで全体的に締まって見えること。デザイン面でもかなり完成度が高く、かっこいい仕様だと思います。

さらに細かいことですが、今回ちょっと印象的だったのがアライメントマークです。いつもならクラウンにテーラーメイドのロゴが入っていることが多いのですが、今回は短い縦棒のようなデザインに変更されています。意外と構えやすい印象で、たったこれだけのことでも雰囲気が変わりますね。

まず「Qi4D レスキュー」ですが、形状はかなりオーソドックス。最近はボテっとしたユーティリティも多いですが、このモデルは適度にシャープさがあります。とはいえ難しそうには見えず、絶妙なラインです。

ソール中央にはウェイトが配置されていて、低重心化を意識しているのが分かります。さらに、このモデルのみアジャスタブルホーゼルを採用。細かい球筋調整ができるので、こだわる人には嬉しいポイントです。構えたときに感じたのは、フェースがやや右を向いて見えること。捕まりすぎを嫌う人には構えやすい仕様ですね。

「Qi4D MAX LITE レスキュー」は、ヘッドサイズがやや大きめで安心感のあるモデルです。それでも大きすぎてボテっとした印象はありません。

ソールを見ると、ウェイト位置が後方に配置されています。これによって球が上がりやすくなっているのが、見た目でも分かります。重心深度をしっかり取り、“とにかく高さを出しやすくしたい”という設計意図が伝わります。

ネックは接着型。調整機能はありませんが、その分軽量化やバランス設計に振っている印象です。構えてみて意外だったのが、フックフェースではなくスクエアで、とても構えやすかったこと。フッカーでも違和感なく構えられると思います。

実際に打ってみた

今回の試打はすべて純正シャフトで行いました。フレックスはS、番手はすべて4番です。

・「Qi4D レスキュー」22度:REAX 65(S)
・「Qi4D MAX LITE レスキュー」23度:REAX 45(S)

ヘッドスピードは40m/s前後に統一し、計測データは5球平均です。

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このクラブの第一印象は、“よく捕まる”ことです。スタンダードな位置付けのクラブですが、思いのほか捕まりが良く、着弾はセンターより左に集まりました。ここは少し意外でしたね。見た目はそこまで捕まりそうに見えないのですが、実際に打つとしっかり捕まります。

前作「Qi35」シリーズは捕まりが抑えられている印象だったので、少しやさしくなった形です。「Qi35」が捕まらなかった人には、ちょうどいいかもしれませんね。

弾道は中・高弾道で、吹き上がる感じではなく前にも伸びる球でした。捕まりが良いこともあり、ライン出しのようなショットよりは、しっかり振っていきたいクラブに感じました。

飛距離に関しては、正直“ぶっ飛び系”ではありません。飛ばないクラブではありませんが、飛距離特化のクラブでもないですね。ユーティリティなので、飛距離が必要というよりは、狙った距離を打ちやすいことのほうが重要です。飛距離性能を求めるより、毎回の再現性や安定感を求める一本だと思います。

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このクラブの第一印象は、“簡単に球が上がる”ことでした。アイアンのような弾道で上がってくれるので、キャリーで攻めていけるクラブです。

ユーティリティが苦手な人には「高さが出ない」という悩みが多いと思いますが、このモデルはかなり助けてくれると思います。

スピン量はやや多めですが、その分しっかり止めることもできそうですし、弾道も安定している印象でした。楽なクラブという印象ですが、よく上がって方向性も良いので、むしろアイアン的に使える感覚があります。高さを出してグリーンを狙いたい場面では、かなり武器になると思います。

特にロングアイアンが苦手な人には、かなりおすすめしたいですね。捕まり具合も良く、基本的にはドロー傾向。自然に捕まってくれるので、無理に捕まえようとすると、このクラブの特徴でもある高弾道が出にくくなることがありました。

自分から捕まえにいく意識はなくていいと思いますが、クラブセッティングの中で他のクラブを捕まえる意識で振っている人は注意したいところです。

パワーのある人や上級者でも、シャフトやウェイトの調整次第では、よりアイアン的な使い方もできると思います。

まとめ

今回試打した「Qi4D レスキュー」と「Qi4D MAX LITE レスキュー」は、どちらも“やさしさ”を感じるモデルでした。

「Qi4D レスキュー」は、スタンダードモデルらしいバランスの良さが魅力です。見た目はややシャープで操作性もありそうですが、実際に打つとしっかり捕まってくれて、想像以上にやさしい印象でした。飛距離特化というよりは、“狙った距離を安定して打つ”ことに重きを置いたモデルですね。

「Qi4D MAX LITE レスキュー」は、とにかく球の上がりやすさが印象的でした。軽量設計に加え、深重心らしい高弾道性能がしっかり出ていて、ユーティリティが苦手な人でも簡単に高さを出せそうです。

特にロングアイアン代わりとして使いたい人には、かなり相性が良さそうでした。高弾道でグリーンを狙いやすく、キャリーで止めたい場面では頼りになる一本ですね。

気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。

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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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